大東亜共和国戦闘実験第六八番プログラム新世紀教育水泳改革法

大東亜共和国戦闘実験第六八番プログラム新世紀教育水泳改革法

オリジナルバトルロワイアル三章



「すいません忘れてました。ルールの前に転校生紹介します。

皆さんから見て左から北沢 尚毅君、磋過木 健君、山影 助垢君です。

みんな仲良くしてあげてね。」北沢 尚毅は髪型は茶髪のパーマ、知的で繊細な顔立ちをしていた。

磋過木 健は学生服を着てるが、学生服の上にコート着ていて、フードを被っているので顔が良く見えなかった。

しかもニットを被ってからフードかぶっていたので、口元しか見えないが、その口はとてもにやけていた。

山影 助垢は短髪の人のよさそうな顔をしていた。
「ちなみに彼らは要注意です。皆さんどうか気をつけて下さい」じゃあルールについて説明します。

ルールは基本的に反則はありません。

民家から武器等を調達しても、寝込みを襲っても、徒党を組んでも構いません。

とにかく最後まで生き残った1名のみが優勝者となり、家に帰る事が出来ます。

みなさんにはそれぞれ、僅かな食料、1リットルの水が入ったボトルが2本、地図、方位磁針、時計、懐中電灯、そして特定の武器が与えられます。

武器は全員に渡されるけど、その種類は様々です。もう気づいてると思いますけど首輪について話します。

それぞれの首輪には発信機が付いており、生徒の現在位置と生体反応を常に送信し続けている。

これにより、生き残っている生徒の数とその現在地を政府が把握しているぞーまた、これには爆弾も取り付けられていて、首輪を無理に外そうとしたり、禁止エリアに侵入したりした時などに爆発する様になっています。

ちなみに防水も完璧です。

さっきいった禁止エリアについて話します。

このゲームでは島内に禁止エリアが設定されているからこのエリアに足を踏み入れると、首輪が爆発する仕組みになっています。

試合が開始された後、まず最初に政府の兵士達がいるスタート地点から2分おきに生徒一人一人を出発させ、全員出発した20分後を以て、そのスタート地点から半径200mが禁止エリアとなり、その後は最初の定時放送の1時間後から2時間毎に3つずつ増えて行くぞ。

禁止エリアの座標はコンピューターによって不規則に決められるので、どこが禁止エリアになるのかは放送を聞くまでは分かりません。

禁止エリアの範囲は政府から支給された地図に記されているが、地面に目に見える線やロープが存在する訳ではないから自分で確かめろー。

次は定時放送について話すぞー
ゲーム中には1日4回、午前と午後の0時と6時に放送が流れる。放送では、ゲーム開始後または前回放送後からその時の放送迄の間に死亡した生徒の名前が読み上げられるからなその後に、放送から1時間後、3時間後、5時間後の禁止エリアの座標が告知されるぞ。

優勝者が決定した時も放送によってその旨のアナウンスが行われます。
このゲームにはタイムリミットがあり、24時間に渡って死亡者が出ない場合は時間切れとなります。

時間切れになると生存者全員の首輪が爆破され、優勝者無しとなります。

最後に質問がある方は?という質問に直矢は言った。

「どうして俺らが選ばれた?」イタモチは笑いながら言った。

「実はね、プログラムの対象クラスを選ぶときにここの副校長先生と
取引したんだよ。まあみんなは可愛そうだけどね」やはりあいつはクソだ。

ゴミだ。

直矢はかなりいらだっていたが、なんとか感情を抑えた。

担当教師イタモチという男からプログラムの開始宣言がされた。

「外に出る順番は出席番号順です。男子が先で、廊下をでて外に出た瞬間からゲームが始まるので、皆さん頑張ってください。じゃあ始めます。男子一番池上 直矢君。」

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