嗚呼、大誤算!! しかぁ~し! 創造生活にトライ!

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18禁! 昼下がりの憂鬱


チャットなどで知り合った女性にインタビューし、生の声を綴っていきます。ノンフィクションかフィクションかは読む側で自由で感じ取ってください。(不定期更新)



■熱愛だったと思うけど、忘れちゃった…… (昼下がりの憂鬱01)

「冷め方にも程度があると思うんだ。真剣に別れようかと考えてる。暴力とかあるからね。私29、彼31」

 山下ナオコ(仮名)は、やり場のない苛立ちをどこにぶつけていいのかわからないでいた。結婚して3年になる。独身時代は一流と呼ばれる商社でバリバリと仕事をこなし、生き甲斐も充実感も感じていた。正直、男性からもモテていたと思う。そんなときに同じエリート街道を走る男性と出会い、結ばれた。当時は運命的な出会いだと信じていた。友人からも羨ましがられる存在だった。しかし今では些細なことで暴力をふるう彼。結婚当初の甘い思い出など、完全に色褪せてしまった。

「恋愛結婚? そうね、一応は。たしか熱愛だったような気もするけど、もう忘れちゃった」

 3年という歳月でナオコの心は変わり果ててしまった。思ったことを彼にぶつけると、すぐに衝突が起きるようになってしまった。いったい溝がくっきりと出来はじめたのはいつごろだろう。そういえば、ここ1年はHもしていない。

きっと彼もストレスが溜まっているのかもしれない。でも夫婦なら一緒に苦しみを乗り越えられると思っていた。だからこそ我慢もしたし、彼が聞きたくないようなことも言った。だけど、返ってくるのはぶっきらぼうな「言われなくても分かってるよ!」という返事ばかり。現在では、さらにエスカレートして手を上げることも珍しいことではなくなった。結婚前は3流メロドラマみたいにな夫婦関係の崩壊が自分の身に起きるはずがないと思っていた。しかし、すべてが悪い方向に進んできてしまった。

「離婚? お金の問題なんか本当はどうでもいいんだろうけど、生活の水準が落ちるとけっこうキツイかなって思う」

 いくら夫婦関係が冷え切っていても生活レベルは水準よりもかなり高い。彼の稼ぎが捨てがたい。まわりからはうらやましがられているので、正直に胸の内を吐き出して相談できる友だちもいない。趣味で気分転換するのも飽きた。今では昼間からお酒を飲むようになってしまった。何度となく真剣に別れようかと思っては、現実に引き戻される。この繰り返しをあと何年続けていけばいいのか。

「真剣に仕事を探そうかなって考えたりもするけど、今さらやり直すのもね……」

 結局はお互いに自分勝手なのかもしれない。だけど、壊れた人間関係を修復することなんかできない。もちろん今さら子どもを作る気にもなれない。

「街を歩いてると声かけてくる人もいるし、私だってまだまだかな? なんて思うことがある。ほとんど無視するけど、たまーにどうしようかなって考える」

 自暴自棄になりそうな気持ちをかろうじて食い止めているのは、自分自身のプライドなのかもしれない。しかし、その一線を越えてしまったらどうなってしまうのか……。袋小路に入り込んでしまったナオコが明るい出口を見つけるのはいつになるのだろうか。(04.7.6) 


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