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2014.10.26
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カテゴリ: 読後レビュー


★★★★
短編物と長編物共に秀作が多い横山秀夫だが私はどちらかと言えば長編物の方が好きである。その長編物の中でも評価が高い本作を読んでみた。地方紙の新聞記者である悠木が日航機墜落が地元の群馬県に起こったことから全権デスクに任命される。当日は同僚と衝立岩への登山を予定していたが当然のごとく断念することになる。だがその同僚は登山に登ると家をでた後、突然病に倒れ植物人間になってしまう。同僚が残した謎の言葉、同僚の息子や自分の息子との関係や親子の葛藤、更に全権デスクとして上司と対立しなから責任を全うするなど本当に中身の濃い内容に仕上がっている。本作は著者が作家になる前の新聞記者時代に起こった日航機墜落事故の大惨事を小説の形として主人公に託した深く思い入れのある作品であり、誰が読んでも間違いなく秀作と感じさせられるに違いない。





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最終更新日  2014.10.26 19:18:08 コメントを書く


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