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紫微宮
自作小説四 桃源記
「・・・分かりました、ご迷惑を掛けてすみません。」
宇美は深く頭を下げた。
瀬織津比痲も申し訳なさそうな顔をしている。
「いいんですよ。これも縁(えにし)というものですから。私は仕事があるのでこれで失礼しますが、後の詳しい事は寿真さんに聞いてください。」
宇美はそのまま寿真の部屋に行き、詳しい活動日時と集合場所、何を持って
行くか、心掛けなければならない事などを聞いた。
日時は明日の丑の刻からで、集合場所は宇美の通っている学校の正門前。生弓矢、生太刀を用意し、
気を付ける事は
「決して、隙を見せない」こと。
妖物にとって異能者の血肉は絶品で、また異能者の力に引き寄せられる為、異能者達は結束して付け入られない様に妖物を退治していく。
翌日の深夜午前二時、学校の正門前に寿真と宇美が待っていると、前方から宇美達と同じ年頃の青年と小学生位の男の子が二人して歩いて来た。
青年の方は破魔弓を持っており、男の子の方は桃の弓を持っていた。
男の子の方はかわいい顔をしているが、ぬからぬ顔をしている。
青年はと言うと、髪は赤みがかった栗色で、顔も少々日焼けしている。短く整えられている髪は、寿真程ではないが快美だ。
「よぉ寿真、相変わらず早いな。ところで、隣の美人は誰だ?まさか彼女でも出来たのか?寿真にも春が来るとはなぁ。」
と言うと、宇美と寿真があたふたと同時に
「違います!!」と言った。
「冗談もそこまでにして下さい。紹介する人がいます。この方は私のいとこに当る宇美さんです。」
「は、はじめまして。」
「で、こちらが亜綱秀吟(あこうしゅうぎん)さんです。秀吟さんは私や宇美さんより先輩なので色々と聞くといいでしょう。それでよろしいですよね秀吟さん?」
「まったくからかい甲斐のねぇ奴だな。」
「それともう一人のこの方は、李淵薊(りえんあざみ)さんです。私達より年下ですが、経験は私達と変わりません。」
「はじめまして。」と薊は宇美に頭を下げた。
「いえ、こちらこそ。」
秀吟と違い、薊は礼儀正しかった。
見た目は大体十歳位だろう。李淵という名字から分かるように、多分大陸系の血を引いているのだと思う。
「では、メンバーが揃ったことですし、何処から行きますか?」
「僕は忌山が良いと思う。今、あの場所が一番波動が強いから。」
「忌山って何処ですか?」
「忌山は俺の寮の近くの山だよ。ここから三十分位行った所にある。」
「秀吟さんは寮に住んでるんですか?」
「ああ、俺は宇美ちゃんの行ってる学校と違う所に通ってるからな。」
「話の途中で悪いですが、忌山でいいですね?」
「私はいいですけど。」
「俺はそこでもいいぜ!」
「ぼくもです。」
「では行きましょうか。」
彼らは手に提灯を持ち、暗い山道を進んでいった。
漆黒の闇の中、三十分ほど歩くと、秀吟の言うとおり、拓けた所に行き着いた。おそらくここに違いない。
もう五月だというのに、息が白くなる程に寒かった。
「みなさん気を緩めないで下さい。」寿真がそう言った時、周りから強い妖力が感じられた。
「俺らの血で気づいたらしい。」
目の前の暗闇がもそもそと動き始めた。
「こいつは大物だぞ。」
と秀吟が顔をほころばせながら言うと、寿真の方は
「ええその様ですね。」落ち着き払った様子で答えた。
そのうち、闇の中から牛ほどの大きさの真っ白い猫が現れた。
「うまそうなものが来たものよのぉ、食らうてやろうぞ。」
と言い、薊に飛びかかった。
「そんな生意気なガキ、喰っても美味くねぇぜ!」
「うるせぇ、バカ!」
『薊ちゃん・・・そんな喋り方だったんだね・・』
薊は
「僕もなめられたものですね。」と言って、印を結んで呪を唱えはじめた。
「ノウマク・サンマンダ・ボダナンエン・エンマ・ヤ・ソワカ」
化け猫は身動きが取れなくなったようだった。
「おのれしもわらわの分際で・・・!」
「黙れ化け猫。さ、今の内にとどめを。」
「じゃ、俺がさせてもらうぜ。」
と秀吟。
そう言っている間に宇美は大祓詞を唱え、周りの妖力を浄化している。
「するなら早くして下さい。じき、数も増えます。」
と言いながら寿真は近寄ってくる妖物を弓で次々と打ち落としている。
「よっしゃぁ!」
と掛け声をつけて破魔弓をとり、狙いを付けた。
そして勢い良く化け猫の急所に当った。
が、なかなか倒れない。
「しぶといなぁ。」
秀吟はもう一度、矢に霊力を込めて放った。矢は光り、輝きながらものすごいスピードで化け猫にぶち当った。
「おっ、クリーンヒット!!」
化け猫は
「ぎぃぃぃ。」
と苦しげな声を上げて破裂するように消えた。
だがそこには猫のミイラ化した死体が残った。ミイラ化した死体はすさまじい腐臭をはなっている。
薊は霊気を込めた刀でそのミイラと化した猫を断った。
腐敗していた猫は灰となった。念の為にその灰を集め、持って帰ることにした。
帰り道、四人は色々と話した。
「今日のは運が良かったよ。あれだけの妖物があと一、二匹いたら相当手間取っただろうからな。」
「そうですよ、秀吟さんは隙を見せすぎなんですよ。どんなに雑魚でも手を抜かないで下さい。それに比べて薊さんはしっかりしているし、秀吟さんも、薊さんを見習ったらどうです!?。」
「宇美ちゃーん、寿真がイジメルゥー。」
「年を考えろバカ!」
薊の厳しい突っ込みがとんだ。
第五章に続く
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