我が家の子育て

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自閉症とは…?

anpan 自閉症の症状とは…syokupanman


食パンマン 自閉症の概念 初めて自閉症が系統的に取り上げられたのは、レオ・カナー(1944年)による早期自閉症の報告であった。自閉症の特徴として、1.人生の初期から対人疎通性に欠け、感情的接触がもてない、2.意思伝達の為に言語を使えない、3.同一性保持のため極端な強迫願望がある、4。物体に対して異常な執着をする、5.良好的な認知能力を持つ、6.自閉症児の両親は、知的に優れ、強迫的で暖かさに掛ける、などがあげられた。
 症状としては、1.については、「一人遊び」、「視線回避」(目と目が合わない)など、2.については「反響言語」(いわゆるオウム返し)、「人称の逆転」(例:自分が帰宅したのに「お帰りなさい」という)など、3.については「買い物の道順」(いつもと違う道を通ると、”パニック”を起こす)、「物の位置」(いつもと異なる位置にあると、元に戻してしまう)など、4.については、時計、電気製品など器械類への興味、として出現する。5.については、数字・記号など単純な記憶は得意な反面、応用力に欠けていることが指摘される。その後、6.を広く解釈したため、 「親の愛情不足している」という、この考えは否定される
初期には、自閉症は最早期に発症した精神分裂病とする考え方が中心であったが、時代が変わり、精神分裂病とは一線を画し、3歳までには発症する認知障害を中心とする発達障害とされた。年長になってから受診した場合は、発達段階における状況を詳しく聞きだす必要がある。



q[ 広汎性発達障害と自閉症
「広汎性発達障害」と「自閉症」。これは、同じものです。
「広汎性発達障害」は、「自閉症」を分類するために、1980年代から使用されているようです。

広汎性発達障害には、1.社会的相互交渉、2.言語とコミュニケーションの障害、3.想像力が乏しく反復性 があります。


食パンマン 自閉症の周辺診断名について

1. 広汎性発達障害・非定型自閉症

自閉症の診断基準をすべて満たさないが、対人関係の障害・コミュニケーションの障害・幅が狭く、堂同反復的な興味や行動の領域に自閉症同様の特徴を持つもの

2. 自閉症スペクトラム障害
対人的交互交流の障害、コミュニケーションの障害、想像力の障害の3つ組の障害に加え、それに伴う狭くて反復的な活動やパターンを持っているものを言う。この3つ組を持った人は、知的に遅れがある重い自閉症から、知的に正常で軽い社会性の問題だけを持つ人まで、いろんなタイプが存在していることが判明し、これらの人をひっくるめて『自閉症スペクトラム』と呼ぶ。

3. 知的発達に遅れのない自閉症(高機能自閉症・高機能広汎性発達障害)
A.高機能自閉症 とは、自閉症基準に満たしているもので、知的障害に遅れがなく、IQ数値も70以上だと言われています。
B.アスペルガー症候群 とは、いくつかの診断基準があるようで、必ずしも一致はしないけど、自閉症スペクトラムのうち、知的能力に遅れがなく、かつ言語発達にもはっきりとした遅れがないものを言います。

また、「自閉傾向」という言葉がありますが、これは医学的には、診断名ではありません。





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