ひとりぼっち

夢は、、終わった。



起き上がると、、、4人部屋の病院だった。



目の前にゃぇ。



その右にぁヵね。



ゥチの隣に龍斗。



ゥチは、外を静かに眺めてた。



麻衣は、、、いない。



もう、、、一緒に遊ぶ事も、、、話す事も、、、出来ない。



悲しすぎて、涙も出ない。



ただ、呆然と外を眺めている、ゥチが、そこに居たと思う。



誰の声も届かず、返事もしない、、死んだ人間のように、、、



一心に、外を見つめ、麻衣の死を認めようと必死だった。



ゥチは、、、もう、、、誰にも死んで欲しくない、、、って思った。



とくに、、、龍斗にだけは、、、居なくなったりしないでほしい、と、、、



一心に、外を見つめていたゥチは、、龍斗やゃぇ、ぁヵねやお母さんが、、、



ゥチの事を、、呼んでる何か、、ちっとも気づきはしなかった。



ゥチの意識が、外から部屋の中に戻った時、、、



部屋には誰も居なかった。



(ゥチを1人にしないで、、、恐いよ、、、恐いよ、、)



ひとりぼっちが恐かった。



みんなが離れていったように、、、思えたから。



ゥチは、知らなかった。



今、ゥチがいる、この病棟が、『精神科』だった何て、、、


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