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■大阪府、人件費350億円削減 橋下知事が方針■大阪府の財政難は人件費でなく大型開発事業が原因 ~大企業に不利な根本原因には対策を示さない橋下知事~■公務員は「手始め」・・・次は誰を狙う?~悪平等の共産主義的改革を迫る土台が揃ったら・・・~■行政に民間の感覚をなんでも当てはめてよいのか?~やはり行政感覚のない知事か? 優れた自治体と優れた企業は違う~■実績に関係のないゼロベース見直しは公益を損ねないか?~良いときも悪いときも平等、若く優秀な人材ほど行政を去る~■労働争議権をもたない公務員を一方的に叩くのはどうか?~再燃する労働争議権問題、公務員がスト権を持ったら~■財政が回復・安定したら、職員の給与は上がるのか?~カットはされるが、アップはない公務員。優良財政県との給与比較~■お役人、官憲、教師、専門職は優れた人材でなくてはならない。~高度専門職・高評価の人材を確保する必要性~■財政再建のときこそ、優秀な人材の確保と育成を。~知事任期の数年だけ良くてもダメ。未来の行政を担う人材を~■「帳簿合わせ」橋下知事はどこを見て知事をしている。~彼が見ているのは大阪府の未来か?それとも・・・~
2008/06/11
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これから刑事裁判で明らかになる事はたくさんあるだろう。弁護人の錦の御旗「精神鑑定」が使われるだろう。しかし、トラックで突っ込み7人を殺傷し(9日14時現在)、馬乗りになって何度も刺すなど犯行は残虐かつ非道。さらに、インターネット掲示板で犯行予告をするなど殺意、計画性が明か。白昼、数百人の目撃者がおり、死刑廃止論者の大好きな「えん罪」「誤審」の可能性は皆無。犯行者・加藤智大は、まずもって死刑を逃れ得ないだろう。私は以前に、多くの日本人が死刑存置を支持するのは人の命を非道に奪った罪科の代償として、死刑以外に均衡する罰を持たないこと人権および命について、殺されたから無くなり、殺したけど保障される矛盾を決して容認しないことが理由だと考えた。今でもそう思っている。さらに、法的には憲法で刑罰につき人権制限が認められていること死刑は残虐な刑ではないと司法が判断していることも併せて指摘した。さて、加藤智大の行動で、非常に興味深いのは、逮捕に至る経緯である。加藤智大は、警察官の「撃つぞ」という威嚇に怯えて、ダガーナイフを捨てたのだ。何人も刺して、何人かは間違いなく殺して、死刑相当の犯罪を犯していることは分かってる。つまり、自分のしていることが緩慢な自殺だと知っているはずなのに・・・なんと命が惜しくなった、という事実だ。加藤智大は、大型トラックに乗り、丸腰の通行人を襲っているときは、自分の命の危険を感じなかった。被害者を介抱しようとした警官も背中から刺した。警官と、いやピストルと真正面から対峙して、はじめて、撃たれる痛みを、自分の命が消えることを思い、怯えた。おそらく、奪ってきた他人の命が、その惜しくて惜しくてたまらない自分の命と等価だとは、いまだに気付いていないだろう。責任能力とは別に、理性が欠けていた証拠だ。これは、自分の命を意識した段階は違えど、審理差戻しという事実上の死刑宣告を受けて、はじめて己の罪を振り返りはじめた、山口光市母子殺害事件の福田死刑囚の心理と極めて似ている。そして、死刑廃止論者の、命や人権に対する誤解は、彼ら凶悪犯の思考と驚くほど一致している。つまり、殺人犯の立場にせよ被害者の立場にせよ、殺人が他人事か自分事か、その一点だ。日本の8割の死刑存置論者のうち理性的な多数は、被害者の無念と苦痛を思い、犯罪者の事情を斟酌してなお、やむをえない死刑があると考える。(だから、殺人犯だからといって、一律に死刑を求めるわけではない)日本の2割の死刑廃止論者は、犯罪者の心理にはなれるが、被害者の命と人権に無関心だから、死刑を認められない。(だから、どんな殺人犯であっても、一律に死刑を回避せよという)誤解を恐れずに敢えて言おう。私は、他人と自分の命を、同じに思える人が8割超という、この数字こそが、この国の平和の根本だと信じている。死刑廃止論者(そして凶悪犯罪者)は、自分が不条理にも殺されることを想定しない。あるいは"具体的に"想像しない(できない)。 彼らは、いかにも理性を装った、似非の論理を展開できる。たとえば映画「グリーンマイル」や「休暇」で、死刑囚が死ぬところだけを見る。そうすると彼らは理性を失って、感情に走る。似非の論理がいくら破綻していても、死刑廃止!廃止!廃止!とカルトのように連呼する。理性が希薄だから、死刑囚を生かしておくコストと、デメリットという緊急切迫な話題を「命」の一文字とすり替える卑怯ができる。彼らの理性の希薄さ極まるのは、驚くべき事に「凶悪殺人犯を生かすため」被害者遺族のケアを「交換条件」にすることだ。被害者遺族のケアは、死刑制度とはぜんぜん関係ないものであるはずなのに・・・死刑制度の存廃と関係なく、被害者遺族のケア、見舞金の充実を訴える「常識的な人々」とは、思想の根本が違う。もはや、本質を、守るべきものを見失っているとしか言いようがない。挙げ句に、アメリカや中国の死刑存置をもちだし、日本を同列にして非難しようという、重大な錯誤をしでかす。一般論として、他国の法制に干渉してはいけない。だが、確実に言えるのは、アメリカ、中国、そして日本の死刑制度の社会的要求は、それぞれまったく違ったものだ。そして、彼らが潜在的に持つ恐怖・・・欧州諸国と同じ死刑廃止国にならないと、非文明国と思われるのではないか?・・・という恐れも、浅はかさゆえまったく見当違いだ。事実、イギリスやフランスで世論調査をすると、(調査の仕方にもよるが)過半数が死刑制度の再開を望んでいる、という結果が出る。死刑を廃止して数十年が経つのに、いまでも凶悪犯罪が起きるたびに死刑復活論がまきおこる。決して、文明度でも民意でもない。死刑廃止論者だが有力な政治家が政権をとったか、政治家が死刑存廃論を政権党争に利用したか(国民新党・亀井静香がしようとしているように)のどちらかだ。欧州のそれは、政治家が合法的に大衆の総意を押さえつけた結果であり、文明度や民意とはむしろ反するものだ。欧州諸国には、是非はともかく、れっきとした軍も徴兵制度もあり、戦争で歴史を積み上げてきた。戦争による人的被害も、死刑も「国家による合法的な生命剥奪」である点に争いはないだろう。いったい、そんな欧州の国で死刑が廃止されたとして、どれほど開明しているというのだろう?死刑の存置または廃止は、法制とはいえ、その根本は文化、思想、理念、そして宗教によるものであり、時代や国家によって異なるのが当然。ひとことでいえば「価値観」そのものだ。それが、他国の価値観の上に立つ、民意の支持と正当な司法を経た刑罰であれば(国際利害に反しない限り)、そういうものとして認めるのが「国際常識」というもの。他国に自国の価値観を押しつけてはいけない、という国際常識だ。その意味で、欧州など他国の態度は、白人至上主義、キリスト教至高主義の域をいまだ一歩も出ないものであり、はっきり間違っている。(よくよく考えれば、これは捕鯨問題とも深く関連するが、それはさておく)さて、ここまで言った上で、死刑廃止論という原理主義から、身動きが取れない人々に問いたい。それでも死刑を日本から無くしたいですか?日本人の人生観・道徳観を失いたいですか?ここが、日本でなく、ヨーロッパになればいいのに、と思うのですか?そうではない・・・というのなら死刑廃止論者は、加藤智大の、福田死刑囚の、松本智津男をはじめとしたオウム事件死刑囚の・・・超凶悪犯罪者の死刑判決および執行に徹底的に抵抗せよ。理念があるなら彼らを擁護しつくせ。決して「超」凶悪犯罪から逃げるな。家庭で、職場で「オウムでも通り魔でも関係なく死刑は許さない」と公言せよ。超凶悪事件の死刑から逃げるのならば、それは死刑存置の卑怯な容認だ。自分たちが言っていたのは、結局、単なる感情論だったと認めるべきだ。それでも、死刑に反することも、過ちを認めることもできぬなら、せめて以後沈黙せよ。加藤智大容疑者(25)がインターネット掲示板に書き込んだ記事(原文ママ)6月8日午前5時21分 秋葉原で人を殺します 車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います。みんなさようなら5時44分 途中で捕まるのが一番しょぼいパターンかな6時00分 俺が騙されてるんじゃない 俺が騙してるのか6時02分 いい人を演じるのには慣れてる みんな簡単に騙される6時03分 大人には評判の良い子だった 大人には 友達は、できないよね6時04分 ほんの数人、こんな俺に長いことつきあってくれてた奴らがいる6時05分 全員一斉送信でメールをくれる そのメンバーの中にまだ入っていることが、少し嬉しかった6時10分 使う予定の道路が封鎖中とか やっぱり、全てが俺の邪魔をする6時31分 時間だ 出かけよう6時39分 頭痛との闘いになりそうだ7時12分 一本早い電車に乗れてしまった7時30分 これは酷い雨 全部完璧に準備したのに7時47分 まあいいや 規模が小さくても、雨天決行9時41分 晴れればいいな10時53分 酷い渋滞 時間までに着くかしら11時17分 こっちは晴れてるね11時45分 秋葉原ついた 今日は歩行者天国の日だよね?12時10分 時間です12時30分ごろ、過去10年で最悪かつもっとも卑劣な通り魔事件発生。
2008/06/09
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