電球について調べてみると


火を使って油を燃やす事で明かりとしていた、また冬期は火鉢の炭や囲炉裡で暖房・煮炊きに用い暖を取っていた
日常生活に火が欠かす事が出来ないもの、ゆえに火災が多く発生し木造家屋や長屋等が焼失していた。
蔵が石造りになっているのもこの事が理由の一つでしょう、
やがて電気による電灯での生活が出来るようになり、電化製品が充実してきた。

 白熱電灯は、イギリスの化学者J.W.スワン(Joseph Swan: 1828 - 1914)が1878年2月に発明したが、寿命が短かく実用にはならず
アメリカの発明家トーマス・アルヴァ・エディソン、(Thomas Alva Edison、1847年2月11日 - 1931年10月18日)が
翌1879年に真空度を高め40時間の長時間点灯を達成(エディソンが日本の竹を使って作った話は有名である)
さらに1880年電灯事業を展開したとある、
しかしこの時二人の間に一悶着あったらしい…いつの世も同じような争いは付きもののようである、
(この当時から現在に至る発電から送電のお話しは実に興味深く面白い)

 今ではコンセントから簡単便利に電気を使っているがこれに至るまでにはたくさんのドラマがあるようだ
交流電源が東と西で60サイクルと50サイクルとになぜ分かれたのかその真相はいかに?、
ルーツを調べてのめり込んだらきっと電気の達人になれる事でしょう!

 さて日本はと言うと明治23年(1890)8月12日、のちに東芝へと発展する電灯会社「白熱舎」で、日本初の白熱電球が完成
大正14年1925年に東芝がマツダランプに改良を加え、まぶしくない電球を開発とある
フィラメントが見える透明電球が馴染みの白色電球になったと言う事でしょう、当時のガス灯と区別するため電灯と呼んでいた
昭和になる前年の出来事でしたから日本はたかだか84年程度しか歴史はありません、
当時の電球は暗く切れやすかった
少しでも明るくするために天井からの吊り下げで高さを調整しながら使っていた

現在は「タングステンのフィラメント」に電流を流し2000度~3000度の高温になることで光を出している、
球の中は真空ではなく特殊なガスが封じ込められているようでガスの名前を付けてクリプトンだのハロゲンとか呼ぶらしい、
金属が溶ける一歩手前?だから明るい球ほど切れやすいのだ!
これだも原理的に寿命が短いのもうなずける、溶鉱炉の融けた金属が光を放っているのと同じ原理のようだ、


 ちなみに、蛍光灯は1955年に日本の配電電圧である100Vで、変圧器を用いずに簡易なチョークコイル形安定器で直接点灯できる30W型を開発
昭和30年と言う事はたったの54年ほど

省エネ時代1998年にはボール型の蛍光灯が開発されて今も様々な形状の光を放っています、
インバータ回路による点灯回路を採用した方式も商品化され
白熱電球と同じ大きさのE26口金タイプ電球は2004年に登場した

私も使ってはみたが馴染めない点が多々あり足踏み状態であった
予想よりも発熱が多い、物によっては異音が発生し夜間等静かな時に気になる
寒い時期は発光力が低下し通電直後は暗い(白熱電球においては急激な温度上昇に耐えられずに一瞬で即断線’球切れ’する)
やはりオンオフの激しい所では寿命が短い、電子部品も多く故障が発生する
ちなみに蛍光灯は一回入り切りするたびに寿命が1時間づつ短くなるそうです(連続点灯向き)

2009年暮れ各社から実用に耐えられるようなLED電球が価格を下げながら競争のように次々と商品化されだした。
LED電球は弟4世代の光、
『LED電球の誕生で、もはや電球は消耗品から耐久消費財となりました』

 LED電球はまだ白熱電球60Wクラスの光量が主流でちなみに白熱電球の60Wは810ルーメンの光束があるそうです、
東芝のLED電球、昼白色「LEL-AW8N」、消費電力は8.7W 810ルーメンこれが現在同等の値となっているが価格は5500円程
白熱電球60Wクラスの光量をLED電球は8.7Wで実現し寿命は40000時間(実用10年以上)
(ただしLED電球はまだ半球のみの発光でしかないが充分明るい、天井を観察したい方には物足りないかも…)
600ルーメン以下は暗いと考えた方が正解のようだが近距離や狭い所で使うのであればルーメン値が低くても充分実用に耐るようだ。

余談ですが、もしこの8.7WのLEDで60W級の電球作るとどれほど輝くのでしょうかね!
                             8.7WのLEDを6枚使ってサイコロ状に組んでスイッチON…悲鳴!
放熱用の為1面犠牲にしてもし5面で作ったら3万円!
安くなるの待ちましょう、そのうちミラーボールみたいの出てくるかも。

 東芝ライテック直視厳禁史上最強LED電球
昼白色「LEL-AW8N」、消費電力は8.7W 810ルーメン 定格寿命40000時間
電球色「LEL-AW8L 」、消費電力は8.7W 600ルーメン 定格寿命40000時間
東芝ライテック.jpg
電球のパイオニアがLED電球のために総力を結集した新開発LEDモジュール搭載の傑作!
業界NO.1を自負するだけの自信がうかがえる価値ある一品だ。

使っていますが消費電力が8.7Wとは思えぬほどのまぶしい輝きです、
おいおい本当にこの明るさで10年ももつの?今にも切れそうで心配になります!(古い感覚的体験的思考です)
(死ぬ前に一度は拝んでおくと良いでしょう)

ありそうで無かった組み合わせでしょう『電球にリモコン』、ほぼ実物大です。
使っておりますが天井からですと若干ん暗めですがZライトのような近くで使う分には十分な明るさです
なんと付属のリモコンにより昼白色と電球色のミックスが可能なので好みのバランス色と光量でつかうことができます
DL-L60AV.gif


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