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教育を英語では、「エデュケーション」といいますよね。これはラテン語で『引き出す』という意味があるそうなんです。
大学時代に教育の研究をしていたので、様々な国のいろんな教育スタイルを勉強したんですが、私が衝撃を受けた教育方法がアメリカの『サドベリー・バレー・スクール』にありました。
この学校が実践しているのは、まさしく『引き出すスタイル』なんです。
どんな学校かというと、まずカリキュラムがありません。すべて個人の「やりたいこと」が中心なんです。先生は、サポーターとして生徒がやりたいことを支援するだけ。
例えばこんな事例があります。
ある小学校一年生の男の子は魚釣りが大好きでした。そしてその男の子は来る日も来る日も毎日学校の近くの池で魚釣りをしていました。どんどん魚釣りに夢中になりました。
ある日、その男の子お父さんが心配になり学校にやってきて、先生にお願いをしました。
●父
『先生、うちの子供は毎日勉強もせずに魚釣りしかしていません・・・このままで大丈夫なんでしょうか?』
●先生
『お父さん、安心してください。この学校は子どもたちの可能性を信じ、子どもたちが自分で自分の力に気づくのを待っています。彼は今魚釣りに夢中です。その中に答えはあります。まってあげてください。この学校の教育方針にご賛同されているのなら」
そして、月日は流れ、3年が経ちました。男の子はまったく普通の勉強はしませんでしたが、魚釣りに関する知識はもう大人も顔負けの知識になりました。どうやって魚を釣ればいいか?どの魚にどのエサがいいのか?どういう投げ方をすれば、どういう方向へ飛ぶのか?それはもうことこまかく、男の子は吸収をしていきました。
そして、ある日男の子は先生に尋ねました。
『先生、もっと効率的に魚を見つけるものってないのかなあ?』
そして、先生は答えました。
『自分で探してごらん。きっとあるはずだよ』
男の子はインターネットを駆使して、探し始めました。そして、ある日「魚群探知機」という機械があることを知るのです。そして、先生にまた男の子が尋ねました。
「先生、僕魚群探知機が作りたい。どうしたらいいかな?」
先生
「それも自分で考えてみよう。どうしても分からなかったら、また尋ねにおいで」
そして、また男の子は、自分で考えながら探り始めました。男の子は、とうとう「算数」が必要というゴールにいきつきました。そこで先生にまた男の子はお願いをしにいきました。
「先生、算数を勉強して、自分で魚群探知機が作れるようになりたい」
先生
「分かりました。では先生と契約をしましょう。週に一回算数を教えてあげる日を作ります。それまでに宿題を出します。その宿題をやってこなかったら、契約は打ち切りです。いいですか?」
そして、男の子は、毎日がワクワクするほど算数に熱中し始めました。週に一回の講義で男の子はとことん吸収し始めました。そして男の子は、小学校4年ではじめて算数を習ったにも関わらず、1年足らずで、高校生レベルの数学まで理解するようになりました。
その後男の子は、科学、物理にも興味を持ち始め、小学校6年生の頃には、自分で機械を作れる知識まで身につけ、さらに興味はひろがり、魚群探知機から、コンピューターにその知識は広がり、その男の子は中学3年生くらいでコンピューター言語に興味を持ち、そして高校生になるころにはそのプログラミング知識で、ご飯が食べれるようになってしまいました。
そのようにして、この学校では、とことんその一人ひとりが何がしたいのか?という興味にフォーカスをし、一人ひとりの才能を開いていくのです。
この本を読んで私の中で光が走り、衝撃をうけました。これこそ未来の教育スタイルだと。
そして私は将来このような学校を日本に作ることを心に誓ったのです。
最近同時多発的に学校プロジェクトが動き始めました。対象は大学生や社会人ですが徐々にに年齢層を下げ、小学校から大学生までが通える学校を作ろうと思っています。
ご共感いただける方は是非ご協力くださいね
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