狂奇乱舞-断頭式への招待状-

 

今宵ノ月ハ血二染マル Ⅷ

「ぅ…ぁ、犬飼?」

思いっきり睨まれ、ビクビクしている猿野。

コノゲームでこんなにも人が変ってしまうのかと思うと

まったく人を信じられなくなった。

「テメェ何やってんだよ?死ぬ気か!?」

犬飼が怖くて怖くて…いつものように抵抗するコトさえできない。

「ゃ…く、るなぁ!」

膝を抱えて体を小さくし、震えていると犬飼が抱きしめてきた。

「落ち着け、殺すワケねぇだろ…こんなゲーム参加する気は無い」

「な、ぎさんが…ひっ、うぅ…」

仲間に出会えたコトからか、安心して涙がこぼれてきた。

「とにかくココをでるぞ…他の奴が来そうだ。」


そう言って、猿野と犬飼は保健室に移動した…

死亡した者のモノはもって言って良いと言われてたので

とりあえず…食料とマネの持ってた治療道具、そして武器。

運良く敵には会わなかった。


「…、5人だよな…生きて帰れるの。」

長い沈黙を先に破ったのは落ち着きを取り戻した猿野だった…

「だからどうした…」

「生きような、絶対。」

「あぁ、このゲーム…何とかして止めちまわねぇとヤバイ。」
「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」「」

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