元気な道楽小僧!?

富士登山2009年7月8日


こうも毎週天気に見放されるとヤケクソだ
先週までの2週間は釣りへ行ったりして過ごしたが
今週の水曜日の天気を先週の水曜日に
『来週の水曜日も天気が悪いでしょうと』
テレビの天気予報でおまけのように言っていたが
本当に天気が悪くなる天気図には参ってしまった。。。
冒頭にも書いた通りヤケクソなので
降るなら降れという気持ちである事を計画
禁煙から早4年弱、メタボの体に鞭打って体を絞ってきた
去年は河口湖マラソンにもエントリー
(あ、今秋のエントリー始まったな)
今回は富士登山!
7月7日の仕事を終えた後に荷物を用意し
夕飯を済ませて21時前に自宅を出発
一人で行く予定なので気楽だった
本当は静岡県の富士宮登山道を登る予定だったが
残雪が多いため開通しておらず
山梨県側の吉田口登山道しか頂上へ行けないため
仕方ないがスバルラインを使って五合目へ行く
富士スバルライン通行領収書
途中山小屋の明かりが見えるがスバルラインを車で登りだすと
強風と横殴りの雨に気分は下降線10時30分には五合目に到着したが
天気の回復を見込みつつ1時間ほど仮眠した
(本当は12時まで寝るつもりが車が突風にあおられて車が揺れて目覚めた)
目覚めて5分ほど気持ちの整理をし
(天気の回復が見込まれないので朝まで待つか移動開始するか)
ゆっくり準備を済ませ出発することにした
FMラジオをBGMに
0時20分五合目を出発
ヘッドライトを頼りにゆっくり歩く
最初は下り坂(これが帰りに最高の難所になるのだ)
途中に登山道の看板が見えるところから泣きの登山が始まる
暗闇の中、雨、霧、強風にフラフラしながら登り始める
今回は山スキー用のストックのリングをトレッキング用に交換
先端をプロテクターで加工して持っていった
これが足場の悪い富士山には最高でどんどん足が前に進む
6合目に付くと管理人が出てきて『風が強いので気をつけてと送り出してくれた』
6合目からジグザグの単調な上り坂だが登りやすいようにと
階段状になってるがこれが実に辛い
7合目に近くなると風が突風に変わって来た
耐風姿勢でやり過ごし耐風姿勢
(ストックを前に着き両足を肩幅にして突風に耐える)
いつまで続くと分からないジグザグ道に喘ぎながら登る
雨も本格的に降ってきて7合目を過ぎる頃には
服の仲間でびしょびしょ。。。
(雨も大したことはないと冬山登山用のウエアーの用意だった
ゴアテックスが使用してあるので高をくくってたが冬山8000m用
なのは素晴らしいウエアーなのだが8000mクラスは雨が降らないのね・・・)
しかし、歩いていればビショビショでも寒くない
そこで、30分歩いては5分休んでと計画していたが
1分歩いて呼吸を整えて又1分歩いて呼吸を整えてと登っていた
気が付くと2時間で8合目の 白雲荘 3200mに着いていた
初めて先行者のカップルが雨の中を休憩していて話をする
福岡から来ていて今回始めての富士登山だという
初めてで嵐のような天気の中よくここまで来たねと
ほめてあげて、2時間がんばらなきゃならないよと伝え
見送った、オイラは濡れ過ぎていて体温が下がるのが分かったので
3200mで上のシャツを脱ぎ薄手のダウンジャケットの上に
100均で買った薄い合羽を羽織その上にもう一度
ぬれている登山用のウエアーを着、グローブを変えて再び登りだした
ここで着替えたのが良かったらしく体が直ぐに温まり
再び快適に登り始める事が出来た
腹も減ってきたので行動食(ウイダーインゼリー等)を摂り
ながら登る風雨共にさらに強くなり耐風姿勢の回数が増える
それが良いインターバルになり再び登りだす
8合目も終わりになった頃
ラジオで何とか川柳物が流れていて大笑い
おかげさまで辛い登りが一瞬だったが気がまぎれた
深夜番組のエロ川柳
『挿れたのに早く挿れてとせがまれる』。。。馬鹿!
更に高度を上げていく途中
なんとなく明るくなってきたことに気付いた
時間を見ると4時ちょっと前
9号5尺の洞がまだ閉ざされていたが手を合わせ
最後の登りに精をだす
ヘッドライトの明かりは必要ないほど明るくなって
上を見ると大きな木の鳥居が見えた
ここまでくると後50mの登りだけ
登山道が以前より多少変更されていたが
覚えのある浅間大社と彫られた標が見えた
山頂の通りにはまだ雪が残っている
風雨共に強いが気をつければお鉢周りが出来るかと
時計回りに富士宮登山口方向へ向かうが
爆風にと通行止めの標識にビビリもと来た道を戻る
ゆっくりおにぎりを食べようと思ったが
それどころじゃない
じっとしてると寒くなってくるし
2度目に変えた防水防寒手袋も中までびしょびしょ
かじかむ手に3枚目の防水防寒手袋をはめて
やっとの想いで山頂の標を撮影
2009-7-8富士山頂
逃げるように山頂を後にした
下りは1時間かけて登った道のりはわずか10分弱。。。
7合目まであっという間に降るが全身びしょぬれなので
休憩を取ると寒くなってしまう
それでもと思い山中湖を写真に収める
富士山7合目より山中湖
下山は2時間を予定していたが
登山道と下山道が残雪の影響で同じルートなので
登山者優先を守っていたら
3時間も掛かってしまった・・・
合計7時間で今回の登山は大成功を収めた

富士山軌跡(特大)反省として、合羽はもって行くべきだった。。。それだけかな!
しかし、毎朝のジョグがここまで体力を付けてくれているとは
改めてビックリ!
継続は力なりだな!

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