裁判所公務員のつぶやきボックス

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ホソボソのH

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January 17, 2005
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以前読んだことがあり,最近読み直している書物に,以下の2冊の本がある。

1  日本語の作文技術
  (本多勝一著・朝日新聞社)(税込540円)
日本語の作文技術( 著者: 本多勝一 | 出版社: 朝日新聞社 )


2  実戦・日本語の作文技術
  (本多勝一著 朝日新聞社)
【楽天市場】本・雑誌・コミック


 これをクリックして,楽天ブックス(新本)内で 「実戦・日本語の作文技術」 で検索をかければ現れる。
 (本の画像は掲載できないが,1と似たような表紙で定価は税込の580円)

どのように書いたら日本語の文章がわかりやすくなるか ,ということに関して非常に明快に書かれている。

本多勝一 という人は,朝日新聞社の新聞記者で多くの記事やルポルタージュを書いており,同人の文章は非常に明快でわかりやすい。日本語文法についての最新の研究成果(いわゆる 「主語廃止論」 )も随所に取り入れている。

上記2冊の書物の記載の中でも, 「2,実戦・日本語の作文技術」の140頁から163頁 に記載されている内容については,思わず見入ってしまった。1977年に同人が,司法修習生を相手に講演した内容をまとめたものであるようだ。

憲法の判例の中でも有名な,いわゆる 「西山記者事件」 の控訴審判決の判決文を徹底的にこきおろしている。私は仕事柄毎日のように裁判官の書く判決文を読んでいる。にもかかわらず,取り上げられた判決文は何度読み返しても理解できないほど難解である。

「西山記者事件」 自体は今から40年以上前の事件であり,最近の判決文は,取り上げられた判決文ほど難解ではないように思う。しかし,やはり一般の人にはかなり難しい文章には違いないようである。

私には,裁判官の書く判決文をとやかく言う資格はない。しかし, 一般の人に裁判所を身近に感じてもらうためにこのブログを書いている私は,もっと日本語の作文技術を勉強しなければならない と思う。





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Last updated  January 17, 2005 11:32:07 PM
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