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「検査して下さい」「母がAなら2人ともAですよ」「タミフルは出すんですか?」「当然処方します!」「タミフルは恐いでしょう?」「タミフルは脳症を救う素晴らしい薬です」「???」 アトピーで通院中の4才の女の子(IgE:600、胡麻5、HD5、ダニ5、杉3、大豆2、ピーナッツ2、卵白2、イネ科2)。 母親がインフルエンザAに罹ったら娘と祖母も熱が38.2℃出たと受診しました。 検査してほしいと言われましたので「どうせAだから医療費の無駄」とお断りしましたが、どうしてもと言われたので、検査したら、やっぱり2人ともAでした。 タミフルを処方するのかと聞かれましたので「当然です」とお答えしたら、不安そうな顔をしておりました。 TV報道の「インフルエンザ特効薬のタミフル・・・」と言うのは嘘です。 正しい説明は「インフルエンザの特効薬は熱です。タミフルはインフルエンザウィルスを23%抑えますので、抑えている間に熱で抗体を作って殺しましょう。世界中のタミフルの7割を日本1国で買い占めて、ベランダから飛び降りる元気のある児に飲ませるのはやめましょう。ぐったりして脳炎や肺炎になる児を救う大切な薬ですので、元気な場合には飲ませずに保管して、新型インフルエンザに備えて取っておきましょう・・・」ということになります。 もっとハイレベルな説明になると「インフルエンザに罹るとアトピーや喘息が治るチャンスです・・・」というのは、付き添いが祖母でしたので、やめておきました。
2008年12月29日
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「全身痒くなりました」「ケーキとか?」「食べてません」「餅は?」「昨日餅搗きをしたら痒くなりました」 鼻炎と扁桃炎で時々来る2才の男の子。顔と全身がカサカサ痒くなって受診しましたので、聞いたら、昨日餅つきをしたようです。 年末アトピーが悪化するのは、寒さと、ダニ・ホコリ・カビとクリスマスと宴会と餅です(乾燥は原因ではなく結果です)。 母自身、小麦アレルギーがありましたので(IgE:700、カモガヤ5、小麦2)、パンやケーキは注意していたようですが、飛騨の行事までは避けられませんでした。 うるち米は抗原性が弱いのですが、モチ米は糖抗原が強いので要注意です(角砂糖食べるようなもんかな?)。元気も出ますが皮膚病も元気よく出ます。乳も出ますが、元気よく乳腺もつまります。恐い恐い。
2008年12月27日
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「頭と耳がガサガサ乾燥して」「豆好きですか?」「最近カシューナッツばかり食べてました」「豆+カビですね」「乾燥じゃないんですか・・・」 10日前から頭と耳が真っ赤にガサガサただれて受診した55歳の男性。 最近豆を食べてないか聞いたら、ナッツ類、特にカシューナッツを多量に食べまくっていたようです。 宴会とクリスマスシーズンは、変なものを食べるチャンスが多いので、結構初めてアレルギー症状が出る人がおります。 昔から「耳切れ大豆」というように、前額~耳介~顎にかけては、豆類や穀類のアレルギー症状が出やすい場所です。 たいていは、ご飯の豆ではなく、お菓子の豆です。きな粉・アンコ・ナッツ・ココア・コーヒー・安物醤油・大豆油・あたりで、好きなもの、多量に摂取するものが危険です。 また、カシューナッツは豆の中でもウルシ科ですので、結構アレルギーは起こりやすいと言えます。 アレルギー体質の人は、悪いものほど欲しくなります。好きと嫌いの両極端はアレルゲンの場合があります。耳の周辺とニキビっぽいブツブツは豆のアトピーが多いので、注意が必要です。 えっ?、何を処方したのかって?、真っ赤にただれてカビだらけでしたので、カビ軟膏・ローションとステロイド軟膏・ローションを処方しました。 年が明けたらアレルギー検査に来るかもしれませんが、RASTの項目にカシューナッツがないのが残念です(代わりに同じウルシ科のマンゴーじゃダメかしら)。
2008年12月25日
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「今朝から顔が真っ赤です」「鼓膜も鼻粘膜もノドも真っ赤ですね」「悪いものは食べてないんですが」「マイコ抗体(+)です」 生後から全身アトピーで、4才から喘息で内服吸入中の15歳の男の子(検査値不明ダニ、HD、花粉陽性)。 鼻粘膜も鼓膜も咽頭扁桃も真っ赤でしたので、感染性の紅斑を疑い、イムノカードマイコプラズマ抗体を検査したら(+)でした。 症状はミノマイシン点滴で良くなりましたが、ついでにした検査では、IgE:3100、ダニ6、HD6、カモガヤ4、杉3、ブタクサ3、カビ3、犬3、ブドウ球菌3、猫2、でした。 喘息の薬は発作が出るので中止できないとのことで、よくよく聞いたら、父親が愛煙家でノドが弱く加湿マニアなようです。 タバコ吸いまくって、ストーブにはやかんをかけまくって、家中結露だらけです(RASTの項目にオヤジがあったら絶対強陽性!即刻除去!)。 加湿は危険です。結露はダニとカビの温床です。加湿をしまくると家はボロボロ身体もボロボロです。結露のできない家は加湿してもOKですが。結露のできる家は加湿は禁止です。除湿が必要です。 湿度が高い日本のボロ住宅は加湿は危険です。年中除湿が必要です。夏は除湿、冬は加湿、というのは、2台売ろうとする家電メーカーの陰謀です。 えっ?、風邪予防に加湿って?、そんなのはでたらめです。少々加湿でウィルスが減ったって、カゼはひく人はひくし、ひかない人はひきません。ノドがイガイガする人のところだけ加湿するか、マスクをするのが賢明です。家全体を加湿するのは危険!、過失です。恐い恐い。
2008年12月24日
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「カビだらけなので殺菌消毒が必要です」「何で数値が上がっているんですか?」「カビだらけなので内服して下さい」「カビの薬は副作用が・・・」「カビ毒の方が薬毒よりも恐いです」 3才から全身アトピーでステロイド漬けだった35才の女性(10年前脱ステ)。 5年前に初診した時に「全身カビだらけなので血液検査とカビ内服が必要です」と説明しましたが、拒否されました。 5年ぶりに、どうしようもなくなって受診しましたが、全身カビバイ菌だらけでどうしようもない状態でしたので、何とか説得して血液検査を受けて頂きました。 結果は、IgE:19800、カビ3、杉3、ダニ3、犬3、HD3、小麦2、ヒノキ2、米2、イネ科2、大豆2、ブドウ球菌1、卵白1、でした。 結果を見て、ビックリして、7年前の数値をFAXしてきました(今頃になって)・・・IgE:9600、猫4、杉3、HD3、ダニ2、小麦2、米2、大豆2、カニ1、でした(やっぱりカビバイ菌はやってなかったね)。 あれやらこれやら、健康に良いという言うものはすべて一生懸命努力する素直で良い子でしたが、薬は体に悪いという思いが強すぎました。ポイントを外してはうまくいくはずもありません。 カビの出す毒素(canditoxin、fumigatoxin、aflatoxinなどのmycotoxin)は強力で、アトピー体質をどんどん悪化させます。アトピーが悪化するとカビバイ菌がさらに増殖します。 カビだらけバイ菌だらけでは、他の努力は全部チャラです。電話で何度か説得を続けたら、やっと、抗真菌剤(ラミテクト)を内服する決心を固めてくれました。 内服し始めたら、ジクジクの皮膚が乾いてボロボロ剥けはじめてきました。カビだらけだったのは皮膚ではなく頑なな心だったのかもしれません。恐い恐い。
2008年12月22日
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「今すぐに検査して下さい」「全身カビだらけですね」「今月中に何とかして下さい」「この辺は熱傷状態ですね」「来月から転勤します」「・・・」 生後1才頃から全身ガサガサで強いステロイド(ベトノバール)を塗り続けている27歳の男性。どう見ても全身カビだらけで一部熱傷状態です。 来月から転居するので、今月中に何とかしてほしいとして受診しました。 ステロイドを止めるのはかなり困難そうですので、とりあえず血液検査+抗真菌剤(ラミテクト)内服のうえ、殺菌消毒と毒多ぁ謹製ラベンダー軟膏で少しずつステロイドを薄めることとしました。 27歳で初めての血液検査は、IgE:1500、ダニ5、HD5、杉3、イネ科3、カビ2、でした。 症状がひどい割に、数値がそれほどでもなかったので、何とかなるかもしれません(当科最高値はIgE:10万です)。 年末ギリギリになってから受診、というのは、飛騨ではごくごく普通の風景です。もちろん毒多ぁも、ギリギリになっても、なかなかやらないほうです。恐い恐い。
2008年12月20日
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「食物アレルギーの検査して下さい」「どう見てもカビだらけですが・・・」「最近食べると痒くなって」「カビとブドウ球菌もさせて下さいね」「軟膏は要りません」「カビ内服と殺菌消毒はお願いします」 生後から全身アトピーでステロイド軟膏漬けの40歳の男性。最近宴会が多くてかゆみがひどいと受診しましたが、どう見ても全身カビだらけです。 食物アレルゲンの検査をしてほしいとのことでしたので、カビとブドウ球菌もさせてもらえれば、という条件でさせていただきました(食物アレルゲンなんか必要ないけどね)。 結果は、IgE:1900、カビ3、ビール酵母3、黄色ブドウ球菌1、(卵白・ミルク・小麦・米・豚肉・牛肉・卵黄・鶏肉)0でした。 症状は、抗真菌剤(ラミテクト)内服と、イソジン消毒で、かなり改善しました。 えっ?、なんで食物アレルゲンは関係ないのかって?、飛騨のオヤジは10月末から忘年会しまくりです。酒も煙草もガンガンやります。その割には解毒力が強く、飲んだ翌日は思いっきり下痢で悪いものは出してしまいます(体質は悪いが生命力は強い!)。 食物アレルゲンと比べると、40年間塗りまくったステロイド皮膚症(カビだらけ)のほうがずっと恐いのは言うまでもありません。 えっ?、ビール酵母は食物アレルゲンじゃないのかって?、ビール酵母(Saccharomyces cerevisiae=イースト菌)はカビです。 身体のカビを増やすのは、ステロイド(免疫抑制剤)>寒冷ストレス(免疫力の低下)>加湿(結露)>甘いものと餅(イーストコネクション)、の順でしょうか?、恐い恐い。
2008年12月19日
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「MRの前に血液検査お願いします」「卵白(+6)鶏肉(+2)ですね」「やってください」「分割接種か皮内テストしましょうか?」「ふつうにやって下さい」 生後から全身アトピーで除去食+インタール内服中の1才11ヵ月の男の子(IgE:500、卵白5)。 MRワクチン無料券の期限が切れる2才前に血液検査をしてほしいと受診しましたので、8ヵ月ぶりに検査をしたら・・・ IgE:850、卵白6、ダニ5、大豆3、サケ3、カレイ3、小麦3、タラ2、サバ2、ミルク2、ジャガイモ2、鶏肉2、ヒエ2、でした。 2才になると無料が切れて実費1万円になってしまいますので、家族の希望もあり、接種することにしました。 アレルギーが懸念される場合には、事前に少量を薄めて皮内テストする方法と、少量ずつ分割して接種する方法がありますが、「ふつうに打って下さい」とのことでしたので、普通に0.5cc打ってしまいました。 毒多ぁも、脳梗塞で頭が壊れてから、ずいぶん大胆になりました。これまで、MRは卵白(+6)、インフルエンザは卵白(+5)まで、家族の強い要望があれば、他の病院で断られた児を全部接種しております。 えっ?、何か起きなかったのかって?、なにも起こりませんでした。めでたしめでたし。
2008年12月18日
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「関西労災病院のシックハウス外来閉めたね」「北里のクリーンルームも2月までだよ」「化学物質過敏症外来は?」「どうなるんだろう?」「CS難民増えそうだね」「日本は大都会も無医村だね」 国の医療費抑制無医村化政策のあおりで、次々と医療機関が閉鎖しておりますが、とうとう日本の化学物質過敏症(CS:Chemical sensitivity)の砦「北里研究所臨床環境医学センター化学物質過敏症外来」のクリーンルームが閉鎖となります。 CSはアレルギー(mg)よりも更に極微量(ng,pg)の化学物質によって症状が起きますので、診断は大変困難です。 北里研究所臨床環境医学センターでは、眼球運動検査、瞳孔検査、重心動揺検査などによってCSの状態を把握しておりますが、検査はクリーンルームで行われます(一般家屋の化学物質は300~500ppb、臨床環境医学センターは30ppb以下!)。 日本最先端のクリーンルームが閉鎖されるということは、日本の化学物質過敏症患者は、今後難民化するということになります。 政府も2兆円を国民にばらまくよりは、クリーンルームの維持など、医療・福祉にお金をかけて欲しいものです。 えっ?、化学物質過敏症検査のクリーンルームは閉鎖したら何に使用されるのかって?、化学療法に使用されるらしいです。 ○○億円もかけたのに、皮肉なもんだね、なに考えているんだろう? えっ?、北里の化学物質過敏症外来はなくなるのかって?、北里のHPによれば・・・・・・今後の化学物質過敏症外来の診療は、当院3階にある一般診察室(通常の診察室に小型空気清浄機の設置)で行なうこととなりました。 化学物質過敏症外来は存続するようです。めでたしめでたし。
2008年12月17日
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「カルビーに電話したんです」「味の素のことですか?」「子供用を食べろって言われました」「1才からのかっぱえびせんですね」「ビーンスタークもそうよね」「乳幼児には味の素良くありませんからね」 韓国のかっぱえびせんには味の素が入っていないという話を聞いて「味の素は抜けないのか?」とカルビーに電話した30才の女性。 カルビーからのお返事は「子供用のかっぱえびせんには味の素は入っておりませんので・・・」だったようです。 かっぱえびせんの子供用「1才からのかっぱえびせん」のコピーは・・・「1才のお子様向けのかっぱえびせんです。薄味で油を一切使用せず、カルシウムたっぷりなのでお子様のおやつにぴったりです。 たべきりサイズで小分けに便利なカレンダータイプです。かっぱえびせんのシンボルカラー赤をベースに水玉模様を配し、おこさま向けとひと目でわかるかわいらしいパッケージです」・・・いよっ!商売上手。 大塚製薬の赤ちゃん用ビーンスタークポカリスエットも負けてはおりません・・・「赤ちゃんの未熟な機能のことを考えて開発されたのが赤ちゃんのためのポカリスエット、ビーンスターク ポカリスエットです」・・・・・・未熟な脳神経には味の素が悪いことを知っているので、赤ちゃん用ポカリスエットには味の素は入っていないのでした。恐い恐い。
2008年12月16日
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「子供にポカリスエット飲ませてました」「ポカリスエットには味の素が入ってますよ」「この点滴はAJINOMOTOですよね」「ソリタT1には味の素は入ってません」「ポカリより薄くて安全なんですね」 小児科外来で脱水の強い児の初期輸液に使うソリタT1号は、以前は清水製薬でしたが、現在はAJINOMOTOと書いてあります。しかし、味の素は入っておりません。 ソリタT1号には、1リッター中に塩分が6g、糖分が26g含まれておりますが、味の素は入っておりません。 大塚製薬のポカリスエットには、1リッター中に味の素が50mg、塩分が1.5g、糖分が60g(角砂糖20個分)も入っております。危険! WHOで推奨しているORS(Oral hydration solution:開発途上国の子供の命の水)には、1リッター中に塩分が6g、糖分が20g含まれております。 ポカリスエットは、濃過ぎて脱水には良くありません。 えっ?、脱水には良くないけれど普段飲むのは良いのかって?、糖分が多過ぎますので、常飲すると、ペットボトル症候群(2型糖尿病)になってしまいます。恐い恐い。ソリタのメーカー昔は清水製薬→今はAJINOMOTO(でも味の素入ってないよ)
2008年12月15日
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「発表会なので点滴して下さい」「元気そうだけど」「咳と熱がひどいんです」「マイコ(+)です」「私も役なので点滴して下さい」 毎日のように親子でひどい熱と咳あるいは蕁麻疹や紅斑が受診しますが、みんなマイコプラズマ(+)です。溶連菌はあまり来ません。 特に今週は、近くの幼稚園で発表会があるためか、発表会の前に治してくれと言うご要望がたくさんありました。 飛騨では、運動会や発表会は大変重要なイベントですので、気合いの入り方が違います。元気な子に点滴のご要望もたくさんあります。もちろんご希望通り点滴です。 えっ?、インフルエンザは来ていないのかって?、飛騨は山奥なので、当科にはまだ来ておりません。市内では、A型とB型が両方とも少しずつ出たらしいです。 マイコ大流行で、溶連菌とRSウィルスも来るし、インフルエンザが来始めたら、どの検査をしようか悩みそうです。困った困った。毎日マイコプラズマだらけ。左が母・右がお嬢様
2008年12月13日
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「娘が寝違えました」「鼻炎と扁桃炎と中耳炎ですね」「私も寝違えたんです」「鼻炎と扁桃炎と中耳炎ですね」「・・・」 1才半からアトピーで通院中の5才の女の子(IgE:130、ダニ4、HD4、卵白3、ミルク3、チーズ3、卵黄3、オボムコイド3)。 親子で3日前から熱があって首が痛くて受診しました。 親子とも鼻粘膜と咽頭扁桃が充血し、鼓膜も発赤を認めました。 寝相が悪いから寝違えるわけではありません。医学的には胸鎖乳突筋炎です。首の下の骨(鎖骨の端)と耳の裏の骨(乳様突起)とを結ぶ胸鎖乳突筋の炎症です。扁桃炎や中耳炎などの感染症に伴うことが多いようです。 親子でおそらく同じ病原体に感染したのでしょう。耳鼻ノドも同じような所見でした。親子は何でも似るね。恐い恐い。
2008年12月12日
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「左の膝やけどしました」「どうしたの?」「ホッカイロ貼ったんです」「皮膚に直接ですか!?」 35才の化学物質過敏症の女性(RASTすべて0)、運動中に左膝を打撲して(湿布薬はかぶれるので)、ホッカイロを貼ったようですが、真っ赤に低温やけどの状態になってしまいました(皮膚に直接は危険です)。 今年は寒いためか、毎日のように湯たんぽやホッカイロで低温やけどが来ます。たいていは、毒多ぁ謹製ラベンダー軟膏で良くなりますが、ひどい場合にはマコモ軟膏も使用しております。 冷え症寒がり毒多ぁは今年もお尻(ベルトの少し下)にホッカイロを貼って防寒してますが(+ヒートテック)、最近過労で肩こりがひどいので背骨の一番上(大椎のあたり)にも1枚貼ってます。今のところ低温やけどはありません(背脂が厚いためかしら)。
2008年12月11日
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「アトピーが悪化しました!」「今は寒さとダニホコリかな?」「何も悪いものは食べてません」「うつぶせで寝てます?」「うつぶせです」「ホットカーペットは?」「床暖です」「あせもですね」 生後2ヵ月からアトピー性皮膚炎の1才半の女の子(IgE:18、卵白2)。かなりきれいになっておりましたが、急にひどくなったとして受診しました。 よくよく診たら、お腹だけガサガサブツブツで他は全くきれいです。 汗疹っぽいので、聞いたら、床暖にうつぶせで寝て汗をかいていたそうです。 最近の住宅は、床暖やら、ホットカーペットやら、高気密高断熱住宅やら、温暖化が進み、冬でも汗疹がたくさん受診します。 冬のあせもの特徴は、お腹だけとか、背中だけとか、暖房器具に直接触れる場所だけ出ることです。 夏のあせもと違って、少し気をつけると、すぐに良くなってしまいます。 これだけ汗疹が来るなんて、日本のCO2排出が減らないのがよくわかります・・・と言う毒多ぁも寒いのは嫌いだけどね。寒い寒い。
2008年12月10日
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「耳の赤いのはしもやけですね」「これは美容院で切られたんです!」「耳朶全体に赤いでしょう」「・・・切られる前からそうでした」「お金取られたの?」「タダになりました」 予防接種に来た10才の女の子。耳たぶが赤かったので「しもやけですね」と言ったら、母が怒りだして「美容院で切られたんです!」。 よく見たら、耳たぶに切られた痕が残ってましたが、切られていない左耳も、頬っぺたも赤かったので、母は納得でした。 しもやけは冷え症のアレルギー体質の児に多くみられますが、たいていはユベラ軟膏(ビタミンE+A)で良くなってしまいます。 最近では、血のめぐりを良くする保湿はヒルドイド(ヘパリノイド)が頻用されますが、昔はユベラでした。今でも、しもやけ・あかぎれや冬の乾燥肌(冷え症)には根強い人気があります(冬悪化するアトピーにもね)。 防寒+ユベラで良くならない場合には、温める漢方を使用する場合もあります。小児では小建中湯や黄耆建中湯、成人では補中益気湯や当帰四逆加呉茱萸生姜湯あるいは温経湯などが使用されます。 また、アレルギー体質が隠れている場合もありますので、治りにくい場合にはアレルギー検査をすることもありますが・・・ よく診たら、切られた右耳の方が赤みが強かったので、それ以上は話題にするのはやめておきました。恐い恐い。
2008年12月09日
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「聴診器が前後逆ですよ!」「逆って何?!?」「外耳道は後ろ向いているからね」「???」 かなり以前、○十字看護学校の先生が、聴診器を前後逆に使用しておりましたので、それ以来観察していると、看護師で、前後逆に使用している人が結構居ります(言うと嫌がられるけどね)。 外耳道(耳の穴)は、後ろに向かって開口しておりますので、耳鏡で診察するときは耳朶を後方に引っ張らないと上手く見ることができません。 当然、聴診器のイアピースは後ろから前に向けて耳に当てなければ外耳道(耳の穴)にはフィットしません。後ろ向きに耳に当てると外耳道の壁にあたって上手く聴診できません。 外来で、鼻粘膜を診る時も、患者さんに「鼻を診せて下さい」と言うと、上を向く人が居りますが、それでは見えません。 鼻腔は水平ですので、普通に前を向いていただければOKです。 えっ?、もし、鼻を診る時に患者さんが上を向いたらどうするのかって、毒多ぁは立って患者さんの鼻の穴に合わせます。運動不足だからね。聴診器の↑が前、↓が後ろです。
2008年12月08日
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「高熱が出ましたので診てください」「咳とハナは?」「出ません!?」「やっと熱が出せましたね」「インフルエンザの検査は・・・」「もう少し後の方が感度がいいですよ」 8月から鼻汁・咳嗽・喘鳴があって、耳鼻科で3ヵ月間抗生剤を内服している3才の女の子(RASTすべて0らしい)。 10日前に受診しましたが、扁桃腺も鼻粘膜も鼓膜も赤いのに、37.0℃しかありませんでしたので、よくよく聞いたら、今までに一度も熱を出したことがないそうです。 抗生剤では病原体は死なない(大切なのは熱である)ことを説明して、免疫力を高める(温める)黄耆建中湯を処方したら・・・ 10日目で、生まれて初めて発熱して(39.5℃)、時間外受診致しました。 母は、10日前に、黄耆建中湯を飲むと変化(青→赤、中→外、上→下、のどれか)が出るという説明を聞いておりましたので、特に慌ててはおりませんでした。 インフルエンザの検査ご希望でしたが、発熱後4時間しか経ていないのと、高山ではまだ発生していないので、とりあえず看病の練習をして頂きました。 鼻炎や喘息や紫斑病は冷え症のアレルギー疾患(冷え+汚染)です。冷えと汚染対策が必要ですが、なかなか熱が出せない児には補剤(黄耆建中湯や補中益気湯)が有効です。 冷え症のタイプは青(ロイコトリエン)→赤(プロスタグランディン)に変化します。平熱が上がって、熱が出やすくなる代わりに、鼻汁・咳嗽・喘鳴が減ります。これまでにも、黄耆建中湯を内服した途端に生まれて初めて発熱した児はたくさん居ります。 汚染のタイプは中(咳・痰・鼻汁)→外(皮膚炎)に変わるか、上→下(皮膚炎の移動・下痢)に変化します。 今回は青→赤への変化に10日間かかりました。 えっ?、インフルエンザの検査はどうだったのかって?、もちろん陰性でした。飛騨は山奥のまたまた奥なので、なかなかインフルエンザは攻めてきません。以前、都会で麻疹が流行した際にも、名古屋までは来ましたが、岐阜の山奥には来ませんでした。メインストリートも20時には真っ暗だしね。寒い寒い。
2008年12月06日
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「パッチテストをしてください」「金と銀と水銀と・・・」「これをやってください!」「こここれなに?!」「アロマです!」「???」「アロマでエステしてます!」「ホルマリンと金属も少しさせてね・・・」 しばらく前から通院している掌蹠角化症の25才の女性(IgE:100、RASTすべて0)。 どう見ても金属アレルギーがありそうでしたので、次回はパッチテストをしましょうと言ったことは言ったのでしたが、突然怪しげなものを持参して、パッチテストをしてほしいと言われました。 どうやら、仕事がアロマセラピスト(エステティシャン)のようです。 仕事で使用しているアロマが合わないかもしれないとのことでしたので、5個だけアロマをすることにして、5個だけふつうの試薬、半分こです。 結果は、試薬が、ホルマリン(+)、クロム(?+)、ニッケル(?+)、金(-)、パラジウム(-)、アロマが、Ultimate(?+)、Phyton(-)、Awaking(-)、Programing essens(-)、Rotion(-)、でした。 どうやらアロマエステティシャンの仕事はOKのようです。 えっ?、そのアロマの中身は何なのかって?、企業秘密で教えてはいただけませんでした。 小児科なのにいろんな人が来るね。アロマセラピストご持参のアロマ全部テストするのは無理!
2008年12月05日
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「C型肝炎の検査をしてください!」「???」「肝炎の血を浴びたんです」「たいして意味はないけどしておきますね」 浴室で転倒し血まみれになったC型肝炎の宿泊客を救急外来まで搬送した27才のホテルマンの男性。自分も血まみれになったために、救急外来の医師に検査するように言われて当科を受診しました。 C型肝炎の人の血液に曝露した場合には、とりあえず落とすしか方法はありません。針刺しや、傷口から入った場合には防ぐことは困難です(B型肝炎にはγグロブリンがあります)。 しかし、感染率は、B型肝炎ウィルスが30%なのに対して、C型肝炎ウィルスは3%弱ですので、ほとんど問題にならない程度です。HIV(エイズウィルス)に至ってはわずか0.3%です。 せっかくおいでいただきましたので、肝機能とHCVを検査致しましたが、もちろん問題ありませんでした。 えっ?、あとはいいのかって?、もちろん、きちんと診るには、事故直後→3ヵ月間は2週間毎→6ヵ月~1年間は月1回の血液検査というのが医療事故のルールですが、ホテル事故(労災?)ではどうなのかはよく分かりません。 えっ?、検査値が途中から陽性になったらどうするのかって?、それは当然労災としてインターフェロン治療開始となるでしょう。 小児科なのになんでも来るね。
2008年12月04日
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「先月末断乳したらきれいになりました!」「時々ありますね」「ショックでした!」「検査しましょうか?」「あんなに頑張ったのに・・・」 生後8ヵ月からアトピー性皮膚炎で除去食+インタール内服中の1歳半の男の子(IgE:90、卵白1.35(+2)、ミルク1.21(+2)。 先月末に断乳をしたら、児の皮膚炎がすっかりキレイになってしまい、母はショックを受けて受診しました(私の母乳が汚かったのね)。 血液検査をしたら、IgE:300、卵白1.11(+2)、ミルク0.96(+2)、バナナ0.45(+1)、でした。前回は全体のIgE90のうち2.56、今回は300のうち2.52しか分かっておりません。全体の数値が高いのに部分的な数値が低い児は、いろいろと隠れている可能性がありますので、注意が必要です。 将来血液検査が陽性になるタイプと、ずっと陰性のままで症状であれこれ見ていかざるを得ない児とがあります。 いずれにせよ、症状が良くなっても、長期間にわたってアレルギーマーチを見守る必要があります(場合によっては化学物質過敏症や金属アレルギーなども視野に入れて)。 えっ?、毒多ぁは母乳推進派じゃないのかって?、20年前まではそのとおりでした。 20年前に、妊娠中食べまくって生まれた重症アトピーの児に厳格食までしてもまったく良くならなかったのが、断乳したとたんに劇的に改善した母子を診てから考えが変わりました。 最近では、粉ミルクに変えた途端に劇的に良くなる児、断乳で良くなる児は、稀ではありません。恐い恐い。
2008年12月03日
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「血液検査して下さい!」「魚ですか?」「忘年会が松喜寿司なので・・・」 生後2ヵ月からアトピーで除去食+インタール内服中の1才の女の子(IgE:20、胡麻2、卵白2、ミルク2、ピーナッツ2、大豆2、小麦1、犬1)。 授乳中の母が「来週松喜寿司で宴会があるので、血液検査をしてほしい」とのご希望です。 もちろん、お付き合いは大切のですので、早速検査をしたら・・・IgE:130、アジ3、タラ3、卵白3、サケ3、大豆2、豚2、小麦1、(アサリ、カキ、エビ、イカ、タコ)0、でした。 魚は形が似ておりますので、一つ出ると次々と反応が出ます。今回は魚はあきらめて頂いて、海老、蟹、烏賊、蛸、貝類、で忘年会に参加です。 宴会シーズンは選択食+インタールで乗り切っていただきます。 えっ?、アルコールはどうなのかって?、少量ならば母乳にはそれほど影響はありませんので、特に禁止はしておりません(たいてい飲まないけどね)。
2008年12月02日
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「お酒の適量ってのは嘘だって」「お酒も薬物だからね」 ORTのMさんからのメールを整理していたら、酒を飲むと脳萎縮が進む(適量というのはない)というのがありました。 アルコールを飲めば飲むほど脳が縮小するという研究結果を、米マサチューセッツ州のウェルズリー大学のキャロル・アン・ポール氏が率いる研究チームが、神経学の専門誌「Archives of Neurology」で発表した。 研究チームでは、適量のアルコールにより加齢によって進む脳容積の減少を食い止めることが可能かを検証しようとしたが、結果は不可能だったという。 同研究によると、生涯にわたって酒を飲まなかった人々が最も脳容積の減少が少なかった。続いて、過去に飲酒していたが今は飲まない人々、現在適度な飲酒をする人々、現在大量に飲酒する人々の順で、脳容量の減少の割合が少なかった。 これまで、多くの研究によって適度の飲酒は心臓に良いとされてきた。 酒は「百薬の長」と言うように「薬物」です。したがって、医師の処方箋や周囲の忠告に従わなければ、毒物に変わります。 採血の時に酒精綿で拭いて赤くなる人はアルコールアレルギーですので、微量でも毒物です。飲酒は禁止です。他のアレルギーや化学物質過敏症も持っている可能性があります。 酒を飲むと顔が赤くなる人は、解毒力が弱いので、飲酒には適しません。他の内臓疾患の予備軍かもしれません。 酒が強いけれども周囲の忠告を聞けない人は、社会的なトラブルを起こす可能性がありますので、存在そのものが危険です。 えっ?、タバコはどうなのかって?、アルコールがゆっくり身体を蝕むのと違い、吸った瞬間に血管がキュッと縮みますので、1服吸った瞬間に1発脳梗塞・心筋梗塞があります。 1日1本減らしただけで3年間で1000回死ぬチャンスが減るほどの毒物です。もちろん周囲のすべての人に害を与えますので、喫煙は犯罪です。
2008年12月01日
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