SOMETHING TO TALK ABOUT

'04.10.17.Martin Hamamatsu


Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT
"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Tour

浜松メイワン・エアロホール
(G.Vo.) 斎藤誠
(B) 角田俊介
ゲスト:石田長生さん


ホールは、駅ビルの8F。入ると、ホワイエにMartin Guitarが10本以上展示されていたり、作る工程の写真なども展示されていました。
ギターって、とても美しいです。
角田さんって、開演前にロビーとかウロウロなさってるんですよね。
びっくりする。ファンの方たちとおしゃべりしたりして。
ホールは、今回は100人くらいでしょうか。。。
私は、かなり前の方の端より。誠さん側でしたが、ちょうど斜め前の方で少し見え辛かったかも。
いすが上等(笑)で座り心地良かったです。
Martinのコンサートは大体いつも男性の方が多いような気がします。
女性は、殆どが誠さんファンかもね。

先ずは、恒例の黒○楽器のFさんのごあいさつ。
浜松は初めて。今日のギターショー、たくさんのご来場でにぎやかなギターショーができて、感謝しています。

赤れんが倉庫のお土産CDに入っていた、"Missing Serenade"Banana Ver.のBGMで誠さん登場。
(これ、ウクレレじゃなくってギタレレらしです。)
今回の衣装(?)好きでした。お帽子は茶色で生成り色のステッチ。サイドに共布のバックルのようなもの付き。
はおりもののシャツは、チャコールグレイの大きめのチェックで、
襟や、前たてなどに赤のステッチ。よくお似合い。インナーは、ご自分のツアーT。
パンツはカーキでスニーカーは明るめの茶色の革。

自分のLIVEでは浜松は初めてなので、自己紹介。
後ろでスタンバっている石田さん、カッコイイです。カッコいいけど優しい。もっと、怖い人かと思ってた。^^;
石田さんとは20年振りくらいなんですが、ちゃんと僕のこと覚えていてくれました。
この間有山さん、全然覚えててくれてなかった。。。3回も会ってるのに 3回とも「はじめまして。」って。。。
今日は、たくさんやるよ~~
そして、いきなりこの曲からでした。

1.今 僕を泣かせて

生音マイク録りって、良い音です。一曲目ということで、いつもとちょっとちがう。ストロークが多目だったような。。。
ギターの良い音を聴かせたかったのかな。

僕は、小6から中2まで静岡に住んでたんです。温暖な感じで皆が自転車に乗ってる感じ。北京かと思いました。
このギターは、チェリーでできています。スマートウッドプログラムで作られたもので、スマート・ウッドっていうんです。
夏のツアーは、僕一人だったんですが今回はベースで角田俊介。
"Sunshine of~"とか、"Layla"のイントロをなにげに弾いて迎える誠さん。
角田さん登場。20年も付き合っている、ビートルズだって8年間しか仲良くなかったでしょう?
(この間全く無視して準備する角田さんが愉快。。。)
ベースもMartinのアコースティック・ベースでした。

20周年記念のアルバム"Waltz In Blue"から洋楽を2曲。
"Melissa"はやるつもりじゃなかったけど、昨日のFMの公開放送で良い感じだったので。。。って言ってました。
"My Love"はいつも曲が終わったら、 「My Love」 って叫ぶのですが、これが素敵なんですね。
"Melissa"は、福井の時もそうでしたが終盤のフェイクがカッコイイ。男性に人気のあるアレンジみたいですよ。

2.My Love (Paul McCartney)
3. Melissa (The Allman Brothers Band)

昨日、食いましたよ。うな茶。
先輩(サザンオールスターズ)たちが以前に7万人のLIVEをやったときに、
原さんが何かの雑誌に「浜松に行ったら、八○徳に行きたい。」
みたいなことを言ったらしく、どの店も長蛇の列だった。
僕は3段階の食い方を知ってるからえらそうに皆に説明して、
「小櫃をまずまぜて。。。」とか言ってたら、
店の人に、「それ、かき回さないでください。旨みがなくなってしまいます。」と言われて、 いきなり地に落ちました。。。

次は、あんまり素直じゃない曲。
Rock界の異端児って僕が勝手に決めた、 東の「Steely Dan」、西の「Frank Zappa」。
歌詞何言ってるんだか全然わかんないし、顔が赤くなるほど恥ずかしい歌詞だったり。
あんまりやる機会がないので、その二つを選んで続けてやります。
'76のアルバム「Zoot Allures」からと、
Steely Danの2枚目の「Countdown To Ecstasy」から"The Boston Rag"(Waltz In Blueに収録)

4.Zoot Allures
5.The Boston Rag

この、Zappaが素晴らしかった。難しかったでしょうね~。あのClassic風な感じ。とても、丁寧に弾いていました。誠さんに意外と合ってる。
"The Boston Rag"は、昨年末の「Blue Jay Way」でもめちゃくちゃカッコよかったから、期待通り。
あの時は多分フルバンドに近い状態だったから、今回のギターとベースだけのツーピースでの演奏、感動しました。
角田さんのベースソロも良かったなぁ。
誠さんのギターソロは、断然今回の方が良かったと思う。
ソロの時ノッてると合間に「yah~~」とか「ohu~~」とか
うめきが出るのですが、私はこれが大好きなんです。
最後、なぜか"Stairway to Heaven"のフレーズで終わってた。。。

ギターの香りって、ある種アロマ的な感じがするんです。 変態でしょうか。。?
好きなんですよ。チェリーのギターなんかホントに甘い匂いがする。(と、匂ってた。^^;)
10月の6日にベストアルバムを出しました!
20年分のベストなので'83から始まるので声が青い。
バラードばっかり17曲入っていて、情けない人生が凝縮されています。
「Let It なんとか」っていうアルバムに似たジャケットで、
俺の顔の変遷が見れます。 昔は、髪が乳首まであったんですよ。。。

6.Dirty Thirty Man

この曲は角田さんとなら、絶対聴けるなって思ってました。う~ん、何度聴いても良い曲ですね~。
CDよりも、LIVEで聴く方が好きな曲です。
「Ballads'Best」の7曲目に収録されています。
Martinのガットギターでの演奏でした。Martinでは珍しいそうです。

次の曲は、リリースができなかった時期に 『皆さんに早く逢いたいなぁ』 と思って作った曲です。
そこで、ホワイトボードにみんなで合唱パートの譜面が書かれたものを黒○楽器の若い人二人が持って来た。
なんと、 誠さんと同じヘアースタイルです。 (ヘアースタイルっていうのか???)二人ともスキンヘッドにしちゃって、もう大ウケ。
そこで、誠さん 「俺も取るしか無いじゃん!」 って、お帽子を取った。。。拍手喝采(?)
ボードの譜面に"スラー"が付いている箇所があって、
「これが、R&Bなんです!
これがなかったら堅くなっちゃうんですよ。キモなんです。
みなさん、ご自宅で S.O.S. とか、 Chemistry とか聴いてるでしょう?
みんなあれをやってるから、 Japanese R&B って言われてるんですよ。」と力説。

7.あなたに逢いたい

みんなで、「ラーラーラーラララララー、ルールールールル~~」って合唱したわけですが、
前々から感じてた誠さんの発音ね、 ラ行 サ行 がちょっと人と違って艶っぽいんですが何かわかった気がしました。
ベロがほんのちょっとだけど多分フツーの人より長いみたい。。。気のせいかなぁ。
この曲も「Ballads'Best」の12曲目に収録されています。

最後の曲は、 この曲がきっかけになって今回のBest Albumを作った。
20年間僕を支えて来てくれた、これからも支えてくれそうな人たちへの感謝
の気持ち、歌詞は感謝だらけ。
支えてくれた人、洋楽、今日のような気持ちの良い日を迎えられる自然への感謝、ギターを作る木への感謝。。。

山羊座のA型なんで、いろんなものに感謝しないと、心配性なので。。。

8.Waltz In Blue

静かに穏やかに優しく、情感を込めて歌ってました。
何度聴いても、心に沁みます。


そして、入れ替わって石田さんご登場。
「どうも、こんばんは、Charです!」

普段エレアコでやってるんですが、生でやるのは30年ぶりぐらい。
イカシタボーカルと、ちょっとHなギターの斎藤くんにもう一度拍手を。。。
ベースの角田さんにも。。。
1曲目はオリジナル。
2曲目が、 Van Morrisonの"Crazy Love" の日本語バージョンでした。
迫力のCrazy Loveでした。

日本シリーズやってるというのに、来てくれてありがとう。
Charさんの「気絶するほど悩ましい」の替え歌で、
「気絶するほど首長い」 をやってくれました。しかも、あっさりと。。。確かに、Charさん首長いし。。。
私、これ最高にウケたんですけど。。。(爆)
その後、タンゴ(インストゥルメンタルで)を一曲。
曲は、 エル・チョクロ でした。
4曲目は、La Canta(トレスアミーゴス収録)

生音でやるのいいですね~。高校の文化祭思い出す感じで。
では、みんなに真面目に笑ってもらおうかな。

普段は宴会芸なんですけども、「Smoke On The Water」やりますね。
フツーにあのイントロを弾いてから、

これを、ハワイアンでやります。ワイキキビーチよりお送りいたします。
ホントにスティールギター風に(良く見えなかったのですが何かでスライドギターの要領で)音もハワイアン風で、
歌もすっかりハワイアン。。。声も裏返ってたかな。

次は、ブラジル、リオよりお送りいたします。
思いっきり、「マシュケナダ」の歌になってた。面白すぎ!

次は、沖縄民謡で。。。
これは、サンシンふうの音でしっかり「ハイサイおじさん」のメロディ。
音階も沖縄民謡風でした。

PAさんに、「すいません、リヴァーヴいっぱいかけて。」と言ってから、
では、両国国技館より、「相撲オンザウォーター」
「に~し~、ちよたいか~い~ちよたいかい~、ひがし~、あさしょうりゅ~あさしょうりゅ~」って、
聴いてたらこれ、あのイントロのメロディに実は似てたんですね~
気付きませんでしたよ私。(笑)

最後に東京神田川からお送りしましょう。
4畳半ニューミュージック編。
ギターが思いっきりフォーク。そして、語る語る!!
物悲しいニューミュージック風。
もう、最高に笑った「Smoke on the Water」宴会芸でした。楽しかった!

5曲目に西岡恭蔵さん("プカプカ"を作った人)の曲で 「アフリカの月」
ご自分で、「では、やってみたいと思います。はりっきってどうぞ。」って。これは、ブルースでした。良い曲。

そして、ビールをちょっと飲んで
フラメンコギター風の曲を一曲。聞かせてくれましたよ~これも。
歌詞が英語だったけど、カヴァー曲だったのかなぁ?よくわからなかったです。でも、最後は、ブルースのコードで終わっってた。。。

そして、最後は立っていすに足をかけて(ご本人は小林旭風に)と言ってました。視聴者参加でお願いします。なので、みんなで手拍子。
これは、オリジナル曲の"Happiness"かな。盛り上げ方お上手でした~。
途中の四文字熟語のところ、楽しかった!


Encore

気を遣って、誠さんがタイガースの話題を振る。
どうですか、岡田は?
岡田暗いね~。顔は面白いねんけどなんか暗いねん。
現役の時は笑えるカンジやったのに、監督になってから眉間に皺やしね。
多分ベータカロチン足らんと思うわ。

20年振りですよね~。昔、君が(誠さんのこと)やってたOBCのラジオ番組に出たのは覚えてたけど、セッションしたことは覚えてない。
そこで、有山さんの話題再び。彼,実は同○社大の法学部やねんで。
そして、有山さんのオフレコ話題を二つほど聞いちゃいました~。


・Proud Mary(C.C.R.)
・Dock of the Bay(Otis Redding)
・Iko Iko(日本語バージョン トレスアミーゴス収録)


"Proud Mary"はアンコールの時急に思い立ってすることになった模様。
お二人とも、この曲がやりたくなったようでした。同じこと思ってたそうですよ。3人でステージ上で打ち合わせ。
「昨日の西武中日戦の40分の中断に比べたらね~」と石田さん。
石田さんが、角田さんのベースのパート(あのイントロのところ)をいちいち曲中に
「ドド、ラ-、ドド、ラ-、ドド、ラソファファ、レファレ」って歌って教えたりして。楽しい。
"Dock of the Bay"は、誠さんらしいOtis。彼の、Al Greenとか、Bill Withersとか、大好きですがこれもよかった。
終わってから、石田さんに 「なかなかやるね~サイトークン!!」 って褒めていただいたりして。
"Iko Iko"は、視聴者参加で、手拍子。ブルーグラスの感じでした。わりと昔の曲なのでしょうか?
日本語バージョンでしたが、ハッピーな曲なのに、歌詞はちょっぴり心に沁みる歌詞でしたよ。
このリズム、誠さんの「Missing Serenade」の間奏のClapと同じだ!
お二人のギターソロ最高でした。誠さんのあんな速弾き珍しかった。

音楽を心底愛する3人のあったかいLIVEでした。

(感想も混ぜてるので、読み辛くてごめんなさい。)




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