CCD-G5との出会い


初の個体撮像素子によるビデオカメラでした、

全日空B747が離陸時着陸時に車軸に付けたカメラで機外の様子を機内で映し出すビデオシステムに組み込まれた時でした、

私もそろそろカメラ購入をと思っていた時でしたのでその発売は衝撃的でした!
早速購入しました、発色は奇麗なのですが素子数がまだ少ないので解像度が良いとは言えませんでしたが
起動の速さと小型軽量が魅力でした、(今はもう手元に有りませんがどうなっちゃったのかな〜何て思い出す事が有ります)

 友人の結婚披露宴撮影に持って出かけました
空港の手荷物検査の時、検査の担当の方が小さいカメラですねーと驚いておられていた事を今でも覚えています、
その頃のビデオカメラはビジコンと呼ばれる撮像管を使用した重たい大型のカメラが主流でしたから驚かれるのも無理有りません
しかもVTRは別にテープを入れて肩から下げるのですがこれもバッテリーが大きく結構な重量がありました、
ビデオカメラとVTRが一体になるにはまだまだ先のお話しですよ、それからすったもんだと時が過ぎ、あれから何年経過したのでしょう
磁気テープはメモリーに撮像管は半導体素子に姿を変え余分なパーツはドンドン消え去り小型軽量化しかも省エネになりました、
今のような手の平サイズは夢のまた夢の時代でした、今の皆さんは恵まれています、

CCD-G5ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
かなり前の話なので調べてみました
1983年
2/3インチ20万画素
価格は228000円

この頃のポータブルビデオ(VTR)ト言うとSL-F1、SL-B5 だったような気がします
SL-F1はバッテリで使えるビデオなので
当時同じ筐体サイズデザインのPCM-F1ト言うビデオならずオーディオファンも引きつけた
DIGITAL AUDIO PROCESSOR ¥250000
もあったな〜

ちなみにSL-F1の価格は199000円 カタログより

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後々に判った事ですが
当時このセンサーの開発に関しての記事を読みました
開発には相当苦労されたようでして、歩留まりト言う言葉もこの時よく聞きました
使いものになるのが幾つできるか、みたいな戦いがあったようです、

 でもね、その苦労は実を結びました
1983年20万画素のセンサーで始まった個体イメージセンサーは
その後年々成長をしてカメラの世界を一新してしまいました
私も色々と使ってまいりました、
2015年8月7日Sony Alpha 7R II 4240万画素35mmフルサイズセンサー
パチパチっとあれから32年も経過したんだー ってそれだけ年とったんあだ〜 でも 技術の進歩って凄いですね!
特に半導体製品の誕生から成長は目を見張るものがあります。
来年には何が誕生してくるのか楽しみです。

2015年 10月 18日 18時 27分 11秒
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考サイト
http://www.airliners.jp/cameras/ccd-g5

イメージセンサの技術と実用化戦略: ソニー技術者たちの挑戦
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このツーショットはある意味SONYのイメージセンサー技術の躍進的歴史を感じさせてくれる一枚です!32年待ちました。
CCD-G5 & Alpha 7R II

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: