2010.02.01
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 最近、稽古を観察して思うことがある。

 子供と大人は違うのだ。
当たり前だ。
と言ってしまえばそれまでだが・・・

肝心なことは、どう違うかだ。

 子供は、面白い事には素直に反応するし、
あわよくば大人を負かしてやろうと考えている。
「楽して甘味を味わいたいのだ。」

ところが、大人は人生経験の中から

体験的に知っている。

だから、単調な基本動作を繰り返しても
「その先にきっと大事な何かがある。」
と大人は思って、一応単調な基本動作の時間を耐える事ができる。

「この動作は、この技のこんな事するのに必要な鍛錬法なんですよ。
 これは、一朝一夕には身につきません、だから繰り返すのです。」

などと言おうものなら、「なるほど!」と関心して
基本動作に打ち込む。

ところが、子供は、「つまらない!」となる。
基本動作の稽古なんてやってられない。
基本動作の鍛錬は子供たちには不向きな稽古法かもしれない。


基本動作の鍛錬しなくても、
技の理に近づいて簡単に高度な技を覚えてしまう。

子供には「理屈」は不要なのだ。
(注・残念ながら、全ての子供には当てはまらないが・・・)

楽しく感覚的な子供の世界は、大人からすると努力なしに、


言葉や理屈そして経験値が未発達な子供たちには、
大人がそれらで手に入れるものを子供は感覚で手に入れようとする。

だから、失敗の繰り返しで体験的なのだ、
そして年数が経つにつれ大人の真似をすれば、そこに近づけそうだ。
・・・と考える。
おおむね合っている。

この時点の子供ですら、
自ら目標設定して努力するやり方は不向きであろう。

やっぱり「努力なしに強くなる。」甘味な子供たちの世界、
この誘惑に満ちている。

実は、大人も、努力だとか、経験だとか、技の理だとか・・・、理屈や言葉を剥ぎ
取っていくと
「努力なしに強くなる。」という甘味は心の底に、誰でも持っている。

腕力が無くても相手を倒せそうな気がする「合気道」は、
この甘味の匂いがする。

これが時々表面に現れてくる。
それは、きっと黒帯になって袴をはいて2年目以降だろう。
「もうそこそこ俺は(私は)いけている。」なんて思い始めてしまう。

実際自分がそうだから、(笑)

でも、自分と同じぐらいで、ちょっと抜きに出たような人と対峙すると、
その甘味な自信は崩れる。

そして
そこには、2つの道がある。

一つは己が下手さ未熟さを素直に受け入れ、稽古に励む。

もう一つは、
「あれは他流はだから、我々の合気道とは合わない。」とか
「手わざばかりで、タイミングが違う。」とか、
「あの技はあの人の独特だから・・・自分にはできない。」とか
四の五の評論して理屈つけて、自分の会派の中の自分を正当化する。

とにかく、自分のテリトリーの中にいれば、安泰の地位がある。

(と思っているのは本人だけかも・・・)

 そんな、甘味で誘惑的な子供達と稽古すると、
一つだけ勉強になる事がある。
「子供は素直に動く」のだ。
大人は技の方に従い、型どおりに動くので、
本当に自分の技が効いているのか実は解りにくい。

ところが子供は素直に動くので、
技の理が無いと、型どおりには動いてくれない、
「あれ?この技効いてない!できていないのか~?」ってチェックできる。

ここのところ動けないので、
観察稽古ばっかりです。

ここに書いたことも、しょせん理屈で
解ったふりしているだけなんです。

稽古できない自分を正当化して、
偉そうに書いているだけです。

「稽古できない分、見てるだけでも、合気道できないか?」
甘味な願望を正当化しているのであった。(爆笑)

ではでは。






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Last updated  2010.02.01 10:00:58
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初心者@ Re:猛暑の稽古(07/25) このブログは終わっているようですね。
なかの@ Re[1]:和光市稽古(01/30) 永久保さんへ 3月の和光の稽古日は、13…
永久保@ Re:和光市稽古(01/30) 2月3月は和光の稽古日程ないのでしょう…
たけちゃんマン@ Re:難しい局面(12/04) 自分が居る時は、色々な技を受けさせて下…
ふにょ@ 健康や体力の維持は... 其れだけでも大変ですネ。 うーん、ワタシ…

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