わたしは価値を創る

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June 14, 2012
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スイスの時計に押される中国市場で健闘 売り上げを伸ばすシチズンの地道な努力



かつて日本製の精巧な時計に窮地に陥ったスイス製時計が、復活のためにとった戦略は、ブランドの再構築でした。

「いいものを安く」ではとても日本製に敵わないので、「時計はファッションでありステイタスである」と打ち出し方を変えました。

時計という機能のついた宝飾品であり、ファッションのシンボルです。

そういえばサッカーの本田も、両腕に高級時計をしていますね^^

■顧客に対する提供価値を変えたスイス製に対して、日本製はしばらく機能勝負を続けていました。

しかし価格では中国製に敵いませんし、機能や品質もコモディティ化してしまっています。

そもそも、我々は、時計という機能を携帯電話で代用してしまっていますから、よほど飛行機の発着時に時間が気になる人以外は、腕時計をする必要性を感じません。

■そこで、日本製も遅まきながら、顧客への提供価値を変えて、中国での巻き返しを図ったという記事です。



■さて、シチズンは、当然のごとく、10万円以上をターゲットにするスイス製時計を避け、3万円以下をターゲットとする中国製時計を避け、その少し上である3万5千円ゾーンをターゲットとしました。

やり方は、スイス製の施策を踏襲しているようですね。有名人を使ったり、高級店舗を作ったりして、宝飾品としてのブランドイメージを構築しようとしています。

日本製の強みは、比較的安価で高級時計並みの機能品質を実現できること。およびそのイメージですから、それを活かした施策です。

さらには、サービス網を中国に張り巡らせて、技術に強いメーカーの特徴を活かそうとしています。

■中間層を狙うというのは、いいやり方です。支払い能力もそこそこあり、量が多い中間層は、最もおいしい市場です。

スイス製もスウォッチなどがそこを狙ってきていますが、中国にはまだ浸透しきっていないのか、あるいは露骨に「プアマンズ・ロレックス」を狙うポジショニングが受けたのか、売れているということですね。

こういう記事を読むと、中国やアジアの市場では、まだまだ広大な差別化領域が残されており、やりようによっては、日本企業も十分に戦えるということが分ります。

ボリュームゾーンを押えた後に、ハイクラスを狙うというのが、戦略の王道ですから、そこに至るまで頑張っていただきたいものです。

シチズンだけではなく、セイコーもカシオも、中国ではどのような戦略をとっているのかを聞きたいですね。

■ちなみに、今日、 メルマガ を発行しました。



この記事もそのフレームワークで見てみたら、スッキリと分りやすかったですよ^^





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Last updated  June 14, 2012 12:30:48 PM
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Re:中国で健闘する日本の時計メーカー(06/14)  
鮎川喜美江 さん
駒井さんが、コンサルしたら、日本の企業が世界でもどんどん活躍できる期待を持てます! (June 14, 2012 04:21:43 PM)

Re[1]:中国で健闘する日本の時計メーカー(06/14)  
鮎川喜美江さん

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