2008年01月の記事
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『ふしぎなキャンディーやさん』こんなキャンディーあったらいいのに・・・・。
ふしぎなキャンディーやさん新しいえほん 宮西達也 金の星社 ブタくんがもりのなかでみつけたふしぎなキャンディーやさん。 このキャンディーをなめるとふしぎなことがおきるんだよと なめさせてくれたタヌキのおじさん。 ブタくんがキャンディーをなめるとなんと・・・・。 ここからさきは読んでのお楽しみ。 おおわらいしてしまう作品です。 こんなキャンディーあったらいいのに・・・・。 きっとあなたのそうおもうはず。 ２００７ねん９月発行の新しいえほんです。 宮西達也さんの絵本は絶妙のタイミングでおこる楽しさに わくわくしてしまいますよ。 ふしぎなキャンディーやさん
January 31, 2008
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『タタはさばくのロバ』日本人の作品ですが、世界の絵本に分類したいと思います。
タタはさばくのロバ絵本・こどものひろば 小林豊（1946ー） 童心社 いつか、日本人なんだけど感覚が世界人なので、内容も世界の絵本と 分類したいと思います。 小林豊さんはイギリス留学中に画家を目指したそうです。 また、中東やアジアをたびたびおとずれたとのことです。 砂漠の国の生活がタタというロバをとおして描き出されています。 砂漠で生きる過酷さ、それにも勝る生の強さ、この絵本の中に感じるはずです。 ２００５年１１月発行の比較的新しい絵本です。 小学中高学年からがお薦めです。 厳しい世界での生き方を知るでしょう。 タタはさばくのロバ
January 30, 2008
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『さかさのこもりくんとおおもり』こうもりの親子の楽しい会話です。ちょっと混乱するかも？
さかさのこもりくんとおおもり あきやまただし 教育画劇 こうもりのおやこのおはなしです。 こうもりはさかさになっているので、 会話もちょっとしゃれでさかさま。 読んでいて、ちょっと混乱するかも？ 慣れると親子で楽しめる作品です。 ２００７年２月の新しいえほんです。 あきやまただしさんの絵本はいつも楽しいですね。 さかさのこもりくんとおおもり
January 29, 2008
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『もりのひなまつり』おひなさま絵本第二弾です。
もりのひなまつり《こどものとも》傑作集 小出保子 福音館書店 ひなまつりにちなんだ絵本を何冊か借りてきました。 でも、毎日おひなさまの絵本ばかりはつまらないので、 ぼつぼつ紹介しますね。 こいでやすこさんの絵本は絵が愛らしいのです。 今回はもりのねずみのこどもかいがねずみのおばあちゃんに もりでひなまつりを開きたいので、おひなさまをつれてきてほしいと てがみでお願いします。 するとおひまさまのはこから、 『まいりましょう』『まいりましょう』 『もりのひなまつりをいたしましょう』 そして、おひなさまたちはもりのひなまつりに参加します。 ほんとうにたのしそうなひな祭りですよ。 でも、かえったら、みんなどろだらけでよごれてしまっています。 ねずみのおばあちゃんはきれいにするために奮闘します。 文章の多い絵本ですが、楽しいのですらすら読めそうです。 １９９２年の作で、傑作集として２０００年に再販されています。 いま、二冊、どちらもいいので迷いますね。 もりのひなまつり
January 28, 2008
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「フルフル」柳の葉が魚になったというアイヌのいい伝えをもとにしたお話ですよ。
フルフル 金井直 作 柿本幸造 絵 ひさかたチャイルド 柳の葉が魚になったというアイヌのいい伝えをもとにしたお話です。 そのさかなはししゃも。 柿本幸造さんの絵がとてもやさしい雰囲気を醸し出しています。 ２００２年の発行です。 どちらかといえば大きい子ども向きです。 不思議な雰囲気の作品です。
January 27, 2008
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『はじめてのすべりだい』公園にはじめていったふたごのひよこちゃん達、・・・・・。
はじめてのすべりだいふたごのひよちゃんぴよちゃん バレリー・ゴルバチョフ 作・絵 中川千尋 訳 徳間書店 バレリー・ゴルバチョフさんの絵本はこの日記で何冊も紹介しています。 よみきかせにも使い、大変人気があるのです。 久しぶりにあいました。 双子のひよこさんたち、ひよちゃんとぴよちゃんが はじめて公園に遊びに来ました。 そこは楽しく遊ぶおともだちでいっぱい。 ぶらんこやシーソー、そしてすべりだい。 みんながさそってくれますが、 こわくてたまりません。 それでも、またさそってくれるみんな。 そして、すべりだいに挑戦します。 なんでも最初は不安でたまらないもの。 そんな小さなこどもたちの気持を軽くしてくれる作品です。 やさしいおにいちゃんやおねえちゃんに囲まれる幸せも感じるでしょう。 ２００４年５月日本では発行です。 今度の読み聞かせに使うつもりです。 はじめてのすべりだい
January 26, 2008
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『のはらのひなまつり』おひなさまの行事の楽しさがあふれていますよ。
のはらのひなまつりえほん・こどもの四季 神沢利子 さく 岩村和朗 絵 金の星社 昨日書いたようにおひな様関連の絵本を何冊か探してきました。 どこの図書館でもその時期にこの絵本は貸し出されてしまうそうです。 なんとか確保するにはやはり早めに探しておくことですね。 まずは一冊目です。 絵が岩村和朗さんなのでかわいらしいのです。 おはなしはともこちゃんがおりがみでおひなさまをつくろうとします。 ないしょでいっしょうけんめいつくっていたら、 かぜがおひなさまたちをふきとばしてしまいます。 おいかけるともこちゃん。 すると、のはらをいろがみをかかえてはしる、ねずみさんたち。 おなじく うさぎさんたちやほかのどうぶつたち。 みんなたんぽぽのはらのひなまつりと うたいたのしそうなのです。 ともだちのゆうくんとかいねこのみーやとともちゃんは いってみます。 するとそこには・・・・・。 たのしいたんぽぽのはらのひなまつりがはじまります。 １９８０年発行で何度も再販されています。 かわいいおひなさまのお話です。 のはらのひなまつり この絵本の最後にたんぽぽでつくるおひなさまの作り方が載っています。 たんぽぽをみつけたらしてみたいですね。
January 25, 2008
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3じのおちゃにきてください〔2006年〕特可愛らしくて子どもに人気があるお話です。
3じのおちゃにきてください〔2006年〕特こどものともセレクション 小玉知子 さく 中野弘隆 え 福音館書店 １９７７年４月に発行されて、セレクションとして再販されています。 まりちゃんがおがわのそばでれんげをつんでいると ささぶねがながれてきました。 ささぶねにはてがみが・・・・・。 そして、みんなでおちゃかいをすることになるのです。 はるの自然がいっぱいでかわいらしい作品です。 何度も読みたくなる絵本ですよ。 もう品切れです。人気があるのでしょう、中古の絵本が高いのです。 図書館にありますよ。
January 24, 2008
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一月の読み聞かせ２回目
寒いですね。今日もいつものように五冊読み聞かせしてきました。今回は節分がテーマの絵本を入れています。一冊目 こんにちは わたなべしげお ぶん おおともやすお え 福音館書店 ブックスタート用にとてもいい絵本です。 シリーズであるので、今回はこれを使いました。 子ども達がじぶんでこんにちはいうまで待ってみました。 子どもの反応を見ながらする読み聞かせの醍醐味ですね。 よく聞いてくれました。二冊目 おにはうち！ピーマン村の絵本たち 中川ひろたか 文 村上康成 絵 童心社 おにはうち！ この絵本はずいぶん前に読み聞かせに使いました。 節分に関連したお話です。 この絵本のいいところはただ鬼が悪いと考えないことです。 よくきいてくれました。 こどもたちの年齢にぴったりの絵本です。三冊目 君におやすみ アンドレ・ダーハン 絵 JICC出版局 字のない絵本です。 絵の良さで子ども達が想像してくれます。 個人的にこの方の絵が好きなのです。 この方の絵本は優しいものばかりで以前何冊か読み聞かせに使いました。 久しぶりです。 年長さんには、なぜ字がないんだろうという疑問が出てきたようです。 この絵本の良さはもって大きくなってわかってくるでしょう。 印象的だったようです。四冊目 めっきらもっきらどおんどんこどものとも傑作集 長谷川摂子 作 降矢奈々 画 福音館書店 めっきらもっきらどおんどん この絵本は声を出して読んでみるとわかるのですが、 大変読みやすくて、読み合わせの一度でぴったりあいました。 読みやすい絵本は聞きやすいものです。 子ども達はシ～ンとして夢中で見入っています。 こどもたちの年齢にあっている絵本です。 おもしろかったですよ。五冊目まっくらまっくら いちかわけいこ 文 高橋和枝 絵 アリス館 まっくらまっくら いつもなら、ここらで集中力が落ちているのですが、 今日は楽しくここまできました。 まだ、長い絵本もよさそうです。 でも、こんどは詩のような絵本なのです。 リズミカルな話と絵に子ども達は夢中です。 あっというまに最後まで読んでしまいました。 これもよく聞いてくれました。 今日は上出来です。 次回は２月６日の予定です。 お楽しみに。 尚二月の二回目におひな様にちなんだ絵本を用意するつもりです。 早い段階で探さないと絵本が貸し出されてしまうこともあるので。 ぽちぽちいまから探します。
January 23, 2008
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『まっくらまっくら』くらやみのなかになにがあるの？しろねこがみたものは？
まっくらまっくら いちかわけいこ 文 高橋和枝 絵 アリス館 まっくらななかになにがみえる？ しろいねこは興味津々。 こどもたちの眠っている夜の世界。 しろねこをとおして、探索できますよ。 絵がなんとも魅力的です。 ２００６年７月発行の新しいえほんです。 明日の読み聞かせに使うつもりです。 どうなるかな？ 楽しみです。 まっくらまっくら
January 22, 2008
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『めっきらもっきらどおんどん』不思議で楽しいお話です。
めっきらもっきらどおんどんこどものとも傑作集 長谷川摂子 作 降矢奈々 画 福音館書店 この絵本の存在はずいぶん前から知っていたのです。 やっと出会ったので紹介しますね。 遊ぶ友達がだれもいない男の子。 退屈しのぎにおおごえでめちゃくちゃのうたをおおごえでうたいました。 ちんぷく まんぷく あっぺらこの きんぴらこ じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん すると かぜがふき うたをほめるこえがして、 きこえてきたあなをのぞいたとたん あなのなかにひきこまれて、おちてしまいます。 そこには・・・・・・。 不思議な世界、おかしな友達三人 愉快な時間を過ごします。 そして、ふとつぶやいたことば そのひとことでもとの世界に戻ってしまいます。 その言葉は読んだらなるほどと思いますよ。 １９８５年のこどものともの絵本で、１９９０年に傑作集で発行されています。 このふたりのコンビで以前紹介した『きょだいな きょだいな』も 大変面白くて、読み聞かせにも使いました。 ちょっぴり懐かしい昭和の日本をイメージする作品です。 めちゃくちゃなうたをもういちどうたったら あの三人にあえるかもしれないとおもうけれど 忘れてしまって思い出せない、きみなら？ めっきらもっきらどおんどん
January 21, 2008
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『さんびきめのかいじゅう』どこか見覚えあるかいじゅうたたちです。
さんびきめのかいじゅう デーヴィド・マッキー 作 中川千尋 訳 光村教育図書 このかいじゅたちを見たことがありませんか？ センダックのかいじゅうたちに雰囲気が似ています。 デーヴィド・マッキーさんは『ぞうのエルマー』シリーズを 描いた、イギリスの方です。 絵が色鮮やかです。 お話はちょっと辛口。 この絵本で移民や難民をめぐる社会問題を考えて欲しかったようです。 この絵本は日本では２００６年の発行です。 このさんびきのかいじゅうたちはなかよくなったのでしょうか？ 答えはあなたの考え次第。 さんびきめのかいじゅう
January 20, 2008
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『不都合な真実』考えさせられる作品です。
不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション 今、見て帰ってきました。 この映画、見たいと思っていたのです。 まず思ったのが、この人が大統領になっていたら・・・・・。 このアル・ゴアさんは本人もはなしも魅力的です。 そして、データに裏打ちされた事実に論理的なはなしであり、 わかりやすく、世界レベルの環境について考えさせられる内容でした。 そして、一番良かったことは 自らが知り、つぎに何をするべきか、明確に提示してくれることです。 後は見て下さい。 ご存じの通り 第79回アカデミー賞2部門受賞（最優秀長編ドキュメンタリー賞、最優秀主題歌賞） 納得の作品です。 知的なユーモアに笑えるシーンがたくさんあります。 見応えありますよ。 ★30％OFF新春バーゲン！不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション
January 20, 2008
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『おにまるのヘリコプター』
おにまるのヘリコプター 岸田 衿子 さく 堀内 誠一 え 文化出版局 鬼を扱った絵本を選んでいて見つけた一冊です。 鬼の子とヘリコプターを題材にして創作された童話。 子どもの大好きな乗り物と自由な行動。 子ども達はそこに惹かれるのでしょう。 でも、鬼の子でも子どもです。 寂しくなって、友達が欲しくなります。 そして、出来た友達は・・・・？ １９８７年の作でいまは手に入りません。 図書館にあるはずです。 借りて読んでみて下さい。 鬼の子おにまるの表情がいきいきしてかわいいですよ。 よそのサイトで見られますよ。
January 19, 2008
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『はなかっぱ』あきやまただしさんの絵本です。
はなかっぱ あきやまただし メディアファクトリー かっぱを題材にあきやまただしさんが絵本をつくりました。 かっぱといえば、おさらにお水。 水がいのちの源。 エコロジーも感じさせてくれます。 はなかっぱくんの家族はそれぞれのあたまにおはながさいています。 おとうさんはひまわりのはな おかあさんはかわいいたんぽぽ おじいちゃんははすのはな おばあちゃんはかすみそう おじいさんがいいました。 「おまえがおおきくなって、 なりたいじぶんになれたときに、はじめて どんなはなになるかがきまるのじゃ。 たのしみじゃのう」 奥がふかい言葉ですね。 でも、そこは成長途上のはなかっぱくん。 とんでもない花を咲かせてしまいます。 むりに咲かせてもね。 あくまでたのしい あきやまただしワールドなのです。 ２００６年７月発行の新しいえほんです。 こどもらしさを感じる伸びやかな 作品です。 はなかっぱ
January 18, 2008
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『おじいちゃんのところ』なんともいえない穏やかさを感じる絵本です。
おじいちゃんのところ ヘレン・V．グリフィス 文 ジェームズ・スティーヴンソン 絵 あきのしょういちろう やく 童話館出版 はじめておじいちゃんのあうジャネッタ。 おかあさんにつれられて田舎に行くのです。 そこは、最初はなじめません。 でも、おじいちゃんの話を聞いて楽しく慣れていきます。 おじいちゃんと孫娘。 以外の考え方が似ているのかも？ こんなふうに年をとるって素敵です。 おじいちゃんの空想のような作り話の楽しさを味わって下さい。 １９８７年の作品で日本では２００７年９月の発行です。 絵がまた柔らかい色調でほっとする作品です。 大人も一緒に楽しめる絵本です。 おじいちゃんのところ
January 17, 2008
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「ゆきむすめ」創作童話です。こわーくてかなしいそして、透明感のある作品です。
ゆきむすめ 赤羽末吉 絵 今江祥智 文 偕成社 赤羽末吉さんの絵を見ると借りてきてしまいます。 ほとんど条件反射、なぜなら、まちがいなく気に入るからです。 そして、今江祥智さんの文章です。 わくわくしながら、絵本を開きました。 ゆきおんなのおはなしを核に創られた創作童話とありました。 面白い設定と民話のおかしさ、そしてそのなかで 優しいゆきおんなと真面目で素朴なわかしゅの恋。 こわーくてかなしいものがたりになりました。 でも、赤羽末吉さんの絵で透明感があり、 どこか爽やかさを感じてしまうのです。 １９８１年初版発行され、何度も再版されています。 今品切れ中ですが、そのうちに再版されるのでは？ 方言混じりの美しい日本語です。 声にだして、リズム感のある、やさしい響きを楽しんで下さい。 おはなしのおもしろさは言わずもがなです。
January 16, 2008
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『きんいろのライオン』インドの昔話です。
きんいろのライオンインドの昔話ひまわりえほんシリーズ 唯野元弘 水野ぷりん 絵 鈴木出版 このお話は古代インドの『ジャータカ』を絵本化したものです。 ジャータカはお釈迦様の前世のエピソードを集めたもので、イソップや アラビアンナイトなどにも影響を与えたといわれています。 読んで、わたしはシェークスピアを思い出してしまいました。 内容はあえていいません。 なぜなら、かんたんに言い表せない幅と奥行きがある作品なのです。 読んであ～面白かったといえる単純なものではないのです。 絵本ですが、読み応えのある内容です。 ２００７年１１月発行のできたてほやほやです。 大人が集まって読書討論会だって出来そうなお話ですよ。 きんいろのライオン
January 15, 2008
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『おむすびとおに』とてもこころ優しい作品です。
おむすびとおに あおきとおる らくだ出版 節分の時期なので、それにちなんだ絵本を探していて見つけたのです。 読んで、とても心の優しくなる作品でした。 でてくるおじいさんも鬼も優しくていい人なのです。 あおきとおるさんは自閉症で小学６年生の夏休みにこの絵本を創ったそうです。 おはなしも絵もすばらしくて、こんな素敵な絵本を小学生が創れるなんて すごいですね。 彼のピュアのこころが素直に表現されているのだと感じました。 ２００２年２月の発行です。 読み聞かせに人気のある絵本です。 さもありなんと思う新しい民話です。 おむすびとおに
January 14, 2008
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『ムーミンのたからもの』これを読んで、ムーミンのお話の良さがわかりました。
ムーミンのたからもの トーベ・ヤンソン 松田素子 講談社 ムーミンのお話はテレビで子どもの頃みていました。 そのせいか、もとのおはなしは読まないまま今日まできています。 たまたま見つけたので、読んでみました。 読んで納得してしまいました。 ムーミンがとても優しいこころの持ち主なのです。 この絵本は２００５年に発行されてます。 アニメも楽しめますが、この絵本はもっとシンプルで そして、気持ちの温かくなる作品です。 いい絵本だと実感しました。 ムーミンのたからもの
January 13, 2008
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「だんだんやまのそりすべり」そりすべりが苦手なおんなのこのおはなしです。
だんだんやまのそりすべり日本傑作絵本シリーズ あまんきみこ 作 西村繁男 絵 福音館書店 あまんきみこさんの絵本です。 優しいお話が多くて、好きな作家です。 そりすべりがこわいおんなのこ いっちゃん。 みんなすべってしまい、やまのうえにひとりでいると、 どうぶつの子ども達がそりすべりにきます。 そして、やっぱりひとりのこったこぎつね。 なまえはおなじいっちゃんです。 そこでふたりは、いっしょにすべることになります。 さて、ふたりは・・・・・？ ２００２年の発行です。 文章が読みやすくて、かわいい こどもたちが共感する作品です。 だんだんやまのそりすべり
January 12, 2008
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「ゆらゆらばしのうえで」うさぎときつねが共同体制になってしまう、そこには何が起こるのでしょう？
ゆらゆらばしのうえで日本傑作絵本シリーズ 木村裕一 文 はたこうしろう 絵 福音館書店 うさぎをつかまえようとしたきつねなのですが、 ゆらゆらばしに二匹はつかまってしまい、 共同体制をとらないと川におちてしまうことに ゆらゆらばし、まるでシーソーのようなのです。 あらしのよるにと似ているような、似てないような・・・・・。 ２００３年１０月発行です。 読み応えがありますよ。
January 11, 2008
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「おつきみうさぎ」可愛いお話ですよ。
おつきみうさぎピーマン村の絵本たち 中川ひろたか 文 村上康成 絵 童心社 今日図書館に行ってきました。 次回の読み聞かせに節分の題材の絵本を予約してきたのです。 以前紹介した「おにはうち」、大好きな絵本なんです。 そして、この絵本はシリーズで季節の行事を題材にしたものがあります。 これはそのなかでお月見を題材にしています。 中川ひろたかさんの文と村上康成さんの絵で園長先生と先生達、 そして、子ども達の日常が描かれています。 ちょっぴり不思議なかわいい作品です。 このほか、たなばたやえんそくなどどれも楽しいですよ。 ２００１年の発行です。 だんごのつくりかたもあって楽しめますよ。 おつきみうさぎ
January 10, 2008
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一月の読み聞かせ一回目
新年最初の読み聞かせに行ってきました。いつものように五冊です。一冊目 本はなをくんくん世界傑作絵本シリーズ ルース・クラウス ぶん マーク・サイモント え きじまはじめ やく 福音館書店 はなをくんくん 名作です。 そして、はるを待ちわびる動物たちの喜びがすなおに表現されています。 ずいぶん前に使ったので、久しぶりに使いました。 この絵本を読んだ子ども達はもう小学生になっています。 だから、初めてともいえます。 よく聞いてくれました。 ページめくりが下手だったのが残念でした。 二冊目 ふしぎなたけのこ＜こどものとも＞傑作集 松野正子 さく 瀬川康男 え 福音館書店 ふしぎなたけのこ 文章がリズミカルで読みやすい作品でした。 そして、物語に子ども達を惹きつけてくれます。 楽しかったですよ。 最後に集中力が落ちました。 三冊目あくま 谷川俊太郎 詩 和田誠 絵 教育画劇 子ども達を惹きつける絵本です。 ざわざわがあっという間にシーン。 なんだろう、なんだろう。 子ども達の目が好奇心で輝きます。 内容はちょっと難しかったかも。 でも、このなぜだろう？があとで分かる日がきます。 子ども達にまだ理解出来ないなにかがある少し難しいものを 少しづつですが、入れることにしています。 そうでないと、ああ、面白かっただけで終わってしまいます。 このなぜはおそらくこどもたちの経験とともに理解できるようになるはず。 それを楽しみに入れています。 四冊目 いつまでも 主婦の友はじめてブック アンナ・ピンヤタロ さく 俵万智 やく 主婦の友社 とてもいい絵本なのですが、この順番はまずかったようです。 三冊目で集中したので、四冊目は気が抜けてしまい、またざわざわ。 この絵本のような、しっとり、ゆったり読むタイプはだらけてしまいます。 五冊目にしたほうがよかったみたい。五冊目およぎたいゆきだるま くぼりえ ひさかたチャイルド およぎたいゆきだるま 四冊目で騒がしくなったので、最後はどうかなとおもったら、 また、シーン。 絵の美しさにくぎづけ。 この絵本は色合いが綺麗で、雪だるまとこどもたちの表情がよくて、 構図もすてきで・・・・・。 文章も短めです。 これは本当にお薦めの絵本です。 この方の絵本をまた借りて読んでみようと思っています。 まずまずでした。 園長先生のリクエストで次回が節分の絵本を入れるつもりです。 次回は１月２３日です。 お楽しみに。
January 9, 2008
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『ねんにいちどのおきゃくさま』ほのぼのとしたやさしい絵本です。
ねんにいちどのおきゃくさま 亀岡亜希子 文渓堂 どじって途中で公開してしまいました。 まだまだパソコンの扱いは下手です。 主人公は山に暮らすおこじょのタッチィです。 山で暮らすおじいさんのトムサと仲良しです。 そして、年にいちど尋ねてくるお客様、 それは孫のヤーコポ。 そう、クリスマスの日なのです。 でも、おじいさんは年を取り、町で暮らすことにします。 年にいちど尋ねてくるヤーコポのためにタッチィは奮闘します。 とてもかわいらしくてほほえましい作品です。 亀岡亜希子さんは独学で絵を勉強されたとのこと。 絵は暖かい雰囲気で、心までほのぼのしてくる作品です。 ２０００年の作品です。 この絵本シリーズであるようです。 とてもかわいい絵本です。
January 8, 2008
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『とんでけかぼちゃ』あきやまただしさんの絵本ですよ。
とんでけかぼちゃ あきやまただし ひさかたチャイルド 小さい子ども達のための絵本として選んできました。 あきやまただしさんの絵本は安心して使えます。 そらをとびたいというゆめをもつかぼちゃのおはなしです。 ゆめをかなえたい。 のびやかで、楽しくて、仲間がいる。 いい絵本です。 ２００２年の発行です。 かわいい作品ですよ。
January 7, 2008
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『およぎたいゆきだるま』小さな子ども達が喜ぶ楽しくて伸びやかな絵本です。
およぎたいゆきだるま くぼりえ ひさかたチャイルド もうすぐ読み聞かせなので、楽しそうな絵本を探していてこの絵本を見つけました。 明るくて生き生きした色彩で楽しそうなのです。 そして、ひさかたチャイルドの絵本なので、小さい子ども達に 安心して使えます。 読んで本当に楽しくて、伸びやかなおはなしでした。 ２００６年７月の発行です。 素敵な絵本ですよ。 およぎたいゆきだるま くぼりえさんは生後六か月にウェルドニッヒ・ホフマン病とわかり、 全身の筋力がほとんどないので、全介護が必要で、車椅子生活をしている。 あとでわかりました。 成安造形短期大学卒業後、フリーイラストレーターをされているとのことです。
January 6, 2008
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「ママ」アフリカでほんとうにあったおはなしです。
ママほんとうにあったおはなし ジャネット・ウィンター 作 福本友美子 訳 小学館 目をうるうるさせながら、読みました。 ジャネット・ウィンターさんが本当にあったおはなしを絵本にした 作品「バスラの図書館員」を以前紹介しました。 このおはなしもアフリカでほんとうにあったおはなしです。 表紙をみてわかるでしょう。かばのあかちゃんです。 ２００４年１２月２６日、インドネシア付近のインド洋で起きた大地震は 沿岸に津波をもたらし、アフリカ大陸の東海岸にもおしよせ、 ケニアのサバキ川でおよいでいたカバの群れが波に巻き込まれ海に流されました。 カバたちはなんとか戻りましたが、カバのあかちゃんが一頭おかあさんや なかまたちからはぐれてしまいました。 そして、ケニアのマリンディという町の海岸に打ち上げられました。 そして、保護されました。生後一年足らずでした。 ハラー動物保護公園で、このカバの赤ちゃんオーエンの親代わりになったのが １３０歳になるオスのゾウガメムゼー（スワヒリ語で「賢い老人」という意味） やがて、オーエンとムゼーはいつもいっしょにいるようになりました。 まるで、ムゼーはママのかわりをしているみたいです。 そして、オーエンは落ち着いて暮らしているということです。 この話をメールで友人から知らされたことで、この絵本が出来上がったのです。 この絵本は文章がほとんどありません。 でも、絵本をみるだけで全てわかるのです。 ２００７年３月に発行されています。 胸が痛みますが、救われるお話です。 ふたりの画像を見つけました。 下のみてみてください。 http://store.f-ritz.jp/images/2007julowen.jpg
January 5, 2008
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『しにがみとおばあさん』ちょっとかわいそう、誰が？しにがみが・・・・。
しにがみとおばあさん 鎌田暢子 大日本図書 ２００７年９月に発行されたばかりのできたてほやほやの絵本です。 登場人物はおばあちゃんとしにがみ。 でも、わたしには、このしにがみはおきのどく。 かわいいおばあちゃんなのですが・・・・。 まあ、よんでみてくださいな。 あなたなら、どう思うでしょう？ 絵がいいので、よけいおはなしがユーモラスに感じます。 お話の展開に意外性がある作品です。 しにがみとおばあさん
January 4, 2008
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『きこえるきこえる』エッツの絵本です。
きこえるきこえる マリー・ホール・エッツ ぶん・え 舟崎靖子 やく ブッキング アメリカの古典といえる絵本です。 作家はマリー・ホール・エッツ さん、１８９５年の生まれです。 兄弟の日常が描かれています。 モノクロの絵がやさしい雰囲気を醸し出しています。 日本では１９８１年に出されています。 最新版が２００７年５月、どうも出版社が変わっているようです。 復刻版などをあつかっている会社だそうです。 いい絵本、いつまでもよめるといいですね。 きこえるきこえる
January 3, 2008
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「アンジェリーナのハロウィーン」子年にねずみの絵本を紹介します。
アンジェリーナのハロウィーン講談社の翻訳絵本 キャサリン・ホラバード 文 ヘレン・クレーグ 絵 おかだよしえ 訳 講談社 子年なので、ねずみの絵本を紹介しますね。 このアンジェリーナの絵本はシリーズで十冊以上あるのです。 アメリカの絵本ですが、ちょっとイギリスの雰囲気もあります。 ヘレン・クレーグさんはイギリス生まれです。 ハロウィーンを題材にしたおはなし。 ハロウィーンの楽しさが村中にあふれています。 ねずみさん達が生き生きして楽しそうですよ。 このシリーズをこれから見つけたら紹介していきたいですね。 ２０００年の作で日本では２００７年９月の発行です。 ねずみさんのお話らしく大変登場人物の多い絵本です。 絵が可愛らしいですよ。 アンジェリーナのハロウィーン
January 2, 2008
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『パパとママのたからもの』今年最初に選んだ絵本です。なぜなら・・・・。
パパとママのたからもの児童図書館・絵本の部屋 サム・マクブラットニ ぶん アニタ・ジェラーム え 小川 仁央 やく 評論社 あけましておめでとうございます。 新しい年の最初の絵本です。 この絵本は以前紹介したことがあるのです。 再度選んだのは、皆さんにこの絵本のような思いで こころをいっぱい満たして欲しいからです。 さんびきのこぐまたちのパパとママがねるまえにいうことば 「おやすみ、せかいで いちばん かわいい こぐまたち」 しあわせなことばですね。 でも、そのうちこぐまたちはぎもんをもつのです。 だれがいちばんかわいいのだろうと。 それにこたえるパパとママ。 やさしく、わかりやすく 相手が納得する答え。 そこに感じるのです。 揺るぎない愛情、安心感、そして、ゆったりした優しい時間を。 この絵本にはそれがいっぱいつまっているのです。 ２００４年の発行です。 皆さんがすばらしい一年を過ごされますように 今年も宜しくお願いします。 パパとママのたからもの
January 1, 2008
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