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2009.12.20
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カテゴリ: 洋画(さ行)



監督・脚本・音楽・声の出演 : アリ・フォルマン


観賞劇場 : シネスイッチ銀座

公式サイトはこちら。


<Story>



映画監督のアリは、友人のボアズから26匹の犬に追いかけられる悪夢の話を打ち明けられる。
若い頃に従軍したレバノン戦争の後遺症だとボアズは言うが、アリにはなぜか当時の記憶がない。
不思議に思ったアリは、かつての戦友らを訪ね歩き、自分がその時何をしていたかを探る旅に出る。
やがてアリは、ベイルートを占拠した際に起きた「住民虐殺事件」の日、自分がそこにいたことを知る…。

戦場でワルツを - goo 映画
戦場でワルツを - goo 映画





<感想>

この日は『ゴールデンスランバー』(あとで書きますが)の試写があり、終わってからちょうどこれが始まるので、ついでに観てしまいました。
単館上映なので、ついでに行かないとなかなかチャンスがなく、見逃しそうなんで。
今年のアカデミー賞外国映画賞ノミネート作品、 『おくりびと』 と受賞を争ったということで、とりあえず観ておかないとですよね。



我々はニュースでしか実態がわからないと思います。
その事実をこうして映画にしたという試みは勇気のあることですが、同時にご本人にとってはトラウマが深くなりはしないんだろうかと、観ている方が逆に気になるくらい。
それを和らげるためのアニメーションなのかもしれません。

アニメとは言えども、臨場感がかなりあり、
戦闘の場面などはやっぱり胸が痛くなります。
今のイスラエルに生まれてしまったら、日常に戦争を意識しないといけない状況だから、
どうしようもない場面でも生き残るためには戦わないといけない。
どうにもならなくて極限状態の時の、あの「ワルツ」なんだと感じました。

自分の中の空白部分を埋める作業、恐らくそれもこの作品を作った意図なんだろうと思います。
ですがその肝心の結論がどこかに行ってしまったようにも思いました。
もしかしたら監督自身、それを言及したくなかったのかもしれません。

最後に現実の映像が出ますが、いつになったらこの叫びは収まるのかという虚しさが去来していきます。




今日の評価 : ★★☆











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Last updated  2009.12.26 07:46:24
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そうですねぇ  
KLY さん
戦争を描くのにアニメーションの技法を使ってみたというチャレンジは評価したいと思いますが、私にしたら逆に悲惨さを奪っているだけにしか見えなかったです。ラストに実写を出してくるなら全部実写でもいいとすら思ってます。

そういう社会にあってはアニメーションというある種逆説的な手段の方が訴えかける力が大きいのかも知れないとは思いました。 (2009.12.26 20:31:01)

KLYさん  
rose_chocolat  さん
こんばんは~

>戦争を描くのにアニメーションの技法を使ってみたというチャレンジは評価したい

それは斬新でしたね。
悲惨さが和らぐようでもあり、また逆に強調されるようでもあり、相反する効果があるのは興味深いところでした。

>ラストに実写を出してくるなら全部実写でもいいとすら思ってます

何故いきなりあの部分だけ実写? はありますよね。
単に悲惨さを強調したかったのか? あの実写が出てしまって、監督の最初の目的が少し焦点がわからなくなりました。

>現実としての戦争が身近にあり、子供でも銃を持って闘うのが当たり前の社会。
-----
その現実があるのとないのとでは、この映画に対しての考え方も大きく違ってくるでしょうね。
現実でも戦争なのに映画まで実写だと、耐えられないかもしれません。
(2009.12.27 20:02:53)

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