安西先生の提案で始まった「1年生vs2、3年生」のピックアップゲーム。流川の背番号は「23」、赤木の背番号は「33」。
「23」といえば言わずと知れたマイケル・ジョーダン。流川は左手のひじあたりにリストバンドをしてるけどこれもジョーダンと一緒。自分の1on1を起点にオフェンスをクリエイトし、ひいてはゲームそのものへも支配力を発揮していく 流川のスタイルはまさに全盛期のジョーダンそのもの。ここで一つ一つ指摘するのは面倒だけど流川のシーンは明らかにジョーダンを意識したな、と思われるシーンがたくさんある。
「33」と言えばジャバーかユーイング。他にもいっぱいいるけど。髪型、「ゴリ」、「キングコング」からはユーイング説が有力と言わざるを得ない。ただ全盛期のユーイングはパワフルなダンクはもちろん、アウトサイドからのやわらかいジャンプシュートも得意としていた。この点は赤来とは大きな違いである。
ついでにこの時の背番号もまとめておこう
「上級生チーム」 #5安田/#8角田/#12潮崎/#13木暮/S#33赤木
「新入生チーム」 #6桑田(?)/#9石井/#15??/#18佐々岡(?)→花道/#23流川
彩子さんのキャップの「ボタン」みたいな部分の個数がコロコロ変わってますね。 まあコマの大きさがバラバラだからしょうがないけど、一応、ツッコミ。(^^;
流川のフェイクにひっかっかたメガネ君の後頭部になにやら… あれはもしかしてメガネストッパー?そんなのいつもつけてたっけ? これまた追跡調査!!要チェックや!!
1-4「彩子さんのティーシャツ」
例によってレイカーズ好きの井上雄彦さん。彩子さんのティーシャツもさりげなくレイカーズ。そこにプリントされてる数字は「42・32・4・45・21・43(←48かも)」これは背番号か?レイカーズの永久欠番の可能性もあるが、 この時点では「32」のマジック・ジョンソンは多分、まだプレイしてたと思うから違うかも。
だとしたらある時点のレイカーズの主力メンバーの背番号だろう。それはおそらく井上雄彦さんのお気に入りメンバーの時期のもの。これも時間を見つけて調べるベシ!!
1-5おまけ情報 1年生にしてチャンピオンチームである上級生を倒してしまったジャバーのお話。 今月号の「DUNKSHOOT」にほんのちょっとだけど載ってる。要チェックや!!
「なーにこれぐらいやってもらわんとこっちも張り合いがないわい」とニヤリとする 赤木に対して誰の言葉かは分らないけど「赤木さん」とつぶやく声が… 赤木って後輩からは「キャプテン」って呼ばれてたんじゃなかったっけ?
彩子さんが花道にフリースローを説明するシーンのセリフ。
「さっきのようにシュート体勢に入ってる時にファウルされたりすると…」
実はその「さっき」って全く描かれてません。12番の潮崎がファウルしたらしいけど。
描いてないことをあたかも描いてあるかのように読み手に感じさせる技術は マンガがアニメと違い「コマとコマとの間」を有する表現手段である以上、とても重要だと思う。 井上雄彦さんはこんな初期から意識的に「描かない」術を身につけていたのか?やはり天才。
その後の彩子さんのセリフを考えると「シュート体勢」を描くのが自然。描かなかったのは意図的と考えるのが素直。彩子さんのセリフがあるからこそ描かないセンス。確かに、印象に残ってるシーンなのに実は作品自体には描いてない。そんなシーンも含めてやはり名作かと。やはり難しいことは上手く言えない…
赤木のシュートを叩き落す流川。ナイスブロック!! と言いたいところだけど、なぜに佐々岡が赤木をマークしている… 流川よ、最初から赤木をマークしてないとダメだよ…
「くれ!!」と桑田にパスを要求し、ワンマン速攻をしかける流川。 この時、流川の前にはディフェンスが3人。流川から見たら木暮・安田・潮崎の順。 …のはずなんだけど、流川に抜かれる順番は安田・潮崎・木暮。
木暮はいったいいつの間にゴール前まで戻ったんだ…流川より速いんじゃない?
引き続き速攻中の流川。木暮君を抜き去る技は…股抜き?!
(≧ロ≦)/ バスケでそんなことしません!!
サッカーならよくやるけど、バスケで股抜きなんて普通しないのにな~? なんで井上先生はここで股抜きなんか描いたんだろ~?経験者なのに…?
※バスケで股抜きを狙うとドリブルが不自然になるので有効ではありません。バスケのドリブルは必ず真正面から左右のどちらかにずれているので 相手の股を通すということ自体がかなり難しいと思われます。 (できないわけではありませんが・・・)
「だしてしてくれ~ゴリ~」と泣き付いて何とか試合に出る花道。この時、交代したのは…多分、佐々岡。
花道のせいでかわいそうに…いや。そうとも言い切れないかも。
この時交代しなかった「#15」はいつの間にか退部していることからすると交代した佐々岡はここで「花道と交代」というスポットライトが当たったからこそ、その後もバスケ部に残り、#200にて晴れてフルネームが明らかになるのだ。むしろ幸運だったのかもしれない。ちなみに佐々岡と石井は同じ中学だそうだ。
湘北高校バスケ部の新入生はおそらく10人。 全員が1コマに出てくることはないが、各コマをあわせて検討すると10人。
それなのに途中交代するのは花道だけなの?あとの4人は?「ほとんどがバスケ経験者」のはずだから出してあげてもいいのでは?
もしかして4人はもうこの時点でやめちゃってるのかな…?だとしたら石井君に「とんでもねー」と言われてしまった、「試合中にいなくなったヤツ」とは#15の彼ということになるのかな?これはちょっとした発見かも…(^^;
でもこの時点で6人しかいないとしたらこことちょっと整合しないかな?
>「んー新入生が割と入ってるな」(by安西先生#11)
ま、細かい整合性なんて別にどうでもいいんだけどね。
花道が赤木に泣きつく横で安西先生が熱いお茶を飲んでる。 彩子さんが入れてあげたの?あまりに自然に飲んでるけど…
みごと赤木の頭にスラムダンクを決めたシーンの花道。 アングルを計算に入れてもほぼリングの高さに顔がある。 バックボードにおでこをぶつけた時よりもジャンプ力が伸びてる? 中学まではまともに運動はしてなかったと思われるので 毎日部活やってりゃ一気に伸びてもおかしくはない。
それにしても驚異的なジャンプ力…うらやましい…
「あーめあーめふーれふーれかーさんがーと」と陽気に歌う花道の昼下がりの登校シーン。突然「あ~アメは嫌いだ」とつぶやいたかと思うと・・・ 「あーめあーめふーれふーれもーっとふれーか?」と再び陽気に歌いだす。実につかみにくい性格である。が、そんなことはどうでもよくて、
「かーさん」というフレーズの入った歌を何の抵抗もなく歌う花道。
スラムダンクには花道の「かーさん」をうかがわせるようなシーンは一切ない。死亡説すら飛び交う父親よりもいっそう謎に包まれた花道の「かーさん」。花道の鼻歌の様子からすると「かーさん」はとりあえず「健在」で花道との仲も悪くはないようだ。
赤木が授業中に和訳した英文はどんなのだったんだろう?
「彼はいった。『朝…それは希望にみちあふれた一日の始まり。 人々はその透き通るようなまぶしい光を仰ぎ そして願う。色とりどりの幸福を。」
なんとなく「有名な本の一節なのでは?」って気がするけど誰か知りませんか?情報求む。
赤木に対して「自分に一番合った 自分が心からやりたいことを やらせるべきじゃないのか?」とカッコよくきめる柔道部首相青田。
しかし…彼はいつの間に右足をいすの上に上げたんだろ~? この台詞を言う直前にあげたとしたら…ちょっとわざとらしすぎない?
赤木と木暮は最初は明らかに青田の席の右側(廊下側)で話していた。 しかし、その後青田の席が「廊下側の一番はし」であることを窺わせるシーンが。学校って普通机は壁際にあるんじゃないかな~?これって普通じゃない?
井上雄彦さんの学校は壁と机の間にけっこうスペースがあったのかな?
青田と花道が道場に行くシーン。入り口には「青田率いる柔道部」と書いてある。 柔道部専用道場があるの?それってかなりめずらしくない?名門校か?
あと道場内の看板みたいなヤツ。「鬼平…」「動静一如」の2種類が確認できる。 「動静一如」はともかく「鬼平…」ってなんてかいてあるんだろ?もしかして…
確か、晴子ちゃんの中学校は流川の富が丘中と近所の「四中」。青田が花道にみせた中学時代の写真には校門の前の写真があるけど、そこにはうっすらた「さんずい」が見える。「海」の左側のヤツね。一体ここにはどんな漢字が入ってたのだろう?気になる、気になる。
あと中2のときの写真に何となく藤井さんと松井さんに似てる人が…もしかして中学からの友達だったのかな?
「裸足にバッシュ」という信じがたいスタイルでバスケをする花道だけど、どうやら花道は普段からずっと裸足のようである。
青田につれられて道場にあがった花道はやはり裸足。なんでだろ? 夏場は靴がくさくなっちゃうと思うのだが。サンダルのすれば?
青田の回想シーンによると小学校六年の時点で赤木は173cm。さすがにでかい。 そして湘北高校バスケ部に入部した時点では193cm。4年間で20cm伸びたわけだ。大きい人はどこまでも大きくなるのはなぜだろう? そういえば晴子ちゃんはそんなに大きくないのになぁ…
扉絵で花道が飲んでる牛乳のメーカーは「霙印」。
読めねえよ!!
ってことで漢語林で調べてみました。「みぞれ」だそうです。不穏当なネタしか頭に浮かんでこないので、あまり書かずにここで終えます。
花道の不意を突き「うでひしぎ十字固め」を極める青田。しかし、右足が花道の胴体をホールドできててなく不完全な体勢だ。あの体勢なら体をひねれば簡単に外せるはず…青田は花道を試してるのか?
いずれにせよ青田が思うほど花道に格闘センスがある訳ではないのかも…
「庶民(の)シュート」。正確にはレイアップシュートである。 数あるSD語の中でも「庶民(の)シュート」はキラリと輝いている。バスケ経験者なら一度は「庶民シュート」と口にしたことがあるはず。井上雄彦さんのネーミングセンスの良さが伺われる。一言。
「これだからミーハーファンは困るのよ」と毒を吐く晴子。しかし流川がお手本を見せると聞き「キャー」とミーハーぶり全開。(^^; 当然、「ミーハー…」とつっこまれる訳だが…あれ??藤井さん??
なんとつっこんでるのは松井さんじゃなくて、藤井さんなのである。 藤井さんファンにはたまらない1コマである。
上機嫌な花道に朝っぱらから「これが16歳の腹か?」と言われてしまう高宮。まだ設定では5月ぐらいと思われるけど、高宮はもう16歳。誕生日早いな~。まさかダブってたなんてことはないよねぇ…
朝練で心地よく疲れて小池先生の授業中にぐっすりお休みの花道。夢の中でバスケットボールが突然クロネコに変わっちゃう。ネコ好きの井上雄彦さん。みごとな着地のコマ、目のアップのコマ、「スタスタスタスタ」と立ち去るコマ、と妙に描写も細かい。 井上雄彦さんの遊び心が垣間見えるワンシーンでした。
この「アメとムチ」の赤木と木暮の絶妙のバランスが面白い。部活の中心にこんな2人がいたらきっと上手くいくはず。湘北バスケ部を陰で支ええいるのはやっぱり木暮。実に得がたい人材である。
それはそうと流川の「なるほど」がGOOD!!
赤木が一週間後の練習試合を練習前に発表。対戦相手が強豪綾南(前年度ベスト4)なだけにざわつく湘北バスケ部員。 その中でも桜木はチャンスとばかりに「ギラリ」と興奮しているけど、そのすぐ横で流川も滅多に見れない表情で興奮を隠しきれてない。
作品が進みバスケに打ち込むにつれてどんどん無表情になる流川なだけに貴重な1コマ。
彦一の丸秘ノートによるとこの時湘北バスケ部員は13人。 インハイ時の背番号順に数えるとこの12人。 赤木、木暮、安田、宮城、潮崎、角田、桜木。流川、石井、佐々岡、三井、桑田
でもこの時点では三井はまだ戻ってきてないから11人。(リョータは籍はあるはず)
ということはこの時点でまだ「2人」は将来、退部する1年生が残っていたはず。
試合中に消えたとんでもねーヤツはこの2人のどっち?それとも両方?
あり?消えちゃった…再執筆中…
花道のひそかな朝練にたまたま通りがかった晴子。2人が偶然、出会うのはここだけに限らない。「マンガ」だからと言えばそれまでだけど、2人はご近所さんなのかな?
そういえば流川も同じコートに朝練をしにきてる。確か、四中と富中は近いはずだからこれはそんなに不自然ではない。
でも、和光中も近くにあるのかな?和光中時代は近隣に悪名を轟かせていた花道。しかし、晴子は花道の中学時代を全く知らなかった。だとしたら和光中が近所というのは不自然。
とすると花道は晴子に遭遇するのを期待して、わざわざ遠征してきたのか? でも、庶民シュートの練習はあくまで隠れてひっそりとやるつもりだったはず…
真相はわからないままか…
花道と晴子ちゃんが「2人だけの秘密特訓」をする公園に偶然朝練をしにくる流川。 「なぜに学校で朝練をしない…」というのも気になるけどそれは置いといて…
流川が公園に着いたのはおそらく午前6時10分頃。ウォークマンを聴きながら、自転車をスイスイとこぐ様子からして寝起きとは思えない。流川って寝起きはは悪いけど、意外と朝には強いのかな…?
いや、自転車こぎながら寝てたこともあったっけ…たまたま早く起きたのかな?
ところで、流川がウォークマンで聴いていた曲は…何だったっけ? どっかで聴いた覚えはあるけど…