狂奇乱舞-断頭式への招待状-

 



「寄るな」

「…何よ、ちょっと聞いて欲しいだけなのに」

「ウゼェ」

「…もうイイよ」


雫


御柳芭唐とは小学校からの中だ、

だから何かあれば大体態度で分かる

昨日は、十二支と試合をしたらしい、どうせまた冥に会ったんでしょ。

彼女の私は放りっ放し

冥が羨ましいよ、芭唐に構ってもらえて。

ずるいね

「んだよ、泣くトコねぇだろ」

芭唐なりに構ってはくれるけど

何処か冷たい

分かってる、はずなのにね

「ぅっさい」

そんな芭唐にますますイライラしてしまう

冥に…嫉妬してしまう。

「授業出ねぇのかよ」

「…」

何だか、微笑えなくなるよ。

「おい」

「…私」

「?」

「もう嫌になった」

「…何がだよ」


簡単に


崩れる


「別れよう」


「何言ってやがる、お前は俺のモンなんだよ」


ほら、そうやって止めるけど

私を見てくれない

芭唐の心は

冥を見つめてる


「俺のモン…ね、じゃあ自分の物なら放って置いていいの?」

「しょうがないだろ、甲子園行けなくなっちまう」

「…そう、じゃあ芭唐は甲子園に行って」

「は?」

「芭唐は野球が好きなんだから、甲子園へ行けばいい」

「お前と同じくらいな」

「両立出来てないじゃない、とにかく別れよう」


愛の欠片は一言ずつ


剥がれ落ち


砕け散る


集め切れないほどに


「あぁ、いいぜ…どこにでもいっちまえや、犬んとこでもな!」

また

「俺はどうせ犬飼見てぇに優しくもなんともねぇよ」

まただ

「いっそ転校しちまえ」

醜い嫉妬の炎が燃え盛り、俺に火をつけ

研ぎ澄まされた言葉の刃があいつに突き刺さる

本当は

泣かないで欲しいのに

苦しいなら言って欲しいのに

「…さようなら」

嫌だ

言うな、戻ってくれ

心の中でそう思っても声には出せない

思いは喉までやって来ても

要らないプライドのせいで消え去る

俺はただ薄ら笑みを浮かべて

ガムを膨らませる

ドアが閉まり、人の気配が消えると

俺の頬を冷たい雫が滴り落ちる

「はは、馬っ鹿みてぇ…っ」

もう

「っくしょお!」

泣かないって決めたのに、弱音は吐かないはずなのに

女1人幸せにすることも出来ないでいる。


俺は弱い。

end



*謝*

…完結してない!!!!!

次、まともに書くので(書けんのか?)

勘弁してくださ…げふん!



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