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2007 台湾ランタンフェスティバルが嘉義で開催
旧正月の元宵節(旧暦で最初の満月の日)にあたる3月4日から台湾各地でランタンフェスティバル(燈會)が開催される。中でも政府観光局主催の「2007 台湾ランタンフェスティバル(台灣燈會)」は毎年開催場所を変えて盛大に行われる。
今年は嘉義県で開催されるが、開催に先がけて1月21日にこのイベントのメインをかざる「台湾いのしし」を形どったランタンの設置式典が行われた。式典には頼瑟珍・交通部観光局長、陳明文・嘉義県長(以下、県知事)など各界の人々が出席した。今年のテーマは「風調雨順(平和と繁栄)」となっている。
メインとなる「台湾いのしし」のランタンは高さ20メートル、幅16メートル、360度回転式で、コンピューター制御の照明演出ができるようになっている。陳明文・嘉義県知事は「この『台湾いのしし』の形は調和がとれており、現代的な活力がある。嘉義県にある阿里山が台湾いのししの故郷であることから、台湾いのししが新春を迎えることと、地方文化、芸術、科学技術、現代性が結びつき、民俗と融合し、国際社会に向けて台湾の伝統文化をアピールするという考えからデザインされた」と述べた。
また、頼瑟珍・交通部観光局長は、「開催場所が例年と異なり、今年は嘉義県特区で開催され、近くには高速鉄道の嘉義駅がある。メインのランタンはハイテク完備の設計となっており、サブのランタンも例年より多く、この期間中に過去最高の500団体に出展招聘をしている。今年のイベントは嘉義県政府が全面協力しており、すばらしいイベントになるだろう」と語った。
今回のランタンフェスティバルでは電子音楽と伝統文化活動が結びついた、花火ショーも初めて行われる。2月18日~3月11日にかけて計6回、6,000発以上の花火が台湾の夜空を彩ることになる。この花火には子供たちが作った台湾初の「HELLO KITTY」や「ドラえもん」の形になる花火が打ち上げられる。
尚、この「 2007台湾ランタンフェスティバル」は、3月3日~11日まで嘉義県太保市の県政府前特区広場で行われるが、メインの「台湾いのしし」のランタン点灯は3月4日の晩に予定されている。
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台北のランタンフェスティバルは以下の通りとなっている。
期間:2月24日~3月11日
場所:仁愛路、中正記念堂およびその他周辺
◆ 台北ランタンフェスティバルの序幕として「仁愛路・光のトンネル点灯式典」が2月24日の夜7時に台北市政府前の市民広場で行なわれる予定
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