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私の生まれた福井県を代表する銘酒が 『 一本義 』 です福井県人なら誰でも知っているポピュラーなブランドで、左義長の里 『 勝山市 』 にありますもちろんせっかく来たついでに、購入しましたよ ヾ(´▽`)ゝ「一本義」 : 久保本店左義長の本番の日、久保酒造のまえは多くの人だかりがあり、何かと見ると酒饅頭が売られていましたが、私は饅頭には目もくれず酒を購入しました!明治35年(1902年)、久保仁吉が福井県大野郡勝山町(現勝山市)に、酒造業「久保商店」(現一本義久保本店)を創業。酒銘を『沢の井』とする。その後、勝山藩代々の醸造銘柄『一本義』の銘を譲り受ける。『一本義』の由来は、禅語「第一義諦」からの出典で、「最高の真理、優れた悟りの智慧を極めた境地」の意とのことです。Panasonic DMC-GH2 , LUMIX G VARIO 14-140mm/F4.0-5.8ISO 400 , f 8 , S 1/400秒 , プログラムAE , +0.33 EV , WB:曇天Jpeg撮って出し : 未加工OLYMPUS OM-D E-M5Voigtländer(cosina) Nokton 25mm F0.95 Micro Four Thirds , 25mm(35mm判換算:50mm)ISO 200 , f 4 , S 1/100秒 , 絞り優先AE(Art Filter : Pop Art type 1) , Flash:Manual, Fired, Remote Control , WB:AWBJpeg撮って出し : 未加工左はこの時期限定の『 純米あらばしり 無濾過生原酒 』で、搾りたての純米酒を、生まれた姿そのままに搾った、最初に出てくる無濾過・無加水・非加熱で、にごりのある生原酒です呑んでしまいました(#^_^#) うんめぇ~!右は奥越前契約栽培「山田錦(麹)」「五百万石(掛)」を使用した純米吟醸酒、『 伝心 』です左義長用の飾りが付いていて、かわいいですね
2013.03.08
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2週間ぶりのご無沙汰ですとても寒くなってきました 外は強風・雷で雪が降っていますさて、石川県には数々の銘酒があり、各々の酒造蔵も趣きがあります同じ酒を手に入れるのなら、直接酒造蔵を訪れて雰囲気に浸りながら、購入するのが楽しみですね (^O^)y「神泉」 : 東酒造 http://www.sake-sinsen.co.jp/index.html小松市の北、田園の広がるのどかな地にあり、石蔵の連なる酒蔵と家並みは古い文化が香ります万延年間創業の酒造りは、長い歴史のうちに加賀の風土ととけ合ったこの地の酒を生み出しました規模は小さな酒蔵ですが、長い間伝えられた心と、手造りの技で、ていねいな酒造りに徹し、大吟醸、純米、本醸造が大半の高級酒が主体の少数精鋭主義のお酒が生み出されています平成21年1月に、この酒蔵及住居の十二棟が国の登録有形文化財に指定されたそうで、格式高い酒造所ですもうひとつ、日本国政府専用機の機内酒に認定されているお酒です純米吟醸酒と「ひやおろし」の純米吟醸が残っていましたので購入しましたまだ飲んでいませんが、楽しみですね )^o^(
2012.12.09
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金沢の酒蔵めぐり 1 今回からは、金沢酒蔵組合に属する酒蔵を巡り歩いて紹介していこうと思います。 株式会社 久世酒造店くらもと: くぜしゅぞうてん郵便番号: 〒929-0326住所: 石川県河北郡津幡町字清水イ122TEL: 076-289-2028FAX: 076-289-4606代表者名: 久世 一嘉創業開始: 和暦・天明6年 洋暦・1786年最寄駅: 北陸線津幡駅下車(徒歩20分、車8分) 七尾線本津幡駅下車(徒歩5分、車2分)製造銘柄: 長生舞 能登路蔵見学: なし 杜氏: 殿田 政雄(能登杜氏) お店のサイド入り口には、陳列棚があります。 こちらが正面です。 販売のお店も広く、中にはいると社長さんの娘さんとおぼしき女性がお酒の説明をしてくれました。 お店のHPは娘さんが作成していると、HP内に書いていてありました。 お店の内部、一番目立つところの看板です! かなり、大きな蔵ですね。 お店に併設して、裏手に酒蔵所が広がっています。 酒林(さかばやし、杉玉)が工場にも下がっていますね。 蔵のHPによると、2種類の「仕込み水」 「水・・・自社地下水(硬水7.62度)と霊水『清水』しょうずの湧水(軟水3.07度)を使用」とのこと。 いままでの能登の酒蔵は、すべて軟水の「仕込み水」だったと記憶しています。 「硬水で仕込むと・・男性的でコシがあり、しっかりとした酒になる。」「軟水で仕込むと・・女性的なふくらみがあり、やわらかい酒になる。」 んだそうです。 もう一つは、自社の田にて 「米・・・自社独自の酒米【長生米】 大粒で心白がある。」を作り、その米で酒造りをしているとのこと。 こだわりが伝わってきます。 【 右 】能登路 純米吟醸3年古酒 独特の硬水仕込み長期低温発酵により、アルコールを18.0°以上にするため、純米吟醸としては、たいへんコシのある酒に仕上がっている。その酒を三年冷蔵してある為、味がまろやかになっている。とのこと。 米:自社米(長生米) 50% 五百万石 50%精米歩合 55%アルコール度数 18.3°日本酒度 +4.5酸度 1.8アミノ酸 1.8 古酒でアルコール度数も高くなるので、冷やとかロックが最高でした。辛口の部類に入りますが、甘みがあります。 古酒独特の匂い・色はほとんど目立たないほどにまろやかに熟成させてあります。 自慢のお酒に恥じない出来栄えだと思いました。 【 左 】長生舞 硬水特別純米 当社独特の硬水仕込み長期低温発酵により、アルコールを18度以上にする。それを15.8度にしたもので、他の純米酒と違い、たいへんキレのあるしっかりした酒に仕上がっている。とのこと。 米:石川門(石川県産酒米) 60% 五百万石(金沢産) 40%精米歩合 58%(ラベルでは60%と記載)アルコール度数 15.8°日本酒度 +4.0 以前この酒は、自社米(長生米)で造っていたようです。 最近、石川県の酒蔵会社はどこも好んで「石川門」を使うようになって来ました。 石川生まれの米で石川の酒を造る。石川の酒蔵会社の長年の夢であったと記載されています。 やや辛口のお酒です。冷やからぬる燗まで、広く対応できるお酒でした。
2010.06.13
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口能登の酒蔵めぐり 4ここも残念ながら、土曜日曜はお休みでした!やはり事務所はもぬけの殻で、鍵がかかっていました。見砂酒造株式会社くらもと: みさごしゅぞう 郵便番号: 〒929-1341 住所: 石川県羽咋郡宝達志水町宿4-43 TEL: 0767-28-3151FAX: 0767-28-3152 代表者名: 北谷 保二 創業開始: 和暦:慶応3年 洋暦:1867年 最寄駅: JR七尾線羽咋駅下車 4Km 製造銘柄: 朱鷺の里 酔匠 蔵見学; なし 杜氏: 榊谷 和生(能登杜氏)入り口には縄が張ってありました。 中はかなり大きな蔵で、、、ネットでの説明によりますと。。。 4千石の生産高で能登では2番目の大手蔵です。霊峰宝達山系の伏流水に恵まれ、お酒の種類は普通酒、本醸造から純米大吟醸 まで20種類近くあり、全てが地下貯蔵庫の冷暗所で保管され、特に純米・吟醸系の1千5百石は常時2度の低温に厳正管理されている。 1960年(昭和35年)、明治時代に創業した羽咋市の疋島酒造、第2次世界大戦前に創業した旧志雄町の見砂合資、江戸末期に創業した旧志賀町の加茂野酒 造の能登地域の小さな3つの蔵元が合併し、新たに見砂酒造としてのスタートを切りました。さらにその2年後の1962年(昭和37年)には、同じく能登の 酒蔵である、江戸時代・慶応年間に創業した旧中島町の山本酒造と、明治時代創業の旧冨来町にあった松田酒造が見砂酒造と合併し、同時期に旧押水町の地へ移 転を果たします。と、あります。。。 事務所も、風格ある建物。鍵がかかっていましたが、商品の陳列棚が入り口近くに見えていまして、そこから購入したかったのですが、出来ませんでした。やむなく、近くの酒屋で購入。。。 本醸造 朱鷺の里 雪 原 料 米 五百万石・山田錦 精 米 歩 合 70% アルコール度数日本酒度、酸度 15.0% +3、1.6 適 温 ◎常・温燗酒で楽しんでいます。社長の言葉では「主力は、普通毎日の晩酌に飲める範囲の、せいぜい2000円から3000円くらいの商品」 とのこと。その言葉どおりの酒と感じます。
2010.05.30
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口能登の酒蔵めぐり 3残念ながら、土曜日曜はお休みでした!事務所はもぬけの殻で、鍵がかかっていました。御祖酒造株式会社くらもと: みおやしゅぞう郵便番号: 〒929-1633住所: 石川県鹿島郡中能登町藤井ホ10TEL: 0767-77-1110 FAX: 0767-77-1315代表者名: 藤田 美穂 創業開始: 和暦:明治45年 洋暦:1912年最寄駅: 七尾線能登部駅下車(車5分)製造銘柄: ほまれ 遊穂(ゆうほ)蔵見学の実施: あり 但し、冬期間のみ杜氏: 横道俊昭(能登杜氏) ただし、現在「新酒の製造中」という張り紙がありましたので、醸造所の中で働いていたのかも知れません。非常に人気の出てきた蔵のようです。http://www.junglecity.com/readings/sakenomi/index.htmhttp://store.shopping.yahoo.co.jp/kuranosuke/cdb7cae6a1.htmlに、詳しい説明アリ。ほまれ 純米吟醸原 料 米 : 山田錦・五百万石 精 米 歩 合: 55% アルコール度数: 16.5% 日本酒度: +4 酸度: 1.6 適 温 : ◎常冷やしすぎると旨みが隠れるとの記載あり。まだ、ためしていませんが杜氏の横道氏は加賀の「菊姫」「常きげん」の農口 尚彦杜氏に師事したようです。期待が持てます。
2010.05.23
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口能登の酒蔵めぐり 2 鳥屋酒造株式会社 郵便番号:〒929-1715 住所:石川県鹿島郡中能登町字一青ケ部96 ホームページ: 電話番号:TEL:0767-74-0013 FAX番号:FAX:0767-74-1139 代表者名:川合 喜好 創業開始:和暦:大正8年 洋暦:1919年 最寄駅:JR七尾線良川駅下車(徒歩15分、車3分)バス 公民館前下車(徒歩3分) 製造銘柄:池月 みなもにうかぶ月 能登正宗 蔵見学の実施:なし 杜氏:水: 柳矢 健清 (能登杜氏)眉丈山系軟水(社屋地下80m井戸) 結構、殺風景? すみません 家業としての酒蔵が多い中、鳥屋酒蔵は珍しく血縁にかかわりない会社だそうです。住所の「一青」珍しいですよね。そうです、、一青窈(ひとと よう)さんの「ひとと」と同じ字です。一青窈のお母さんは石川県の出身で「一青」はお母さんの性だそうです。ひょっとして、この地域がお母さんの出身地かも知れませんね。中もいたって殺風景でした。(ごめんなさい)応対してくれたのは、40台ぐらいの男性。写真で見た社長さんに似ていたので、息子さんかなあ?でも、この会社は世襲制ではないとの事で、違うかも知れません。とっても親切で、お猪口を売ってくださいと頼んだら、「利き酒の品評会用のがあります」といって奥まで探しに行ってくれました。お金は、お酒の代金のみでお猪口は只でした。「池月」は美味しい酒として、かなり全国でも知られてきています。金沢のとある小売店の酒屋が発掘して、テコ入れした結果と聞いていますが、地酒ブームで有名になった美味しい酒は、こういうパターンが多いですね。小売店が酒の量販店進出に頭を悩ませた結果、生み出した結論ですね。 右側が 「池月 純米大吟醸」原料米:山田錦100%精米歩合:50%日本酒度:+3酸度:1.2アミノ酸度:1.0アルコール度:16-17%仕込み水:軟水大吟醸酒ですので、冷が最適の飲み方と思われます。まだ、飲んでいませんが、たいへん愉しみです。 左側が 「池月 純米酒」原料米:五百万石100%精米歩合:55%日本酒度:+3~+4アルコール度:15-16%仕込み水:軟水 私の燗酒の常用酒です。いつも呑んでました。とても「燗」が旨い。言う事なしです。ちなみに、"池月" とは? 水面に月が映えているような、穏やかな印象を受けますが、意外や、平家の名馬(石川県能登島町産らしい)に由来した名前なんだとか。
2010.05.04
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口能登の酒蔵めぐり 1 合資会社 布施酒蔵店 郵便番号:〒926-0802 住所:石川県七尾市三島町52-2 ホームページ: 電話番号:TEL:0767-53-0027 FAX番号:FAX: 代表者名:布施 謹一郎 創業開始:和暦:明治9年 洋暦:1876年 最寄駅:七尾線七尾駅下車(徒歩10分、車3分) 製造銘柄:天平 石動山天平寺 能登風土記の丘 蔵見学の実施:なし 杜氏:不明(おそらく社長さん) いかにも! といった店の佇まいです。。。 何回か「こんにちは!」と声をかけても、沈黙・・・・、数分して諦めかけていたら 女将さんが奥から出てきてくれました。 創業明治九年より連綿百二十年、日本酒醸造一筋とのこと。 十数年前より長期貯蔵専門に切り換え、新酒は通年販売のにごり酒のみ、 他は最低三年のエージイングを経て出荷。 従って佳撰は三年が主体、五年は上撰、特撰は三年酒、五年・七年大古酒、十年酒の原酒をこれに当てているとの事です。 ラベル絵に採用されている独特の絵柄は 息子さんが書いているとの事でした。 一度見たら忘れませんね! 左側が「純米吟醸」あらばしり、右側が5年古酒です。 「あらばしり」とは日本酒の製造過程の、醪 (もろみ)を搾った時に最初に出てくる白濁した部分。「古酒」とは 日本酒は、毎年7月から翌年6月が製造年度と定められており、通常は製造年度内に出荷されたものが新酒です。それ以外は古酒となりますが、酒類評論家のなかには「5年以下は古酒と認めない」という立場をとる人もおり、明確な定義が確立されているわけではない。なお、蔵元のなかには西洋のワインにおけるヴィンテージという考え方を導入し、ラベルに酒の製造年度を明記しているところもある。熟成することによって味 に奥行きが出るように造るこうしたヴィンテージ系日本酒は、熟成期間の長いものでは20 - 30年にも及ぶ。 説明が丁寧なラベルです。ずれて張られたラベルはいかにも家族で造っている地域密着型の古い酒蔵といった風情です。 この酒は古酒に熟成させるために造った一年生のお酒です。2009年までは本醸造だったようですが、2010年からは、私の好きな純米醸造に変更したのだと、ラベルの消し線から推察されます。 にごり酒はかなり苦手なので、好きな燗酒には出来ません。 常温と冷で呑みましたが、独特の味わいで甘口かと思いきや、かなりの辛口? 3年後の古酒が楽しみですね。 本醸造の5年古酒「能登 風土記の丘」 醸造用アルコールの表示があります。琥珀色がとても綺麗です。 熟成の重みを感じる味わいで、焼酎の古酒にも感じる独特の匂い・雰囲気が清酒にも同じように出てくるんだなあと、感心しました。 冷のストレート以外にはありえない酒です!ロックだとうすまってしまうのがもったいない気がしました。
2010.05.02
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口能登の酒蔵めぐり 奥能登の酒蔵(全11蔵)は、以前、このブログにアップしました。 この冬はおかげで美味しいお酒が飲めた訳ですが、、、 これに味をしめて、石川県の酒蔵組合連合会 に所属する全34蔵を巡ることにしました。 今回は蔵めぐりの「スタンプラリー」もありませんし、 酒蔵組合に属さない蔵もあると思うので、すべてを網羅していないかも知れません。 しかし、 蔵めぐりの楽しさに目覚めてきたのも事実で、とても愉快な一人旅を満喫しています 今回、ひとつ感じた事は、昔からの何十石~何百石といった小さな蔵の「地酒」は、以前は周辺の地元の酒飲みだけに供給されればよかったのです。しかし、一たびマスコミで美味い酒と評判になると、その質を落とさずに、増産するのはたいへんな事です。奥能登の「宗玄」のように、大きな蔵を新設して成功する例もありますが、失敗したらたいへんです。 われわれ地元のファンとしては、質を落とさずに供給量を保って、 美味しい酒を造って欲しいと切望します。倒産するのだけは困ります。 美味しい酒は蔵まで買いに行きますので! 先月、仕事の帰りに、先ず七尾市と鳥屋町を訪ねて来ました。 次回から、アップします!
2010.05.01
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お酒ネタばかりで、恐縮です 先月、奥能登清酒の酒蔵めぐりスタンプラリー応募の ご褒美として 一合はいる大きな猪口が、送られてきました通常のお猪口と比べて見てください(笑) 飲み応えがあります
2010.02.21
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奥能登の『酒蔵』めぐり 今回で最終回!奥能登を代表する『酒蔵』といってもいいでしょう。もはや、全国区ですね その11 宗玄酒造 株式会社〒927-1225 石川県珠洲市宝立町宗玄24-22代表取締役社長 大井 一星 TEL 0768-84-1314FAX 0768-84-1315公式HP:http://sogen.netclub.jp/(現在工事中) 【説明文】 創業1768年 宗玄の酒造りの歴史は古く、祖先である七尾城主を務めた畠山義春の一族が、上杉謙信の城攻めに遭い、この珠洲に逃れて宗玄と改姓した1768年に遡ります。数えれば240年、地元の能登杜氏が地元の米と地元の水にこだわりながら酒を醸し続けたのです。 宗玄の酒は甘いといわれますが、当地の「いしる」に代表される濃い味付けの郷土料理に対応する食マッチが古くからなされてきたゆえんなのです。昨今は食文化の変化に対応し、基本の哲学はそのままに、造りの工夫に挑戦をして、皆様に愛される味わいを追求しています。 力強い味わいの中にも、すっきりと切れる酒 宗玄には古くからある明和蔵と10年前に新設した平成蔵の2つの蔵があります。このことで製造量の多い普通酒は慣れ親しんだ明和蔵で造り、冷蔵設備が完備され研究開発から製造、瓶詰めまでを一貫して最新の技術で対応することが可能となりました。 (能登杜氏)坂口 幸夫 平成蔵では、高品質で繊細な吟醸系の清酒を造ると言う分離生産を行っています。 現在の杜氏は坂口幸夫が再度指揮を執り、能登杜氏の技を後世に伝承すべく復帰、再度当蔵で熟練の腕を振るっています。機械化が進んだとはいえ、当蔵の酒は「手間ひまをかけて丁寧に醸す」のが身上。力強い味わいの中にも、すっきりと切れる酒。 宗玄の酒に、是非ともご期待いただきたいと思います。 【宗玄酒造株式会社】 【説明文】創業/明和5年(1768年) 波打ち際まで丘陵が迫る能登半島の先端で、能登杜氏の技が冴え、コクのある濃醇旨口の銘酒が醸される。 本醸造クラスは棚田で栽培された地元の五百万石を用い、 四段仕込にはもち米を使用。 「造り」 「宗玄」の酒造りは、能登杜氏の出身地という地の利を生かし、 その流儀をいかんなく発揮した能登酒の典型です。 主として、粘土質で水はけの良い段々田で栽培された 地元産の「五百万石」に良質のもち米を使った四段仕込の 本醸造クラス。 兵庫県産「山田錦」による三段仕込みの吟醸・純米クラスともに 全量手造りの麹で造られています。 水は桧や杉などの美林から湧く軟水で米の旨味を生かす 造りです。 「味わい」 全国的な淡麗辛口化の中で、「宗玄」の味わいは これと正反対の濃醇甘口タイプです。 濃厚な旨味をもちながら、ベタベタとしない上品な甘口は 全国的にめずらしい美酒といえます。 宗玄 純米吟醸 原料米 兵庫産山田錦100%精米歩合 55% 日本酒度 ? アルコール度 16度人気酒です 純米吟醸酒ならでわの、お米の旨みとふくらみを味わえます。 適度なコクは、飲んだ!と言う満足感も得られ、飲んだ人を喜ばせてくれます。 宗玄・坂口杜氏の吟醸酒は旨いです。 気分良く酔わせてくれるお酒です。 最後に登場の宗玄でした。能登のいしる(魚の醤油)の料理に合う、濃厚芳醇で辛くない、いつでも手に入る純米吟醸です。油ののったブリやマグロの刺身やカニ料理には特にお薦めのお酒です。
2010.02.13
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奥能登の『酒蔵』めぐり いよいよ第5弾!残り少なくなってきましたが、輪島市に隣接する能登町と門前町の2つの蔵です! その9 松波酒造 株式会社〒927-0602 石川県鳳珠郡能登町松波30字114番地代表取締役社長 金七 政彦 TEL 0768-72-0005FAX 0768-72-2348公式HP:http://www.o-eyama.com/ (充実したHPですよ!) (能登杜氏)畑下 政美 【説明文】松波酒造は明治元年より能登半島の先端、能登町松波で能登杜氏による酒造りを続けています。 ブランド名の「大江山 おおえやま」は、先祖が京都の大江山より「酒呑童子のごとく豪快に酒を呑んで欲しい」と願いつけました。 約140年経った今でも昔ながらの道具を大切に使い、手作りの極寒仕込をしています。使用する酒米は酒造好適米の石川県産「五百万石 ごひゃくまんごく」と兵庫県産「山田錦 やまだにしき」です。水は百年以上守り続けている蔵の中の井戸水を使っています。 普通酒(旧二級酒)から本醸造酒・純米酒・吟醸酒・大吟醸酒のお酒を造っています。季節限定の”にごり酒” ”しぼりたて生原酒”もあります。 地元能登町では「能登海洋深層水」を特産品としているので、この水を使った日本酒も作っています。米は和釜の上に昔ながらの甑(こしき)を乗せてで蒸し、運ぶ時は麻布に包み背中にしょいます。 大型機械は使わずにほとんどが手作業で行われています。 モロミを搾るのは木製の槽(ふね)という道具です。 槽に残る「酒粕」も一枚一枚手作業で粕袋より取り出しています。 能登は昔から杜氏や蔵人の多い地域です。 そのため各蔵が切磋琢磨しながら全国的にもレベルの高い品質のお酒を造っています。特にこの能登町(旧内浦町)は能登杜氏発祥の地と呼ばれています。 豊かな自然と美しい空気、都会ではあまり口にできない新鮮な季節の山の幸や海の幸が身近に感じられる所です。 そのような土地で静かに醸されたお酒で す。 能登を訪れた時にはお食事や風景と共に楽しいひと時を大江山と味わって欲しいと思います。気さくな女将さんが作るHPやブログは必見ですよ!金冠大江山 純米吟醸 原料米 兵庫産山田錦 石川産五百万石精米歩合 50%使用酵母 協会1401号日本酒度 +4アルコール度 17~18度純米吟醸としては辛口系でしょうか? 私の好きな『燗酒』に合うかなぁ?! 少し甘い香りがあり、コクのある深い味わいとの事、まだ飲んでいませんが楽しみです! その10 中野酒造 株式会社〒927-2152 石川県輪島市門前町広瀬ニ 5-2代表取締役社長 中野 隆 TEL 0768-42-0008FAX 0768-42-0008 (能登杜氏)おそらく社長さん? 【説明文】 味ののった、飲み応えのある酒造りを追求1864年、櫛比の庄(現在の門前町)総持寺の近くにて創業。現在6代目が小さいながらも個性的豊かな酒を醸し続けている。当主は、前身が航空自衛隊航空救難員という蔵元としては珍しい職歴を持つ。酒造りの世界に足を踏み入れて、以降、「味ののった、飲み応えある酒造り」を追求し続けている。 小さな蔵だからこそ、の味をお楽しみください。名水百選の一つである古和香水の水源に近接する湧水を蔵まで引き、厳選した酒造好適米を持いて50余石を丁寧に醸している。このあまりにも小さな造りは、町内の需要を満たす量であり、町外には出荷していない。 50石ですよ!50石!めったに、手に入るものではありませんが、能登空港のショップに『大吟醸』酒がおいてあるようです!やはり、震災の影響は大きかったようで、復興までの瓶詰めは上で紹介した「松波酒造」で行ったことが、「大江山」のブログに書いてありました! いい話ですね! 能登亀泉 上撰 門前近郊のみでしか飲むことができない希少な地酒。地域に支えられている亀泉です。 普通酒 ◎商品内容◎原料米:五百万石40%、加工用米60% 精米歩合:70%アルコール分:15度以上16度未満地元の名水で仕込み、熟成させた落ち着きのあるさっぱりタイプの味。 確かに、普通の醸造酒です。(笑)でも、貴重感がありますよね!ラベル、とっておこう!
2010.02.06
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奥能登の『酒蔵』めぐり さて第4弾!「輪島市」の残り2蔵を紹介します。 その7 株式会社 白藤酒造店〒928-0077石川県輪島市鳳至上町24代表取締役社長 白藤 洋一 TEL 0768-22-2115FAX 0768-22-5524 (能登杜氏)白藤 喜一 【説明文】1722年廻船問屋として創業、質屋を経て、江戸時代の末期から酒造りを始めました。 廻船問屋時代の屋号「白壁屋」より白を、重陽の節句にある「菊酒」より菊をいただき『白菊』と命名、 現在は全国の「白菊」と区別するため『奥能登の白菊』という商標になっております。 平成8年より八代目蔵元が杜氏として酒を造っていますが、平成18年より九代目喜一が杜氏として本格的に酒つくりを始め白菊に新たな息吹を吹き込もうと張り切っています。 「人と人とを繋ぐ酒を創りたい」 これが九代目喜一の目指す日本酒への想いです。 平成19年の能登大地震では、被害をうけて、蔵を新しく改築されたとの事。蔵にお邪魔した時に、蔵元・若奥様・小学生のご子息と楽しく会話させていただき、たいへんありがとうございました。とてもアットホームな『酒蔵』でした! 奥能登の白菊 純米吟醸【原料米】 山田錦40%、五百万石60%【精米歩合】 55%【アルコール度数】 16~17度 【日本酒度】 -1.5 【酸度】 1.5【酵母】 協会10号酵母・瓶火入れ ・瓶貯蔵 まだ、飲んではいませんが、甘口でありながら重くない口あたりのやさしいおだやかなお酒との事です。低温で長い日数をかけ、ゆっくりゆっくり丁寧に醸した、当蔵の個性が出ている代表的なお酒とのこと。楽しみです! その8 合名会社 中島酒造店〒928-0078 石川県輪島市鳳至町稲荷町8運営担当者 中島 浩司 TEL 0768-22-0018FAX 0768-22-0018 (能登杜氏) おそらく社長さん 【説明文】 奥能登の小さな酒蔵です。百石程度の規模ですが能登輪島の地で地元の米・水・人によって酒を醸し、地元重視・地に根付いた地酒屋であると自負しております。 少量生産手造りであるがゆえになおさら品質の追求には限りがなく、人からはコスト無視の趣味のような酒造りと笑われています。古い蔵ながら技術と情熱でそこそこ思う通りの酒造りができていたと考えております。 全国でも珍しい赤色清酒酵母に挑戦し、桃色のにごり酒「花おぼろ」を商品化した時は有難いことに全国からご注文を頂きました。やはり、この蔵も能登大地震で蔵が全壊し、廃業も考えたとの事です。蔵も工事中でやっと自社で酒造りが再開されたとの事です。頑張ってほしいと思います。お伺いしたときは、おそらく社長さんのお母さんにあたられる年配のおばあちゃんに、やさしく応対して頂きました。ありがとうございました。 能登末廣 純米原酒ひやおろし 【アルコール度数】 17度【日本酒度】 +6原酒なのでアルコール度数は、高いです。それも季節限定の「ひやおろし」でした。+6と辛口に分類されますが、サラリとした呑み口ながらふくらみのある旨い酒でした。
2010.01.24
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奥能登の『酒蔵』めぐり 今回は第3弾!朝市で有名な「輪島市」の『酒蔵』を紹介します。 実は歩いて1キロ四方ぐらいのところに、4店かたまって在りますが、 本日紹介するのは、朝市どおりにほぼ面している2店です。その5 醸造元 日吉酒造店〒928-0001石川県輪島市河井町2-27-1代表取締役社長 日吉 謙一 フリーダイヤル0120-130-115 TEL(0768)22-0130FAX(0768)22-9988 朝市通りのど真ん中にあります!近くには地元では有名な(笑)「イナチュウ美術館」や輪島が生んだ世界的漫画家「永井豪記念館」 があります。 中には懐かしいビールの看板なんかが、さりげなく架かっていました。井戸水で仕込んだ輪島の酒輪島の朝市通りに面して店を構えているおかげで、とても多くお客様が店を訪れてく ださいます。200石もない小さな蔵ですが、皆さん喜んで蔵を見ていってくださいます。蔵の地下には汲めども尽きない宝の水が湧き出ています。この日本海に最も近い井戸 水で仕込んだ輪島の酒というのが一つの自慢です。水質も良いので、全般的に辛口の軽いタイプでしかも後口にかすかな甘さが感じられる、飲み飽きのしないお酒を造ることができます。(能登杜氏)浦上 隆作 本醸造 能登上撰 金瓢白駒 【原料】 米・米麹・醸造アルコール 【精米歩合】 65% 【アルコール度数】 14.9-14.0度 辛口のお酒で、熱燗用に最適です。 その6 株式会社 清水酒造店〒928-0001 石川県輪島市河井町1-18-1蔵主 清水 敦 TEL 0768-22-5858FAX 0768-22-5868 輪島では一番大きな酒造蔵だと思われます。 初代が杜氏というのは珍しいといわれます。創業者の思いは「造り」そのものと考え、代々丹精こめて酒を醸し続けています。お蔭様で当蔵の大吟醸酒 は、平成5,6、8年と全国金賞を、また平成7年度には能登杜氏自醸酒品評会において、全国に名だたる杜氏集団、能登杜氏の造る酒として、最高の栄誉「最 高賞の宮下名工賞」を受賞させていただきました。 能登杜氏は、吟醸仕込みに長けているといわれますが、当蔵は早くから吟醸酒や純米酒といった米や製法の違いによる手造りの酒づくりに積極的に取り組み、現在では大吟醸酒・吟醸酒・純米吟醸酒・純米酒・本醸造酒・吟醸古酒・新酒といろいろな酒を造っています。 最初うまいと思っても、段々と飽きてくる酒はよくないと考えています。どんなに盃を重ねても最後まで旨いと感じられる酒が最高の酒。そのために、 私達の蔵は手を抜かずに、奇を衒わずに、飲み飽きしないきちんとした酒を造り続けなければならないと思っています。“能登を代表する誉れ高い酒となるよう に”と命名した「能登誉」が商標です。 能登誉の基本的考え方能登誉は、能登流の技術を踏襲し、 その優れた技術を最大限に生かし、手造りの工程を重視し、基本的に小さな蔵でできる範囲の醸造を基本に据えています。好適米(山田錦、八反錦、五百万石)の買付には細心の注意を払い、原料米の、保有水分量を考慮し て、からし期間を決めています。自然純米酒「千枚田」に掛け米として使用する能登ひかりは、当蔵で自家栽培したものと地元農協南志見支所より契約購入した ものを使用しております。(能登杜氏) 半崎 征勝 能登誉 純米吟醸酒【原料米】 八反錦80%、山田錦20%【精米歩合】 50%【アルコール度数】 15.2度 【日本酒度】 +5【酸度】 1.3【酵母】 協会14号酵母 二種類のお米をブレンドするのは、この蔵のこだわりでしょう。燗でもOK。香りも味もともに上品で、純米作り独特のしっかりした口当たり、そして切れのよいあと味との事。
2010.01.16
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奥能登の『酒蔵』めぐり 今回は第2弾!本当に小さく、何所に在るのかわからずに、通り過ぎてしまった(失礼!)『酒蔵』を2店紹介します。 その3 櫻田酒造株式会社〒927-1204 石川県珠洲市蛸島町ソー93TEL:0768-82-0508 FAX:0768-82-6628E-mail:hiroyosi@suzu.or.jp のと鉄道終点、早船狂言とキリコ祭り、近年は鉢ヶ崎海水浴場で知られる蛸島の地で、 大正四年大慶名で創業、昭和に入って家名にちなんだ初桜となりました。家族ぐるみの手造りの酒です。平成元年に創業時の酒名 大慶を「純米酒 大慶」として復活 能登杜氏:櫻田 博克 (兼店主) 旧蛸島駅 人気の高かった「のと鉄道」は第3セクターでなんとか生きながらえておりましたが、のと鉄道能登線(大昔は国鉄能登線)は2005年に、穴水=蛸島間(61.0km) 全線廃止となりました。旧蛸島駅は櫻田酒造さんの近くでした。 特別純米酒 大慶(たいけい)(720ml)蛸島町は漁師町。大漁の時には大慶(たいけい)だと人々は喜んだそうです。家にも今は無いですが、大慶丸という船があったそうです。 平成元年にこの大慶という酒銘を復活し、純米酒として販売致しました。 特別純米の特別は山田錦という酒米を使うということと精米歩合が55%ということで、特別となっております。 大慶は自分の呑みたい味をイメージして毎年造っています。 今は55%精米ですが、50%にしてみたり60%にしてみたり色々試しました。その結果、酒質とのバランスと、程よい味わいが感じるのは、この55%だ と判りました。あまりお米を削り過ぎると米本来の旨みが少なくなり、逆に精米歩合を高くすれば、酒質が下がります。この大慶の特別は私にとっても特別なの です。 お酒のイメージは大漁の時の喜びの時に飲む酒ですが、お米本来の旨みを感じる味わい深いお酒をイメージしております。 ラベルのデザインは海をイメージしております。 【原料米】 山田錦(自社栽培) 【精米歩合】 55% 【アルコール度数】 16.3度 【日本酒度】 0【酸度】 2.0【酵母】 金沢酵母 協会14号 店主=杜氏のこだわりが見て取れますね。燗酒でも常温でもOK.まろやかです。先ずは、地元に行かないと手には入りません。店主にはお目にかかれませんでしたが、女将さんに大慶を紹介してもらいました。 その4 中納酒造株式会社〒928-0212 石川県輪島市町野町寺山3字42番地TEL:0768-32-1130FAX:0768-32-1131 山奥でしたがとても立派な風格のある「酒造所」でした! 1849年(嘉永2年)23代当主治良三郎が地主であった当時、米をそのまま売るより酒にして売った方がいいのではないかと思いつき、通称「若桑山」から 湧き出る清水が笹色をなし、たいへんおいしいと評判の水を使って濁酒をつくり始めたのが最初で、当初は「緑酒」として販売を始めたそうです。 現在は酒を造り始めてから6代目。当主としては28代目であり、味にこだわりを持ち、将来にわたり地酒だと言う誇りを持ちながら酒造りを続けていきたいと思っております。 昭和29年に株式会社設立と同時に銘柄を「若桑山」の「若」と、屋敷内に杉の大木があったので「若緑」としました。 全国鑑評会で金賞を受賞し、品質第一主義で現在に至っております。 ■ 商品名 金紋「若緑」(720ml)■ 特徴 やや辛口で味があり、喉越しすっきり 冷がおすすめ、燗でもいけます ■ 原料米 五百万石・加賀光(石川産) ■ 精白 65% ■ 仕込タイプ 純米酒 ■ アルコール度数 15.5度 ■ 品質保証 特撰 さらっと呑めるさわやかな酒。先ずは、地元に行かないと手には入りません。 お店は県道沿いですぐ分かったのですが、従業員の方が配達から帰ってこなかったら、少なくとも「お猪口」は手に入りませんでした(笑) 女将さんに電話をしてもらって、50m離れた住居から女将さんが走って来てくれました。【ありがとうございました】酒造所内まで、見学させていただきました! 杜氏の方のお名前を検索しても、どうしてもわかりませんでした。すみません
2010.01.10
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昨年からの宿題です…て言うか、ネタ不足のため仕入れてきたお話です昨年の秋に、奥能登の酒蔵めぐりをしましたまだ、個々の酒蔵の報告をしてなかったので、綴っていきますね! 奥能登の『酒蔵』めぐり その1 株式会社 鶴野酒造店〒927-0302 石川県鳳珠郡能登町鵜川19字64番地TEL:0768-67-2311 FAX:0768-67-2312E-mail:noto@taniizumi.jp 酒米:近隣の農家(福塚さん)と契約し、極力農薬を抑えた「五百万石」を使用水:蔵の敷地内に湧くミネラル分を含んだ軟水能登杜氏:坂谷直蔵ラベル:能登の手すき和紙を使い女将さんがラベルを手描き搾りは木の槽または袋吊り 酒を搾るのも昔ながらの方法です。もろみを酒袋に入れ、槽と呼ばれる木製の大きな枠の中に並べて手作業で搾ります。さらにもろみを入れた袋を、桶に渡した木にぶら下げて自然にしたたり落ちるのを待つ、袋吊りも行っています。 吟醸生 袋どり生原酒ひやおろし(720ml)搾りたての原酒を寝かせて熟成 自然豊かな能登で育った山田錦を使う無ろ過生原酒。ビン貯蔵で1年寝かせてまろやかに。 【原料米】 山田錦(自社栽培) 【精米歩合】 50% 【アルコール度数】 18度 【日本酒度】 +3 たいへんまろやかでおいしいお酒です。私の好きな燗酒ではなくて、常温か冷やして飲んだ方が良いと感じました。 その2 数馬酒造株式会社〒927-0433 石川県鳳珠郡能登町宇出津へ字36番地TEL:0768-62-1200FAX:0768-62-1201 「竹葉」という名前の由来は、仕込み水に使っていた笹川の上流に生い茂る笹の葉に因んだものであり、また謡曲「俊寛」等にあるように、古来より「竹葉」は酒の別称として呼ばれていることも命名の由来でもあります。 仕込水:柳田村山中 湧水(軟水) 能登杜氏:四家 裕 出来る限り良い原料を高精白で、清潔な環境の中でみんなが笑顔で楽しめるお酒を醸したいと考えております。顔の見える酒蔵造りをモットーに、原料米を100%自社で精米するなど原料の処理から手造りにこだわっています。また、酒米の栽培にも注力し、原料米生産者の顔までも見えるよう努めています。平成5年度より、地元農家(能都町)の協力により”山田錦”の栽培を開始し、平成6年度よりは、輪島市町野町の農家の協力を得て、無農薬有機農法による”五百万石”の栽培を始めています。また、富山県の酒米生産発祥の地「となみ野地区」での”五百万石”の契約栽培も行っています。平成7年度より、米作りから酒造りまでの体験型会員制組織「MY-SAKE倶楽部」を発足し、会員による田植え・稲刈り・仕込みの体験を行い、出来上がったお酒を会員毎のオリジナルラベルにして頒布しています。 竹葉 純米酒(720ml)口当たりがよく味のふくらみが良い 【原料米】 五百万石 【アルコール度数】 15-6度 燗酒が異常にうまかったです。 数馬酒造は体験型会員制組織「MY-SAKE倶楽部」がたいへん有名で、この会員の方のオリジナルラベルのお酒をいただいた時からのファンです。田植えから稲刈り、仕込みと体験できるそうです。 なんとか、暇を見つけて体験したいと思ってます。女将さんも品のあるいかにも「造り酒屋」の奥さん といった方でしたよ。
2010.01.03
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