裁判所公務員のつぶやきボックス

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ホソボソのH

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February 2, 2005
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今日は,いつもと少し趣の違った日記を書きたいと思う。

誰にでも 好きなアーティストやエンターテイナー がいると思う。私が好きなのは,音楽の世界では美空ひばり・小説の世界では吉行淳之介・俳優の世界では竹内力・スポーツの世界では高橋尚子である。

何ともばらばらな好みだと言われると思う。アートとエンターテイメントの区別はさておき,それらは何を表現しているのか。

私が思うに,抽象的な言い方になるが,社会の中の 自分自身を ,音楽・小説・演技やスポーツ等を手段として 一般世間に表現 しているのだと思う。

つまり,アートやエンターテイメントは 自己表現のための手段 であり,その手段を通じて表現された当人の人間性に,我々ファンは引きつけられるのだと思う。

大多数の裁判 は,それほど傍聴人もおらず(いたとしても事件の関係者),両当事者および関係者および裁判所職員(裁判官を含む)だけで淡々と処理されていく。 裁判官に対して熱く訴えかけることはあっても,一般世間に何かを訴えることはない

ところが,世間から注目を浴びている裁判や国等の公共団体を相手にやっている裁判では, 通常の裁判とは一種異なったパフォーマンス がなされることがある。

普通は,弁護士が「訴状のとおり陳述します」と言っておわりのところが,その中身を要約しさらに付け加えて口頭で説明したりする。また,原告自身が裁判所の面前で意見を陳述したりする。

それらはいずれも,形の上では裁判所に対して訴えているのだが,実質的には傍聴人(その中にはマスコミ関係者も含まれており,それらが一般国民に報道することも念頭にいれている)たる 一般国民に向けてなされている

法廷における争いを通じて一般国民に問題提起をし, 国民世論を喚起して問題を政治的に解決しようとしている ように思われる。どうみても,裁判を手段として一般世間に何かを訴えかけているとしか思えないのだ。

このような例を見ると,, 裁判も自己表現の手段としてのエンターテイメントの側面を有している ような気がしてならない。

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Last updated  February 2, 2005 10:53:21 PM
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