玉音放送の原盤


今までこの時期に報道で聞かされていたあの録音は一体何物なのか偽物なのか??
 でもなぜか興味津々なのです、きっとこのレコード盤トいうタイムカプセルにひかれるのだと思います、しかも原盤ですよ!。
聞いてみたいですよ!

 「玉音盤」とは(http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_0713.html)より
 原盤は皇室の所蔵品として保管され、これまで一度も公開されてきませんでした。
このたび宮内庁が原盤の音声の再生に成功し、戦後70年を経て「玉音放送」そのものがよみがえることになりました。
社会部の鈴木高晴記者と三石泰行記者が解説します。

ーー妨害を乗り越えて放送

この歴史的な現場に立ち会い、2012年91歳で亡くなったNHKの元技術職員、玉虫一雄さんは生前(平成20年)NHKの取材に答えていました。
玉虫さんは8月14日の昼すぎ、上司から突然、録音機材の準備を命じられたといいます。

「昭和天皇が話すということはわからなかったが、重大放送ということで、ある程度予感はしていた」と振り返り、
「とにかく失敗したら大変だと考えていた。緊張の一語に尽きる」と録音に臨んだ当時の気持ちについて語っていました。
こうして無事に録音された玉音盤ですが、放送まではすんなりとはいきませんでした。
徹底抗戦を唱える陸軍省の若手将校らが、降伏を阻止しようと皇居に侵入し、「玉音盤」を奪おうとしたのです。
録音を終えた玉虫さんも、皇居を出る際に反乱軍に拘束され、「銃殺されるかもしれない」と覚悟したといいます。
しかし、反乱は失敗に終わり、翌15日、「玉音盤」がNHKの放送会館に届けられ、2回目に録音されたほうが正午からラジオで放送されました。
37分余りの放送のうち昭和天皇が読み上げた音声はおよそ4分30秒に及び、
多くの国民にとって、「現人神」とされた昭和天皇の声を耳にする初めての機会となりました。


ーーー「玉音盤」

昭和20年8月15日、昭和天皇がラジオを通じて国民に太平洋戦争の終戦を告げた
この終戦を告げる昭和天皇の声を記録したレコード盤が「玉音盤」です。
録音は、終戦の前夜に行われました。宮内庁が編さんした
「昭和天皇実録」やNHKの「20世紀放送史」などによりますと、
昭和天皇は8月14日午後11時25分、軍服姿で当時の宮内省の庁舎の一室に入り、
宮内大臣や侍従長らが見守るなか、
NHKが用意したマイクに向かって「終戦の詔書」を読み上げました。

 録音が終わったあと、昭和天皇は「声が低かったようだが、どうだったか」と述べ、
NHKの録音班が側近を介して「数か所おことばに不明瞭な点があった」と伝えると、
みずから「じゃ、もう一度やろう」と希望して2回目の録音が行われ、
2組の「玉音盤」が出来上がりました。

ーーー「玉音盤」の行方は
2組あった「玉音盤」は放送後、宮内省に戻されました。
このうち、1回目に録音され、放送では使われなかったほうの原盤は、現在、東京・港区のNHK放送博物館にあります。
昭和50年、放送開始50周年の記念事業の一環として宮内庁から移されました。
ひび割れなど時の経過による劣化が目立ち、すでに再生不可能な状態で、
放送博物館では、修復や保存の措置を施したうえで、特殊なケースに入れて保管しています。
 実際に放送されたほうの「玉音盤」の原盤は、戦後すぐにGHQに貸し出されコピーされます。
今テレビ番組などで使われている「玉音放送」は、このコピーが音源になっているとみられます。
終戦の翌年、GHQに命じられてコピー作業をしたNHKの職員が、余分にコピーして自分で保管していたものが、
のちにNHKに渡り、広く用いられるようになったということです。
ただ、こちらの原盤はGHQから戻されて以来、皇室の所蔵品である「御物」として保管され、一度も公開されてきませんでした。

ーーー70年ぶりに再現された音声は
戦後長らく封印されてきた玉音盤。
公開のきっかけは、ことしの戦後70年にあたり、宮内庁が先の大戦の関係資料の公表を検討したことでした。
検討の過程で、天皇皇后両陛下と皇太子さま、秋篠宮さまから「玉音盤」の再生も検討してはどうかという考えが示されたということです。
これを受けて、宮内庁は専門家に相談。
原盤が収められた缶のふたを開けたところ、レコード盤が6枚あり、一部は状態がよいことが分かりました。
そして、去年の暮れ、ほぼ70年ぶりにレコード針を落としたところ、昭和天皇の声が再生されたということです。
このうち5枚は、2枚1組と3枚1組になっていて、それぞれ終戦の玉音放送の音声が収められていました。
2台の機材で同時に録音されたものと見られ、このうち3枚組のほうは1枚が再生できませんでしたが、
終戦の玉音放送の原盤は計5枚だったと分かったということです。
残りの1枚には、別の「玉音放送」が収録されていたことが分かりました。

6月30日には、両陛下のお住まいの御所で原盤を再生し、両陛下と皇太子さま、秋篠宮さまが耳を傾けられたということです。

 宮内庁は、今回再生された原盤の音声をデジタル録音しています。
宮内庁の風岡典之長官は今月9日の記者会見の際、今テレビ番組などで使われているものとの違いについて聞かれると、
「原盤から直接再生してデジタル録音したものですから、よく聴いていただけると違いが分かっていただけるのではないか」と話しました。

宮内庁は来月1日に、終戦の玉音放送と、戦後の食料問題の玉音放送の音声を公開することにしています。
70年前の昭和天皇の肉声に近いクリアな音声を聞くことができるかもしれません

ーーーーーーーーーー録音初公開

ーーー玉音放送の原盤

宮内庁は2015年8月1日、
昭和天皇がラジオで国民に終戦を告げた「玉音放送」の原盤(玉音盤)の音声を初公開した。

毎日新聞によると、
玉音放送の音声は1945年8月15日正午、全国でラジオ放送された。
録音は、前日の8月14日夜に宮内省(当時)で行われたという。
原盤は2枚組みと3枚組みの計5枚で、戦後、皇室の所蔵品として宮内庁が保管していた。
3枚組は1枚に破損があったが、2枚組の方は再生が可能だった。

専門家に依頼して約70年ぶりに再生・録音したところ、
音声が明瞭になり、約4分40秒あった従来の音源より10秒ほど短くなった。
昭和天皇の声がやや高く聞こえるという。
宮内庁の担当者は「原音を忠実に反映しており、昭和天皇の声の自然な感じが出ている」と話している。
天皇、皇后両陛下と皇太子さま、秋篠宮さまも6月末に原盤の音を聴いた。

玉音放送をめぐっては、
日本が降伏すると知った陸軍省の若手将校らが、これを阻止するため放送を妨害しようと、
皇居に侵入したりNHKの放送会館を占拠したりして「玉音盤」を奪おうとしたが失敗に終わっている。

ーーー毎年8月になると報道で流され聞いていたあの音声は一体何だったのでしょうか?
全くの偽物ではないようですが
複製による音声の劣化や再生および録音機による回転ムラが影響している複製版(コピー物)の音のようでした。

「玉音放送」の原盤 digital録音を聞きましたがより鮮明に聞こえましたし空間も感じとれるほどでした
陛下のイメージもスリムになったような感じでした、それなりにノイズも明瞭になってはおりましたが
今のdigital技術ですとノイズは消去可能と思います。

デジタル(英語: digital, 英語発音: [ˈdiʤətl]。ディジタル)
アナログ(英: analog、英語発音: [ˈænəˌlɔːg] アナローグ)

昔の動画フィルムの再生を見ると動きが早いのは、記録の時に回転が遅かった
当時の動画フィルムは数分ほどしか記録出来なかったうえ、撮影前にゼンマイを巻く、当然現像も必要


 私が気になるは再生出来なかった原盤なのですが、どのような具合か不明ではありますが
結局針を落とせない状態ト思います、ハード的には再生出来ない、
まだそのままの状態であれば原盤の維持は出来なくてもうまくやれば刻まれた内容だけでも復帰は可能のように思います
もしやる気があったらとにかく今以上の劣化に至る前に
その原盤を全面スキャナーで読んで溝の拡大コピーをしてデーター化してください
できたら正しくつないでください、後は今世紀の技術で内容の復元はできる事でしょう。

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