狂奇乱舞-断頭式への招待状-

 

ブラックルシアン


「芭唐ーっ!」

ドアを蹴り開けて、元気に叫んだ…が、

屋上につくなりアタシが目にしたモノ…それは


「ちょっ…テメェら何してんだ!?」

芭唐は3年の奴らにボコられていた、

ボコってる奴らは華武のアタマ3人だった。


「ぁー、来た来た…アイツだろ?」

「間違いないな、銀髪の奴ったら華武にアレしか居ねぇし。」

「芭唐!!!」

アタシは信じられない光景に遭遇した。

百戦錬磨の芭唐が何でボコられてんの!?

そう思いつつ、芭唐の元へ駆け寄った。

「ぐっ、逃げと、け乃亜…ゲホッ!」

「出切る訳ないじゃん!」

「逃げ、ろっつってんだろ?」

「五月蝿い!ダチがボコられてて黙って逃げられるか!」

「乃、亜ぁっ!!!」

「ぐっ…怪我人は黙ってみてろ!」

「なぁ、ちょ~っと俺らと来てくんね?」

「…」

「そーそー、御柳はお前を誘き寄せる為の餌なんだよね。」

「…誰の差し金だ、あぁ?」

「誰って高塚よぉ、アイツってばテメェに学校辞めさせたい一身で俺らに金まではらってんだぜ?」

その時、アタシの中で何かが凄まじい音を立てて切れた。

「っつーワケでちょっくら裏庭来いや」

1人が乃亜の腕を掴んだ…

ゴキャ!

掴んだと同時に乃亜が男の顔にパンチを入れた

「グハッ!」

「テメェッ!」

「ウゼェんだよ、消えろ…」

物凄い形相で男2人を睨みつけた、結局2人はのびた男を抱えて逃げてった。

アタシらは何故高塚がそんなに学校をでていって欲しいかの意味が解らず

その日、ずっと部室に篭った。

「いつまでブーたれてんだよお前」

「納得しないじゃん!餌とか言って芭唐ボコってるし、高塚の考えてることがわかんないっつーの!」

「俺もわかんねーよ、高塚ウゼーし…」

「あー!腹立つ!」

そう言ってロッカーを蹴った

「落ち着けや、ほれポッキー」

「うまーいw」

「(馬鹿かコイツ…)単純過ぎ;」

「…今、馬鹿っぽいとか思っただろ?」

「…思った。」

「殺す!!!」

「まてまて!何でそーなるんだよ!」

「八つ当たり!!!」

「はぁ!?」

「超ムカツク!ぁークソッ!」

そしてまたロッカーを蹴る。

「…ぁ!アタシ今日用事あるから先帰るわ~、んじゃっ!」

さっさと部室を出て、教室へカバンを取りに行った

1年は1階なんだよね、写真部とか美術部、それに吹奏楽とかも1階。。

アタシの教室の近くは写真部、あそこの担当って高塚だから嫌なんだよ;

「ぁーカッタルイ…、早く帰ろ。」

そう独り言を漏らしながらウダウダやっていた。

すると、写真部から何か声が聞こえてきた…

「ぅわー、コレっていいんですか先生…酷いですよ」

「心配するな、アイツに味方する奴は居ない…一匹狼だからな。」

味方する奴は居ない

それを聞いたアタシは更にイライラした、

それにその声の主は高塚だった。

「ちっ」

話の内容は解らなかったけど、コレでいいんだ…

誰とも馴れ合わない、そう誓ったんだ。

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