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2004年11月15日
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カテゴリ: メンタルヘルス
きちんと説明だけしておきたいと、思うのです。カテゴリーとして書いてもせんなきことなので、ノーカテゴリーで只の日記として書かせて頂きます。

† † † † † † † † † † † † †


その前に先ず。
何より、昨晩、辛くて辛くて、あの日記を書き、心配してくれた方、色々してくれたり、書き込んでくれた楽天でお知り合いになれた皆さん、慌てて(?)メッセウィンドーで厳しくも優しい言葉でなだめてくれ、カキコまでしてくれた麗ブラザー。起きたら、メッセウィンドーに言葉を残していてくれたおれんぢちゃん。辛くてメールしてしまってったKさん、ここは見てないけどYちゃん。

必要ないと言われるかもしれないけれど一言やはり



ありがとうです





† † † † † † † † † † † † †



前々の日記にも通ずる話なのですが、何故にまた腕を切る程になってしまったかって言うところです。前の様に、理由もなく泣きたいのに泣けないからとかそんなではなく、理由と根拠のある虚しさと悲しさがあって切ったことなので。

極、プライベートな話でもありまして、”別に、切っても貴方は貴方だ、関係ない”と言って下さる方には必要ない申し開きでもありましょう。結構長くなるかもしれないので無理に読む必要は無いです、とは先に申し上げておきます。

ただ、自分の中でけじめとして、何か落とし前ではないのですが、でもこうやって書いて、客観的に見つめたい自分も居たりするので、書かせて頂きます。


かなり久しぶりに書くことなので、昔から来てくださっている方、私が自分で話をしている方以外はご存じの無いことかもしれませんが、私の・・・そうだなぁ世間一般的に言うならば元彼女、である彼女は解離性人格障害、一般的に言う、多重人格の子なのです。

バンド関係で出会い、SMで結びつき、人間として結びつき、私が恋人という関係を望み、1年強ほど”恋人”という形の付き合いが続きました。



そういった中で彼女達、そして彼女の亡くなった兄、そしてもう一人の男の子の人格達の記憶は交流を始め、繋がるようになっていました。自分の手柄というわけでは決してないのですが、そういった色々な人格が繋がる事は悪い事では決してないと思いましたし、そしていろんな人格とふれあえる事は楽しくもありました。

しかし、原因というのは無論あり、それは彼女を虐待し続ける母親であり、彼女を犯してきた父親であり。その呪縛は強く、私も、何度も彼女を、その両親に傷付けられ、時には女王様という人格が彼女の中からその辛い記憶を消してくれたりしながらも、しかし私の記憶は消えるはずもなく、怒りと(当時私は広島に居たこともあり)彼女を守る事の出来なかった悔しさとで、初めて、人間であろうと、愛する人の親であろうと、”殺しても良い人間も居るんだ、殺してやる”と心の底から思った事もありました。

解離性人格障害の最終的治療目標というのは精神医学的には人格の統合ですが、しかし、私は医師でもなんでもなく、ただの彼女が好きな男として彼女の主治医以上に色々な人格と触れ合い、話をして。確かに、自分というのが沢山あるということに、辛さもあるということも知りつつしかし、その”自分”達が、居なくなり、一人になってしまう、というのはやはり知り合った人格との別れでもあり、寂しいような気もし。色々な葛藤や、彼女の名かの人格との喧嘩や、色々な事がありつつ、彼女ら彼らが共存出来るのならそれはそれでとても豊かで素晴らしい事で、それも人格統合以外に一つの選択肢としてあって良いのではないかと思っていたのです。

そんな彼女ですが、彼女を愛する男は私以外にも多く、過去の辛い思いから、”二度と恋人、一人の人を傍に置かない”と決心していた彼女が、他にも彼女に気持を伝える人が居る中で、しかも他の男の人達の中には。とても良い男(見た目もそうだったのですが、それのみならず内面も)も何人か居て、そんな中で彼女が私を”恋人”として特別の存在に置いてくれた事は、私が強く望んだ事もありはしましたが、奇跡的な事でもありました。

”一緒に歩める”

そう互いに想っていたのです。

けれど私も結局、向き合う事に精一杯、彼女と誓ったように前にはなかなか進めなかったこともあり、また、私は本当の愛情を知って欲しいという反面”恋人”という”特別”を彼女に知らず知らずに強い、彼女に無理をさせてしまい。。。。またそんな中、彼女の幼なじみが新たにまた彼女に”好き”という気持を伝え、彼女は悩み、結局無論幼なじみの気持ちには応えられないということを伝え、しかしその中で

”私はやはり一人で居る”

と。

”皆一人一人、特別で大好きで、その中で一人を特別に扱うっていうことは今の私自分にはやはり”自然”には出来ない、悪いとは思うけれど”

と、椎名林檎の歌詞を引用して・・・正確には覚えては居ませんが



のだと言いました。私も食い下がった部分もありましたが、彼女は意志を貫く人間であると知ってもいましたので、最終的には感情は後回しにしながら、理性では納得したのです。

不可知論者ではありませんが、私には私の思う事もあり”違う!”とも言った所もあったのですが、しかし、どちらが正しいかなんていうものは、相対的で主観的なものであり、そもそも存在させしないのかもしれず、私の”よかれ”が彼女に取っても良いかどうかというのは私の主観ではなく彼女の主観によるべきものであると、それを痛いほど思い知りもしたのです。

そして、彼女が何より、そう在る事が、私と特別に特別な世間的に恋人と言われるような関係をジレンマを感じながら続けるよりも、彼女らしく自然で無理がない。私らしいのだ、と。久しぶりにすっきりとした気分であると言った事も、感情は置いておきつつも、私の理性への理解を促進しました。

そして、何より、互いに大切な人同士であることは変わらないのですから。


そして、置いておいた”感情”が、最近になって、理性追いつき、自分の中でもきちんと整理が出来るようになってきました。彼女への想いに縋って生きてゆくつもりはありません。しかし、私が今特別に想える人は彼女しか居らず、しかしそれを今彼女が自然に受け入れられないものを強いることは彼女を好きであればこそ、してはならない。彼女は私のことをたった一人の特別ではないけれど私のままの私を大切な人と言ってくれるし、私にとっても未だ特別女性ではあれ、しかし彼女の事も大切であることは変わりなく。その状態を感情も安定して受け入れられるようになってもいました。




”妊娠したかもしれない”

という話を彼女がしてきたのです。暫く会って居ないので私の子供というはずもなく。また、彼女に聞くと、最近は人格同士が繋がっていない、記憶の交流がない。自分には覚えはなく、他の人格かもしれず、相手も幼なじみなのか、誰なのか解らない、というのです。

私もこんなですし、彼女経済的に父と祖母が癌で治療費もあり、また親の借金の返済と、余裕もなく、しかし、私の子供であったなら、どんな無理があっても、抗うつ剤が子供に悪影響があるとしても、何らかの障害を生むかもしれなくても、産んで欲しいとも思ったのですが、しかし、そんなはずもなく。覚えはあれ、もう半年も前の事であり、その間に生理も何度となく来ており、私の子のはずもなく。

それをあっけらかんと言ってのけ、また、端的にしか話さない彼女。私がどう感じるかということのやはり、解ってくれていない彼女。それに少し傷つき。また、私と居た頃は繋がっていたものが何故、彼女が”すっきり”したというのに、人格同士の記憶の交流が断たれて居るのか、それで貴女は良いのかという問いに

”前(私と出会う前)もそうだったのだから慣れてる”

と答え。


昨晩、やはり何かどうしても話がしたくて話し掛けたのですが、どうも他の人格だったようで答えはなく、暫く・・・いやかなりしてから、

いつの間にかお腹に子供が居た
堕胎手術を受ける
他の人格が薬(睡眠剤)を飲んだみたい
眠いから限界
おやすみ

とだけ言ってオフラインになってしまったのです。


無論、私の一方的な勝手ですが、聞いて欲しい事、聞きたい事があって話し掛けた。そもそも、”妊娠した”その事に私の心が多少ならず動揺することは解ってくれていないのか・・・

彼女の両親があのような非人間的な者であったから、仕方の無いことではありますが、彼女には元々”共感”というもの、相手がどう感じるかということを考える事が少し欠けている部分はあったのです。

けれども、私と居たとき、ここまでだったのだろうか。

こんなにドライに自分を好きであると解っている人間にあっけらかんと告げ、なんのフォローもなく放っておくような人だったんだろうか。

そうであったら私はなんと結局この一年、彼女と触れ合う中で無力であったのだろうかと。彼女は私に無論、私に色んなものを与え、気づかせてくれ、受け入れてくれた。しかし、私は、彼女に強いただけで、何も彼女に与えるものが無かったのだろうか。それとも、恋人という器、形と共にそれらは抜け落ちてしまったのだろうか。


【追記部:なんというか、色々書いちゃいましたけれど、ちょっと書き加えておきますと、やっぱり彼女が幸せな生き方をして欲しいんです。今の彼女が本当に彼女が幸せなら良い。彼女の幸せが私以外の誰かを彼女の横に居くことでも良いし、今のように、特別を選ばすに皆に囲まれている状態でも良いのです。彼女の幸せが私の幸せというと言い過ぎかもしれないけれど、そのくらい想って居るのです。が、今の彼女を見ていて、彼女はあっけらかんとしているけれど、ある種私が勝手で傲慢なのかもしれないけれど痛々しく見える。そしてそれは私もとても痛くて。前に戻ったらもっと幸せなんじゃないかとは思わないけれども、彼女が、自分らしいと言って選んだ道で・・・記憶も断片化して、いつの間にか妊娠して、堕胎するという。”慣れてる”という。私なら救えるなんてそれこそ傲慢は思いはしないけれど、でも、彼女の言った彼女らしさ、選んだ彼女らしさ、生き方なのだから・・・もっと幸せになって欲しい・・・貴女はもっと今から幸せになっても良い女性だ、ってそう思うのです。】


色んな事が心の中を回り。辛く。理由も原因もはっきりしているのに、やはりしかし涙も出ず。

遣る瀬なく
切なく
虚しく

それで切ってしまったのです。

長い話のオチがこんなで申し訳ありませんが、昨日大いにご心配を掛けたのはこのような理由です。ここまで読んで頂けたのでしたらそれだけでも感謝します。



今でも、それでも私の傍に居てくれる全ての人に感謝と愛を込めて。


dreven拝





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Last updated  2004年11月16日 02時44分43秒
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