道楽猫

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おいしく食べて健康に♪身土不二


実際、100歳以上の人口は確実に増えています。第二次世界大戦後、50歳くらいだった日本人の平均寿命は、平成12年では、男性が77歳、女性が84歳で、世界一の長寿国です。
2050年には、勤労者5人で高齢者4人を養う形になるという予測がされています。平均寿命も当然、現在よりのびるわけで、日本人の平均寿命は、男性80歳、女性89歳(米国の研究所の予測では90歳以上)と予測されています。
長く生きられるということは幸せなことです。
しかし、長生きには当然、老化という問題がつきまといます。
年をとっても若々しく、健やかに。寝たきりや痴呆にならない状態で生活できる期間(健康寿命)を少しでも長く。
そのためには、食生活が非常に重要になってきます。
社会問題となっている生活習慣病の原因も、食習慣によるものが、半分以上だといわれています。

身土不二とは
人間の身体はその人が住んでいる風土と切り離せないということを意味します。つまり健康を保つ為には、その人が住んでいる土地で採れた旬の食べ物を食べなさいという考え方です。

牛乳を飲むと下痢をしますか?
牛乳といえば、学校給食で飲まされた記憶が、私にはあります。
牛乳が日本に入ってきたのは、奈良・飛鳥時代ですが、当時は特権階級のものでした。庶民が牛乳を飲用するようになったのは、開国して、外国人が日本を訪れるようになってからです。第2次世界大戦後、食生活が洋風化し、昭和30年代から、牛乳が学校給食として飲まれるようになりました。
南アジア・ヨーロッパでは、紀元前6000年頃から、牛乳を飲んでいたといいます。2000年以上かけて培ってきた、日本人の食の歴史の中で、牛乳が一般に飲まれるようになってから、ほんの50年ほど。たったの一世代分なのです。
先ほどの「身土不二」の考え方でいけば、牛乳は遠い国の、ほかの民族の食品、ということになります。
日本人には牛乳に含まれている乳糖を分解する酵素を持っていない人が多く、牛乳を飲んでもきちんと消化・吸収されず、下痢をしてしまうのです。
もっとも、これは哺乳類としては自然なことです。哺乳動物は成長すると、自らエサを探し、食べるようになります。牛や犬や猫も、大人になると母乳から離れます。大人になってまで飲んでいるのは、人間だけということになります。
牛乳を飲んでいいのは、乳製品を多く食べてきた欧米人です。欧米人は、土地が農耕に適さず、牛乳を長い間摂取してきました。そのため、長い時間をかけて、乳糖を分解できるようになったのです。


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