狂奇乱舞-断頭式への招待状-

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My brother is …?




私の悩みはコンプレックス


生まれつき、身長が高い


183cm、兄と同じ身長…女の身長じゃないよね、こんなの


よく兄と間違えられる…私達は一卵性双生児だし。


男になりたい


そんな事想ったのなんて、1度や2度じゃない


「はぁ…」

家のリビングで、TVを眺めながら溜め息をついた

「何だよ、俺の近くで溜め息なんかつくなよ」

横に座っていた芭唐がリモコンで乃亜の頭をペチペチ叩く

「うるさいなぁ、ほっといてよ…」

乃亜は近くにあったフカフカのクッションを取って其れに顔を埋めた

「ちったぁ元気出せや、またクラスの奴らがどうかしたのかよ」

「…るさい、私もう寝る」


そう一言言い残して乃亜は自室へ入っていった


「何なんだよ」


翌日

「芭唐ー、学校行かないの?」

乃亜は布団に包まって何やら呻いている芭唐の横に腰掛けた

「行かないんだったらいいんだけど、ご飯は食べてよ」

芭唐はムクッと起き上がり、頭をかいた

「ぅ…ん、何だよ…行きゃあいいんだろ…」

「えらいぞ、芭唐」

「へいへい…」

プルルルル…

2人が階段を下りていくと、電話が鳴った

芭唐は電話を無視し、受話器はしかたなく乃亜がとった

「もしもし、御柳で…あ、母さん?ぅん、元気だよー…うん、うん…わかった、じゃあね」

御柳家の両親は、海外で働いてるので家には子供2人しか居なかった

海外からの仕送りも十分すぎるほどだった。

「母さん…何だって?」

「別に、元気かー?って」

「ふぅん」


2人は朝食をとると、芭唐のバイクで登校した


「ぁー…バイクだと着くの早いからあんまり人居ないーっ」

「その方がいいんだろ?」

「まぁね」


まだ肌寒いこの季節にも関わらず

乃亜はジャンバー一枚だった


「俺、朝練あるから」

「うん」

そう言うと芭唐はスタスタとグラウンドの方へ向っていったが

「見に来るか?」

後ろを向き、そう言い微笑んだ

「ぇ、いいの?」

「屑桐さんが良いって言えばな」


「屑…桐、さん」


ふと、乃亜の顔を見ると少し熱っぽく、赤くなっていた


「置いてくぞ」

「ぁ、待ってよ!」




グラウンド




芭唐はユニホームに着替えるため部室に向った

乃亜は部室のドアの横に座っていた

「ミ・ヤ~☆」

部室の向こうから小さな(失礼)男の子が走ってきて、乃亜にタックルした

「ぅえっ!」

「ぁ…れ?」

「あの…、すみません…」

「ぎゃーっ!ミヤがスカートはいてる!」

「ぇ、あ…」

「録、部室の゙前で何騒いでるング?」

「みっ…ミヤが!!!!!」

「んぁ?コレミヤの妹ング」

「ぇ、と…久芒先輩ですよね?」

「ん゙、そうング…」

「ぇ、ちょっ…どういう事~!?ミヤとソックリ気!(゚ロ゚)」

「あの…私達双子で…」

「凄気~!ちょっと写メ良さ気!?」

「ぇ、あ…はい。」

パシャッ

「ぅわ~!写メ…ってか写真写りいいね!名前なんだっけ!?」

「ぁ、乃亜です!御柳乃亜」



部室の前でワイワイ喋っていると

乃亜の想い人・屑桐無涯

その人がやって来た



「録、白春!そろそろ練習を…御柳、何だその格好は!」

屑桐は乃亜を知らないばかりかその天然で

御柳が女装、してると想ってしまった。

「へ…!?あの、私…」

乃亜がワタワタ、焦っていると部室のドアが開き、芭唐が出てきた。

「あ、屑桐さん」

「遅いぞ御柳!」

「屑桐さん、この子ミヤの妹ング」

「何っ!?これは失礼した、俺は野球部の屑桐だ」

「本当、皆間違うっスよねー」

「あはは、似てるんだもん…仕方ないよ」

「髪型も同じだしな」

「くせっ毛なんだもん、仕方無いって…;」

「ぁ、屑桐さん!朝練してる間ウチの妹見学させていっていいスか?」

「あぁ、構わない」

「おねがい…します。」






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