EPISODE 3.5 ―回想―




「さっ、カイヌゥスへ行こう。」
それは、突然の出来事だった・・・。
この言葉を発したのは【支援型パラディン】の赤を継ぐ者さんだった。
「え?」
当時、私はまだ銀装備の【ヘッポコマジシャン】だった頃。彼は自信を持って私を《カイヌゥス》へ連れて行ってくれた。他のメンバーの殆どが「テンペスト」のメンバーだった。私が戸惑いながらいた時、師匠のKarenさんが私の手を引いた。
「大丈夫!私達の言う事を聞いていれば必ず行けるから!」
彼等の勇姿は今でも眼を閉じれば思い浮かぶ。
・・・案の定、私は皆の足を引っ張りかなりの時間のロスを余儀なくされた。しかし、パーティのメンバーは不服を漏らさず、私を無事にパトリア地区カイヌゥスまで無事に届けてくれた。途中色々な名所を見て回りとても私一人では無理な所まで連れて行って貰った。
この出来事がキッカケになり私も何れ(いずれ)はこの地にまだ足を踏み入れた事の無い若き冒険者達を案内したいと思い日々努力を積み重ねた・・・




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