狂奇乱舞-断頭式への招待状-

 



アタシが出来る中で、精一杯の反抗をする。

髪だって銀色に染めた、煙草も吸うしアルコールも好き。

スカートだって短く、アクセもピアスも…

皆から見たら、完全な『不良』なんだろなー

これから先、アタシは一生ヤンキーを通して生きていく。

そう誓った…


ブラックルシアン


高校。

とりあえず、勉強は出来たから華武高に進学した。

先輩に目ェ付けられて…ボコられて…、殴り返して呼び出し。

ハッキリ言って、2・3日ですぐ慣れた。

ウザイだけでノウミソ空っぽの大人に宣戦布告…、

珍しく授業にでた英語…外国人教師に『KILL YOU』

皆固まった…写メで撮ればよかったな~あの顔。

そんなコトからもう1ヶ月、

何故だか自分でも知らないがアタシは今、野球部のマネをしている。

何でだろね?あのアタシが野球?

今までヤンキー、そして一匹狼だったアタシを野球部は歓迎した。

「主将の屑桐だ、解からないコトが有ったら言え。」

いい感じのフェイスペイント…いーなー。

「2年の朱牡丹録でっス、ヨロシク気!ぇーと…(@Д@)シ」

小さいなぁ、2年なんだ…見た事あるかも

「乃亜ちゃん゙、録物覚え゙悪いング…オラは久芒白春…ズルズル」

ハナミズ…凄いな、コイツも見た事あるや。

「へぇ~、頑張れよ。」

海賊っぽいなー、変な奴。

後は…たしか桜花クン居たなココ。

ぁ、もう1人…

「…よ。」

そこに居たのは同じクラスの御柳芭唐だった。

芭唐とは良く、屋上でサボってる…野球やってたんだ、似合わな…。

「よ、元気だった?」

「ぅん、まぁまぁ。」

「何々!?ミヤってば乃亜ちゃんと知り合い気!?(σ゚∀゚)」

「そんなトコっすねー」

「とにかくヨロシク…」

そう言ってさっさとアタシは其処から逃げてきた。

「…何でかな?」

皆…何でか知らないけど、あいつ等と居ると落ち着くや…マネも良いかもね。

そして3日後、アタシはまた呼び出しをくらった…

「ちょっと…アンタいい加減にしてよね?」

「何ですか?また殴られたいんスか、先輩。」

かったるい、そう想っていた。

「アンタ何で野球部のマネやってるワケ?」

何で…その言葉が妙に引っ掛った

「何でって…菖蒲監督が。」

「それが可笑しいのよ!華武の野球部ってマネ取らないのよ!?」


じゃあ何でアタシが?


「へー、そうなんスか、じゃアタシはこれで。」

「ちょっと待ちなさいよ!!!」

…鈍い感覚、すぐに口の中が鉄の味に染まった。

「…」

ぁー、嫌だ…さっさと殴り飛ばしたいけど…

「おい高塚、黙って見てないで何か言え」

木の上(!?)には高塚が居た、高塚は華武の社会科の先公だ

「んー、僕は木に登っていただけだよ?それより乃亜クン、先生に向かってその口のきき方はなんだい?」

コイツはこーゆー奴だ、自分のクラスだけ贔屓して後はポイ。

自分のコトだけ考える嫌な奴だ。

「高塚…アタシは機嫌が悪い、病院送りが嫌ならテメェどっか逝け。」

アタシは、唇から垂れている血を拭いて部室へ行った。

「先生…アノ子、」

「あぁ、わかっているよ…」

高塚と3年の女子は薄ら笑みを浮かべながら校舎へ戻っていった。


「はぁ」

部室のドアを閉めその場に座り込んだまま、うつむいた。

「何をしている」

「ぁ、主将」

部室には屑桐主将が居た…アタシは俯いたまま会話を続けた

「皆そうは呼ばんぞ、屑桐でいい。」

「先輩、アタシに何も言わないの?」

「俺もサボりだ、生憎屋上から高塚が見えたもんでな」

「そーかー、先輩…タオル持ってない?」

俯いた顔を上げると、穏やかだった主将の顔が強張った。

「お前…その顔はどうした?!」

「何でも無いっスー、ははは。」

「お前は…全く、御柳とソックリだな…アイツも喧嘩しては部室に篭ってる」

そう言って先輩は微笑んだ…

イメージ

タオルを頭に被ったまま、先輩を見ていた…。

「先輩の顔…他の奴は怖いって言うけどアタシは好きだよ…何か柔かい感じがする♪」

「///…そう思うのなら、部活にもちゃんと出ろよ。」

「はぁ~いw」

ちょうどチャイムが鳴った…さて屋上行くか、と思っていたら

バタバタバタ、ガチャッ!

「ハロー、乃亜ちゃん!元気してた気~?って何その顔!?痛そー(。。lll)」

「凄いングね、ぁ゙ミヤが捜してたよ゙乃亜ちゃん゙…」

「どもども、何処に居ました?」

「んー、確か屋上だとか言ってた気ー。。」

「どもー」


アタシなりの挨拶をしてさっさと屋上に行った。

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