狸の方丈記

saikaさんの日記より 年齢




また老いていくということも、若さと同じほど大切なことなのではないか。

だから私たちが考えなければいけないことは、その時期その年齢なりに、

その時期のよさをおもてにあらわすことでしょう。

私たちはそれぞれの季節にそれぞれの生き方を持っている。

四十代には四十代の、五十代には五十代の魅力というものを目標として、

日々つとめていく必要があるのではないか。

若く見えることだけが人間の魅力ではないのです。

春だけが季節ではない。

そう思いつつも、それでもなお、ふっと自分の老いというものに気づき、

なんとも言えない寂寞(せきばく)たる感情を抱くのが人間というものです。

けれどそれはそれとしてごく自然なことと受け止め、その上で秋の魅力、そして冬の静けさ、

そういうものの時期を心ゆくまでエンジョイしていけるようになりたいものです。




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