里の種

里の種

2010/03/27
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カテゴリ: 自然
桜といえば、花が散ってから葉が育つものだと思っていた。ソメイヨシノはそうらしい。けれど、ソメイヨシノが広まったのは明治期で、それまでは山桜が親しまれていたという。山桜は葉と花の時期が同じらしく、花が散っても葉が茂っていると聞いた。花弁が舞い散って、後に寂しく裸木の枝だけが伸びている、そんな光景をずっと見てきた気がする。けれど、江戸時代より前の人々は、花が散っても、緑の葉が残っている桜を見続け、愛し続けてきたのだ。昔も今も、桜に独特の死生観を込めてきた日本人。けれど、明治以降の人々は、桜を象徴にした武士道を少しずれて受け止めてきたのかも知れない。と思ったりもする。

桜咲く千年前と同じようにひとは去っても残り香は舞う





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最終更新日  2010/03/27 07:32:32 PM
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