しあわせはいつも・・・
相田 みつを
私はこの言葉と一緒に、生きている・・・といっても過言じゃないくらい、この言葉を大事にしている。
結婚式を挙げた当日、彼の両親、私の両親と、祖父母に、額に入れて贈った。
この言葉と一緒に私は嫁ぎます。と言う、意味を込めて。そして、こうして、私たちが幸せに生活を送って行こうとする姿を、コレを見て、いつも見守っていてください、という気持ちも込めて。
幸せだと思えないその状況を、幸せだと感じる状況に変えるのは自分のその心次第・・・。
自分の気持ちが、幸せをキャッチできなければ、いつの間にか見逃してしまう。
平等に与えられた時間の中で、いかに、そのチャンスを自分が気がつき、いかに実感できるか。それが、幸せを上手く感じる事のできる、人生になるとおもう。
いつも、自分の気持ちに素直に、泣いたり笑ったりしていたい。
１日１個でも、そんな気持ちで自分の心に目を向けてあげると、小さな幸せが沢山あるはず。
小さな幸せにきがつく毎日だったら、そこから、沢山の感謝の気持ちや、人の温かさを自然と受け止められる人になるんじゃないかとおもう。
辛くて、もうどうしようもない。そう思うときだって、そこに留まらず、少しでも前に出られるように、この言葉を自分に届けたい。
いつも、心の中にその言葉がある限り、私はそう思い続ける。
この言葉がすう～っと自分に通っていく時、
今の私は、自分で納得行くような場所にいるんだな。と思う。
その反面。
この言葉を心でつぶやき、何かを考えてしまう時は、今の状況に疑問があるとき。
そしてまた、私は自分に問いかける。
決して気張らず、あせらずに・・・
自分の今をじっくり見直す。心のずっと奥のほうから、自分の気持ちを聞いてあげる。
幸せかどうか・・・って、ホントは自分が意識してなかったら、ドンドン時間に流されて、自分でも分からない場所に行ってしまうような気がする。
ちょっとだけ、立ち止まって、自分をその流れからすくい上げた時、実感として、残るものなんじゃないかな。
ちゃんとその時を、見逃さないで居られる私でいたい。
今思えば、あの時は幸せだった・・・。なんて、思いたくない。
今、幸せ！とちゃんとその時に実感していきたい。
それができて、あの時も幸せだったなあ。って、思える人生を、歩もうと思う。
『しあわせは いつも じぶんの こころが きめる』
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