わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

March 7, 2005
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カテゴリ: 仕事以外の日記
テレビで、最近の文学の状況について紹介していた。
なんか、すごいことになっているらしい。

綿矢りさとか金原ひとみとか、若い書き手が出てきたなあということはなんとなく知っていたのだが、そんなもんじゃないようだ。
とにかく、10代から20代前半の書き手が、すごい勢いで登場している。
テレビでは、今度デビューする15歳の女の子をとりあげていた。

なぜいまさら、文学なのか?
高橋源一郎は、「インターネットや携帯の普及」をあげている。つまり、書くという場面が多くなってきている。若い世代にとって、書くということは、特別なことでもなんでもない。文学というと大仰だが、もっと日常的な行為として小説を書くスタイルが出来つつある。
若い世代の文学は、てらいがない。漫画や映画的表現も平気である。絵文字とか、仲間内しかわからんのではないかと思われる表現もある。

高橋源一郎が面白いことを言っていた。


小説を書く人間が、同時に読者になって、業界を支えている。
ただ、昭和初期の作家連中も、お互いつるみあって、書いていたふしがある。「あいつがこう書いたから、こっちは、こう書く」みたいな。わりとクローズドの世界だった。だから、今の状況が特別だというわけでもない、と私は思う。むしろ、スケールが大きくなったので、いい傾向じゃないかな。

文学には「同時代の人間は何を考えているのか」を分かり合うという機能がある。ブログなんてのは、その機能を果たす最たるものである。ブログの興隆は、若い文学の盛り上がりと関連があるんじゃないかな。
今でもブログで小説を書く人はいるだろう。普通のブログでも、ある程度フィクションを交えているはずだから、みな紙一重である。
今後は、もっと意図的にフィクションブログを書く人が増えてくる。その中で、文章センスと構成力に長けた者が人気を博し、その模倣をする人たちが業界を底上げする。さらに人気ブロガーが育つ。そんな展開になれば面白いがね。





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Last updated  March 8, 2005 09:13:50 AM
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書くということ  
tamaso さん
「表現」という欲求は、誰にでもあるのかも知れません。誰かに何かを伝える、というよりも、自分というものを、文章によって表現するということです。仕事柄、小説などに触れる機会がありますが、やはりプロの作品はアマチュアの文章とは一線を画している、という実感はあります。脳に汗をかき、「面白い」物語を搾り出している、という感じがします。角田光代さんの「対岸の彼女」、表現は比較的ありきたりですが、内容・構成ともプロの仕事でした。のめり込みます。
もっとも、アマチュアの新しい表現を求める、新しいタイプの読者というものも、あっても不思議ではありません。ビジネスになる可能性も感じられます。 (March 8, 2005 10:59:28 PM)

Re:書くということ(03/07)  
tamasoさん
書きたいと思うアマチュアが増えてくれば、業界は盛り上がりますよ。その中から、プロが生まれるでしょうし、既存のプロも技を磨かないとだめでしょうしね。マンガでも、同人誌の書き手やファンたちが、業界を盛り上げているようです。面白い流れが来るんじゃないかなと思います。 (March 9, 2005 09:45:22 AM)

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