ゴンドラの唄１９１５年６月発売のSP盤の音声を聞き取る
ゴンドラの唄
吉井 勇 作詞 中山晋平 作曲
唄 松井須磨子 伴奏 北村季晴 北村初子
２０２１年４月２６日〜２７日コロナ禍 ト言う事でYouTubeを検索してったら
私が生まれてもいない時代のとんでもないレコードの録音を見つけました
古い古い１００年越、１９１５年６月発売のSP盤の録音投稿です
貴重な録音ト言う事で聞いては見ました（数件しか無し）がとんでもないノイズの固まりの中から
かろうじてか細く聞こえて来るのだが何かを語っているのか不明な部分があり困り果てました！（ちょっと何言ってるか判らない）
問題は曲ではなく，前置きに語りが１分２０秒ほどあるのです （普通に話している声の録音なので唄よりは聞き取りがしにくい）
同じ思いをされている方にト思い私が危険を承知でトライしたその録音の内容を
忘れないうちに残しておきますので参考にしてください。（耳鳴りが異常・・・
尚、一部どうしても解読できない部分があります、固有名など・・・ご勘弁
この盤は唄のみならず冒頭に劇中のセリフ部分の録音があります、ほとんど最初からつまずきます
『 考えてみると、私たちが、ロシア？、を出てから半年になるんだわ
その半年の間、私たちは、苦しみの、どん底を、這い回り
１１月１２月と言う寒い雪の中で、行く先々へ着くまでは、調べられるし （バイオリンの音が聞こえ始め）
（ピアノの伴奏もはじまる）
命がけの思いでやっと国境を越えて海を渡ろうとすれば
途中、イイニワ？、で病気が重くなりやっとの思いで
このイタリアの港まで来たのだけれど、
たった一人たのみに思う船頭の、デンキチ？は、まだ、やって来ない
ヒヨキヤ？に，行ったにしても
あの、厳しい警察の目を まあ、どこして逃れていくつもりだろう
私たちの、目の前には、
夜の闇よりも恐ろしい真っ暗な運命が口を開けて待っている
だけれど、どうなるものじゃなく
行く所まで行くだけじゃないか、ああ、ゴンドラの唄が聞こえる、』
いのち短し 恋せよ乙女
あかき唇 褪（あ）せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日（あす）の月日は ないものを
いのち短し 恋せよ乙女
いざ手をとりて かの舟に
いざ燃ゆる頬（ほ）を 君が頬（ほ）に
ここには誰れも 来ぬものを
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーレコード盤の録音はここで終わっている、SP盤としては長い３分１１秒となっている。
いのち短し 恋せよ乙女
波にただよい 波のよに
君が柔わ手を 我が肩に
ここには人目も 無いものを
いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 褪（あ）せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを
※『乙女』を『少女』ト記している歌詞もあり
また、なにか新たな発見や訂正等がありましたらその都度変更させていただきます。
今日はこれまで、
次は『カチューシャの唄』に挑戦ト思ったら，セリフはありませんでした。
wiki/ゴンドラの唄
「ゴンドラの唄」（ゴンドラのうた）は、1915年（大正4年）に発表された歌謡曲。吉井勇作詞。中山晋平作曲。
芸術座第5回公演『その前夜』の劇中歌として生まれ、松井須磨子らが歌唱、大正時代の日本で流行した。
「カチューシャの唄」ほどの爆発的なヒットにはならなかったとされる
『カチューシャの唄』（カチューシャのうた）は、1914年（大正3年）に発表された日本の歌謡曲、
ならびに同楽曲を題材にした同年製作・公開の日本の短篇映画である。
楽曲の作詞は島村抱月と相馬御風、作曲は中山晋平。劇団芸術座の第3回目の公演である『復活』の劇中歌として、
主演女優の松井須磨子などが歌唱した。
また、『復活唱歌』の題名で、松井の歌唱によるレコードが発売された。
歌詞の「カチューシャかわいや わかれのつらさ」は爆発的な流行語となった。
カチューシャかわいや わかれのつらさ
せめて淡雪 とけぬ間と
神に願いを（ララ）かけましょうか
カチューシャかわいや わかれのつらさ
今宵ひと夜に 降る雪の
あすは野山の（ララ）路かくせ
カチューシャかわいや わかれのつらさ
せめて又逢う それまでは
同じ姿で（ララ）いてたもれ
カチューシャかわいや わかれのつらさ
つらいわかれの 涙のひまに
風は野を吹く（ララ）日はくれる
カチューシャかわいや わかれのつらさ
ひろい野原を とぼとぼと
独り出て行く（ララ）あすの旅
レコード売り上げについては、「カチューシャの唄」が2万枚売れたとされたり、
『生ける屍』の劇中歌「さすらいの唄」が25万枚を記録したと言われる一方、
「ゴンドラの唄」については具体的な数字が語られることがない
１０６年以上前のSPレコードのお話でした。
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