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2026.03.18
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★★★★
今月始めに読んだ長岡弘樹氏の教場シリーズを読んだあと、出張が続きそうなので持ち運びも楽で読みやすいものをと未読の本棚を眺めていると、東野圭吾の出版社としたては数が少ない光文社の二冊が目に留まり、パラパラと眺めたあと、AIロボットか事件の鍵になる本作に決めて読んで見ることにした。



本作は理系の大学出身の東野圭吾らしく、AIロボットを題材にした作品である。主人公は産業機器メーカーでAIロボットの開発を手がけるエリート技術者の末長拓也であるが、なんともこんな嫌なやつがいたものだと思ってしまう。
その末長だが逆玉の輿を狙ってオーナーの末娘の婿養子候補となるために色々と策をねるのだが、不覚にも恋人である康子が妊娠し、なんと出産すると言い出したのだ。但し、康子は末長以外に三股をかけていたようで出産するまで誰の子か判らないと言うのだ。焦った末長は康子の三股の男達と共謀して康子の殺害を計画するが、これが予想もしない展開へ…。
最後は人を人とも思わないAIロボットの開発者の末長にとって、皮肉と言うしかないエンディングが待ち受けているのだが、見事なエリートの転落劇を見ているようで楽しめました。AIロボットを題材にしているが、文系の方にもお薦めします。






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最終更新日  2026.03.18 23:02:52
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