わたしは価値を創る

わたしは価値を創る

January 13, 2006
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■トヨタの奥田会長が「日本的経営」の良さを強調するスピーチを行っています。

日経新聞によると、「人間尊重」「長期的視野に立った経営」を日本的経営の根幹と見なし、それを守ったことが日本経済の復興につながったという見解を述べているようです。

■非常にごもっとも。

90年代、日本型経営が”悪の権化”のように喧伝された時期がありましたから、それに対するアンチテーゼの提言であるなら意味がありますね。

しかし、日本経済の業績が回復しつつある今になって、どうしてわざわざ言う必要があるのでしょうか。

■日本的経営の典型と見られていた「終身雇用制度」をトヨタは頑なに守ろうとしてきました。

今回の発言は、業績の悪化を従業員の解雇で乗り切ろうとするアメリカ型経営に反発してきた経営者としての矜持を示した”引退前だからの”発言だったのでしょうか。

■日経新聞が強調しているのが「この発言が短絡的に日本礼賛につながるのは間違いだ」ということです。

実際、90年代と比べて、年功序列や株式持合い、極端な株主軽視の姿勢はなくなってきています。



要するに、グローバル化が進んで、世界的に、良い経営は融合されてきたわけです。

だから、日本型、アメリカ型という分類にはあまり意味がありません。今後は特にそうなるでしょう。

■もっとも、良い経営、悪い経営という分類も乱暴ですね。

常に経営は環境にとって適切か、そうでないかです。しかも、現時点ではなく、長期的視野で見なければならないので、判断が難しい問題です。

「経営に答えはない」と言ってしまえばそれまでですが、世界中の”ベストプラクティス企業”の情報が手に入れることができる現代ですから、我々も賢くなって、ベストな経営を行って、よりよい社会の実現に寄与したいものですね。





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Last updated  January 14, 2006 12:07:36 AM
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