Momente der Geborgenheit

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2010.08.13

ある日、突然

カテゴリ：カテゴリ未分類

今週から平日は毎日タウンに出なくちゃ行けなくて、往復をタクシーに頼るとすぐにお金が飛んで行くのでいろいろ調べてバスに乗れるようになった。朝は夫に便乗してタクシー。用事をこなして、帰りはバスとマタツ（マイクロバス）。タクシーより時間がかかるし、狭いし汚いけど、料金はタクシーの１０分の１。夫に話したら、危ないイメージがあるのか心配されたけど、暗くなってからは乗らない、うちとタウンの間の決まった路線にしか乗らない、という条件付きで許可（？）をもらった。不慣れな路線で乗り過ごしたりするとスラム街に着いちゃったりするから。今はまだいいけどこれからお腹がもっと大きくなったらマタツはもちろんバスもちょっと辛いかも、と思ったけど来週からは運転手が働きにきてくれるので、大きな４WDでどこにでも乗せて行ってもらえるはず。これで突然産気づいても（まだ早いって）大丈夫。

ここに来てからまだ数週間だけど、小さな変化や新しい発見や大きな憤りのある毎日で、全般的にとても充実している。何があっても夫と２人というのが心強いし、安心する。そんな毎日の中で、そんな気持ちでいたら、ある時突然目が覚めたように思った。

私はもうこの人とドイツ語で話したくない。

何度も試みて、その度に失敗して、もしかしたらもう私たちは言語切り替えができないんじゃないかと思っていたのに、ある日のある瞬間を境に私は突然夫にドイツ語を喋らなくなった。ドイツ語にこだわっていたのか、フランス語に劣等感を抱いてたのかわからないけど、喋り始めたら驚くくらい普通で、ちゃんと伝わるし、わからなければ教えてもらい、間違えれば直してもらえる。このままこの調子でこれが軌道に乗ればいいな。

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