日舞と茶道と着物の蔵

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2008年02月17日
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カテゴリ: 和の生活 つれづれ
もう2月の半ばですね。^_^; なんとか、生息しておりました。

朝ドラ「ちりとてちん」では、草若師匠が、「その道中」も賑やかに旅立っていかれましたね。「落語の地獄は楽しい所や」。団十郎が初代から勢ぞろいした舞台なんて、私だって見に行きたいですよ。師匠もおかみさんのお囃子でまた高座に上がれ、ご冥福の心配はなさそう。でも、視聴者を含め残された者は、やっぱり寂しいですよね。(ウルウル..)

さて、「こいつら4人の地獄八景は、それぞれオレのとは少し違うものになっていくやろう。でも、そのどれもが徒然亭の地獄八景や」というようなことを、師匠が若狭ちゃんに言ってましたっけ。日本の芸事は、師匠の徹底した模倣から入っていく場合が多いけど、人それぞれ違うものができてくるんですね。

昔、まだ、踊りを習い始める前のこと、「孔雀の舞扇」という少女漫画を読んだことがあります。京都の祇園街に生まれた娘が、財閥の父親にひきとられ、異母姉と日本舞踊
に精進する話でした。亡くなった母は、祇園の名妓で、舞いの名手だった。でも、自分は小さいころから踊りの稽古が苦手。周りから、「あんたのお母ちゃんは、舞いがほんまにすばらしかった」と言われ続けたことで、自分でも気づかずに萎縮させられていた。それ
を、ある日、父親の正妻が気づく。母親と同じように舞えないと思っているから、伸び伸
びと踊れないのだと。「舞踊とは、そういう芸術ではないのかもしれない。」と、この立
派な女性は言ってくれる。「お母様の紡いだ、舞いの糸を、最初からそっくり紡ぎなおす
のではなく、お母様の糸の先を、自分なりに紡いでつなげていくものなのではないか」と。「お母様には、お母様の。あなたには、あなたの踊りがある。」と。



師匠から受け継いだものが、自分の中で熟成され、また次ぎに伝えられる。さて、徒然亭の「地獄八景」は、4人の兄弟子に分担して伝えられましたが、ということは、若狭ちゃんや次ぎの世代では、パッチワークの「地獄八景」になるわけ?





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最終更新日  2008年02月17日 07時14分27秒
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そうですね。  
長谷うさぎ さん
うちの落ち研の師も
三代目桂三木助の弟子で「影」と言われるぐらい
そっくりで、「芝濱」が・・・
亡くなりまして、一番弟子の「柏枝」さん。
その「芝濱」がうまい・・・ (2008年02月17日 13時56分00秒)

Re:そこぬけに...何だろう(02/17)  
守破離ですなっ(^。^)
ジャッキーさんだったか、「型ができているからこその型破り、型がないまま崩したらタダの形無し」と妙味なご発言が。仕事でパクらせてもらってます。
私はちょうど、有吉佐和子の連舞と乱舞を続けて読み返したところです。
うーん、ある日奇跡が起きて踊れるようになる…だろうか(・・?やっぱり精進の賜物なんじゃないのかなと思ってみたり。
それにしても、上方落語の演目には陽気な道中がいくつもありますねっ「その道中の陽気なこと!」ってよく聞くような気がします(^。^)いいことだぁ…

(2008年02月17日 19時31分13秒)

Re:そこぬけに...何だろう(02/17)  
お元気でしたか~?こちらも寒いです。
湯川秀樹さんのお言葉なんだか勇気がでます^^
私の独創性ってなんだ?っていつも悩むところなので。
料理も同じかな。

(2008年02月17日 23時01分18秒)

長谷うさぎさん  
いつか、柏枝さんの「芝濱」、聞いてみたいですね。
それよりも、まずは、私は生の落語を寄席で聞いてみたいです。
(2008年02月18日 01時08分54秒)

猫並の和暮らしさん  
ですよねえ。
まずは、基本をしっかりせねば。

>私はちょうど、有吉佐和子の連舞と乱舞を続けて読み返したところです。

ほー。その小説、知らないです。探してみます。

>「その道中の陽気なこと!」ってよく聞くような気がします(^。^)いいことだぁ…

らしいですね。草若師匠が糸子さんにそう言ってました。花見もあたご山も、果ては地獄も、みんな陽気な道中なのだとか。
(2008年02月18日 01時12分23秒)

はるち@natural lifeさん  
今年の日本、寒いらしいですね。

なるほど、お料理こそ、基本を守らないとすごいことになりますもんね。(^_^;)
伝統のご馳走やおばんさいを新素材で美しく再現した、はるちさんのお料理は、これからも目が離せません。


(2008年02月18日 01時16分30秒)

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