LOU REED

Lou Reed



1960年代後半、かのアンディー・ウォーホルのプロデュースによりデビューした
The Velvet Undergroundのギター&ボーカルにしてリーダー(かな?)。
ウォーホルが描いた、彼らのデビューアルバム「The Velvet Underground and Nico」の
バナナのジャケットはあまりにも有名ですよね。
残念ながらCDしか持ってないので、↑の写真にはありませんが・・・。
ちなみに↑の写真上段左端はヴェルヴェットの’69年のライブです。

’70年台に入ってヴェルヴェットを脱退し、’72年にソロデビュー。
デビッド・ボウイとミック・ロンソンのプロデュースによる「TRANSFORMER」
(↑の写真上段、左から2枚目)ではグラムロック的なポップミュージックを。
3作目の「VERLIN」(同右端)ではヘヴィーかつドラマチックな音造りを聴かせてくれます。
その後「METAL MACHINE MUSIC」などという、
ギターノイズだけによる、それはもう恐ろしくもまったく意味不明なアルバムなどを経て、
’75年にリリースされた「CONEY ISLAND BABY」(下段左端)では、
語るような独特のボーカルスタイルが肩の力が抜けたなんとも言えない軽さを醸し出しています。
今までとんがりながら突っ走ってきた自分をふと振り返り、
ようやく発見した本当の自分の姿をポツリポツリと語り始めた、そんな印象を受けます。
けっして体力的に恵まれてなかったに違いない自分自身の少年時代を振り返り、
「僕はコーチに気に入られたくて一生懸命フットボールをプレーした。」
と歌うタイトルナンバーはまさに秀逸!
あたしゃこのアルバムが最も好きですなぁ・・・。
’80年代から現在に至るまでの、スタジオライブとも言えるような、
至ってシンプルでストレートな音造りもなかなか気持ち良いです。

過激でメッセージ性が強いだけでなく独特の世界を持つその歌詞から、詩人としても評価が高いルーですが、
ニューヨークパンクの神様というだけではなく、
現代のラップミュージックの元祖と言ってもいいような印象を持つのは、私だけでしょうか??





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