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アタシとアンタの距離。
どうしてこんなにあるのかしら距離が。
全然届かないって思っていた。
アタシの気持ちはアンタに届いた。
これからどう変わっていくんだろう?
アタシとアンタの距離は?
わからないけどきっといい結果が
待ってるんだよね?
「うん、待ってるさ」
あいつはそう言ってかけてった。
「あいつ・・・・・・・」
アタシはつぶやく、
あいつとアタシの距離・・・・・・・・、
全然分からない・・・・・考えても考えても・・・。
でもアタシは考えようとした、必死に考えようとした、
でも、「ああ、ダメだ・・」なんて諦める・・・・、
次の日・・・・。
いつものように、あいつがかけてきた。
アタシはいつも目をそらす・・・。
「留姫・・・、休みあいてる?」
あいつのあの言葉・・・・、
アタシは
「さぁね、空いてるんじゃない?」
そしてあいつは、
「じゃ、遊園地でも行こうか・・・」
アタシははっとした。
「・・・・。」
アタシはしかとした見たいに黙っていた。
でもアタシは、
「行ってあげてもいいけど・・・・」
アタシは顔が赤くなった。
アタシとあいつの距離、
休みが楽しみなアタシが居た・・・・。
-休みの日の前日-
アタシは遊園地に行くのが楽しみになっていた。
休みの日になった。
「あーもう。アタシのバカ!一時間遅刻じゃない・・・」
いろいろ考えていたら
寝れなくてやっと寝れたと思ったら
起きたのが待ち合わせ時間・・・最悪。
アタシらしくない・・・。
アイツはまだいてくれるのかしら??
アタシは待ち合わせ場所に急いだ。
待たせてる相手が見えた。
「留姫ーー!!」
あたしの姿に気づいたらしく待ち合わせ場所から
アイツが大きな声でアタシの名前を
呼んだ。
・・・・・・・・・・・・・
最悪・・・恥ずかしいよ・・・・・・。
留姫は自分を呼んだ相手の前にツカツカ歩いていき。
「やぁ、留姫」
「・・・・・こんなところからアタシの名前呼ばないでよ」
ドカ!
思いっきり相手の足を踏んだ。
「いってぇ!・・・・・・・・・・」
「アタシは先行くわよ」
「る、留姫~。待ってー!!」
そして置いていくのであった。
アタシは少しだけ後ろを向いてみた。
アイツはさっきアタシが踏んだ足を気にしながら歩いてる。
『何よ…自分が悪いんじゃない…!』
アタシはいたずら心にアイツをからかってやろうと思い,
そっと茂みに隠れた。
…アイツは下を向いたまま。
『何で気づかないの…?アタシの気持ち,分かってないのね…』
その時だった。
「お姉さん。ちょっと僕と遊んでくれないかな…」
後ろから急に声がした。
アタシはびっくりして後ろを振り返ろうとした。だけど…
「何…コレ…!」
白い布で口をふさがれてしまった。何かの薬品のニオイが…。
だんだんと頭がクラクラしてくる。
アタシは意識が朦朧としている自分に気づいた。
『ヤバイ…ココから逃げなきゃ…!』
「分かっているのに…体が動かないんだろぅ…?
…もうすぐ僕のお家に連れて行ってあげるからね。」
「…っ!!」
『誰か…誰か…助けて…!!』
アタシの頭にはアイツの顔しかうかんでいなかった。
「何やってんだよ!!」
アイツの横顔が映る。
『…助けに来てくれたの…??』
「俺の留姫に手ぇ出すなっ!!!」
目が覚めたのはそれからもっと後。
アタシは頭痛で目が覚めた。
「…痛…っ」
「大丈夫か?」隣でアイツは言った。
「アンタ…顔のその傷…!」
「あぁ…たいしたことない。」
かすり傷だらけだった。血も出ている。
『アタシがふざけてたばかりに…』
しょんぼりしているアタシを見てアイツは何も言わず,
ただアタシの頭をポンポン…っとなでていた。
涙が出た。
「…え!?ちょ…っま…;留姫…?!
…ぅん…怖かったね…。留姫は頑張ったよ。」
そっと私を抱いた。
「…!?」涙が止んだ。
「アタシを抱くなんて1000光年早いわ~!!」
アイツは笑いながら走っていった。
でもね,アタシは覚えてる。
助けてくれる時に言った,あの言葉。
『俺の留姫に手ぇ出すな!!!』
ちょっとは距離…縮まったのかな?
走ってくアイツの耳が赤くなっているのに気づくのに,
そんなに時間はかからなかった。
留姫の家まで送ってきた。
「今日は本当、その・・・ありがとう・・・」
「いえいえ、どういたしまして。お姫様」
「この後の予定はあるの?」
「いや、特にないよ」
「ちょっと上がっていかない?」
「うーん、上がって行きたいけど。
いいのかい?俺なんかを家に上げて」
「いいわよ、今日は特別よ」
「じゃあ、遠慮なく上がらせてもらおうかな」
ガラガラ・・・
玄関の扉を開ける留姫。
「どうぞ・・・」
「お邪魔します」
「アタシの部屋に行こう?」
「あぁ、わかった」
廊下を黙ったまま歩く二人。
・・・・・・・・・・・・はぁ・・・・
どうしよう・・・コイツ・・・を家に上げちゃったけど
アタシ・・・・・どうしたいんだろう・・・。
部屋の障子を開ける。
「ちょっと待っててお茶を入れてくるから」
「了解」
どうしたいんだろう・・・アタシは・・・。
留姫はぼんやりしながらお茶を入れていた。
「…熱っ」
ヤケドをしてしまった。急いで水で指を冷やす。
そしてまたぼんやりとした。
『アタシ…まだドキドキしてる…。』
アイツが助けに来てくれたあの時の映像が,はっきりと
留姫の脳裏に刻まれていた。
ドキドキしながら震える手でおぼんにお茶を乗せ,
アイツのいるアタシの部屋まで持っていく。
歩くたびに廊下がキシキシと音をたてる。
それに伴って留姫の胸の鼓動は激しくなっていくのだった。
「はい,お茶。」
「あ・ありがとう…」
アイツも緊張しているみたい。
「ココって留姫の部屋?すごい片付いててキレイだな。」
必死に言葉を探すアイツの顔が赤くなっていくのを
アタシは笑いをこらえながら見ていた。
傷がまだ残っている…
「あっ!そうだ!その顔の傷の手当てしないと!」
持ってきた救急箱を取り出した。
「顔こっちに向けなさいよ!」
「…?…えっ!ちょっ…留姫…っ!近…い…」
アイツの顔が真っ赤になった。
「アタシのせいでこんな傷つくっちゃったんだから…
アタシが手当てするのは当たり前でしょっ!ほら早く!」
半ば強引にアイツの顔をこっちに向ける。
アイツはおとなしく手当てをうけた。
沈黙が続いた…。
アタシ…何がしたいんだろう
「なぁ・・・・・その・・・・・」
沈黙を遼が破った。
「な、何よ・・・」
「首が痛い・・・(苦笑)」
「え?!・・・・・・あ、ごめん・・・。大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だよ」
何を話してるんだか俺・・・。
もっと重要な話があるのに・・・。
「・・っ・・」
「どうしたんだい?留姫」
「何でもないわよ!」
留姫の手に火傷があるのを発見する遼。
「留姫、手が火傷してるじゃないか」
「平気よ、これぐら。アンタのケガに比べたらこんなの・・・」
「留姫・・・」
俺は、また留姫を抱きしめたくなった。
「よしっ!出来たわっ!」
どうやら手当てできたらしい。だけど…
「何だ…コレ…;」
包帯がガタガタである。
いっぱいいっぱいの巻き方だ…。
「…アタシの巻き方にケチつける気?」
留姫が静かに答えた。
俺は笑いながら首を振った。
「あ…そうだ,留姫!手出して!」
「え?あぁ…別にこんなのたいしたコトないって言ってる
でしょ?あんたは気にしなくていいのよ。」
「だめだ!それじゃ俺の気がすまない!!
早く手を出すんだ!」
「アタシに命令しないでよ!自分の事は自分でやるわ!!」
カッとなって二人で立ち上がる。
口論は続いた。
「だから…!それじゃ俺の気が…」
俺が途中まで言いかけた時,何に足が掬われた。
つまづいて前に転ぶ。
留姫の驚いた表情が一瞬だけ目に映った。
「…いってぇ…」
足の痛みで目を開き,起き上がる。
転んだ拍子に机にぶつけたようだ。
「…??」
下に何か暖かいものがある…。
そう思って見てみると…
「え…?」
「…『え…?』じゃないでしょ…!」
…留姫だ!!
どうやら倒れた時に留姫まで一緒に倒してしまったらしい。
留姫の顔が赤くなる。
つられて自分の顔も赤くなっていくのが分かった。
だってこれはいわゆる…『押し倒し』ってヤツだからだ。
二人して真っ赤になってしまった。
遼と留姫の目があう。
「もう、早くどいてよ・・・バカ・・・」
「え、あぁ・・・。ぐ、ってぇ・・・動けない・・・」
「もしかして机にぶつかったの??」
「そうみたい・・・」
「何やってんのよ!バカ」
情けないことに俺は留姫に上半身を
起こしてもらうはめになった。
「捻挫かしら?これじゃ、ホテルまで帰るのが大変でしょ?
今日は家に泊まっていきなさいよ!」
「おいおい?俺みたいなの泊めたりしない方が
いいんじゃないか?」
「さっきの怪しい男よりはアンタの方がマシよ!」
「確かシップはあっちの部屋にあったわね」
探しに行こうとする留姫の腕を掴み自分に抱き寄せる遼。
「・・・・・・・・??・・・・・・・」
一瞬何が起きたかわからない留姫。
「な、何?!遼、どうしたの?」
「留姫を抱きしめたくなったんだ・・・」
遼の熱い息遣いが後ろから伝わる
「だめっ!……怖いよ……」
「どうしてさ?」
後ろから胸元に忍び寄る腕
「ン…やぁ…だって…いまだったら…アンタの事こばめない。」
身体の中で何かが熱く疼きはじめる
「こっちとしては好都合なんだけどなぁ」
「なんかいった?」
抱きしめられながらも気丈に振る舞い逃れようとする。
「いやいや、怒った顔もやっぱり好きだなあってね」
後ろ手に密着する遼は耳元に囁きかける
「ぁぅ……この馬鹿ぁ」
小さな呟きが漏れる
「留姫の身体すごく熱くなってるね」
「だからぁ………ん・・はぁ・・」
言葉が囁かれる間に、吐息が漏れる度、
自分の身体が自分のものじゃなくなるぐらいに熱くなる。
「…アンタじゃなかったらとっくに逃げてるところだわ…」
「それはオレのこと認めてくれるってことなのかなぁ?」
「そんなこと言えるわけないじゃ・・・ない」
布越しとはいえ身体をまさぐられる留姫
「言って欲しいなあ……なんてね」
もお・・そんなこといわれたら余計にいえないじゃない…でも…
あいつになら私……あげても
「…もぉ…好きにしなさいよ」
そっと留姫を畳に押し倒す遼。
「それっていいって事かな?」
「もう、いちいち聞かないでよ!バカ・・・」
顔を横に向けてしまう留姫
「素直じゃないなぁ」
「あんまりゴチャゴチャ言うならどいてよね」
「はははは・・・たっく・・・ま、そこがいいんだけどね」
軽く触れるだけのキスをする遼。
ビクッとする留姫・・・。
「留姫・・・」
「な・・・なに?」
「可愛い」
「バカ・・・」
終
後書き、今回の作品もリレー小説からです。
私(ほとんどが)、野原 栞様(ほとんどが)、
鷹海さん(一部だけ)の三人で書いたリレー小説です
感想は感想BBSにお願いします!
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