全30件 (30件中 1-30件目)
1

「ゴム手袋の検査してください」「血液検査ではラテックス、パッチテストではMBT」「両方してください」「どっちもですか><」 16才の時にクインケ浮腫(口唇たらこ状態)+口唇ガサガサで亀クリ受診したことのある21才の女性。2才肺炎、父HD喘息ぽい、母春花粉、兄花粉症 16才9ヵ月:IgE:365、イネ科5(96.5)、杉3(5.88)、黄色ブドウ球菌3(5.77)、シラカンバ3(4.85)、ブタクサ2(1.88)、HD1(0.52)、カビ≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、抗核抗体<40 19才2ヵ月:IgE:515、イネ科5(81.3)、杉4(28.2)、マラセチア2(3.02)、小麦2(1.71)、HD2(0.90)、大豆1(0.66)、蛾1(0.50)、ラテックス0.34、ピティロスポリウム0.14、卵白<0.10、ミルク<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 4月に卒業して就職したが、勤務の時にゴム手袋で前腕が赤くなったとのことです。 ゴム手袋の検査は、血液検査でIgERAST-ラテックス、パッチテストでゴムの加硫促進剤のMBT(メルカプトベンゾチアゾール:Mercaptbenzothiazole:C7H5NS2)が可能でしたが、「どっちも」というご要望でした。 21才11ヵ月:パッチテスト:金・パラジウム・(+)、水銀・亜鉛・ホルマリン・(?+)、クロム・ニッケル・アルミニウム・白金・銅・スズ・コバルト・フェノール・コールタール・MBT・(‐) 21才11ヵ月:IgE:272、シラカンバ3(4.63)、ヒノキ2(1.16)、オレンジ0.25、イチゴ0.18、ラテックス<0.10 ラテックスもMBTも陰性でしたので、ゴム手袋以外かな?、花粉、黄砂、職場の環境、手洗い液、石鹸、薬剤、ストレス。。恐い恐い。ゴム手袋のふちの当たるところが赤くなってますパッチテストは金とパラジウムとホルマリンが弱陽性
2017年04月30日
コメント(0)
「39℃あってぐったりしてます」「ハナノド真っ赤ですね」「点滴してください」「花粉の数値上がってますね」 1才1ヵ月に腹部・臀部の紅斑性湿疹で初診以来、時々鼻炎で来る女の子。両親花粉症父IgE1102カモガヤ6杉6母IgE169杉1蛾1。 2才7ヵ月:IgE:42、ダニ・HD・犬・ヒノキ・カビ・卵白・ミルク・小麦・大豆・エビ・トマト・サバ≦0.34 7才1ヵ月:IgE:117、杉4(27.4)、ヒノキ3(8.11)、イネ科2(1.28)、雑草・ダニ・HD・ミルク・チーズ・カカオ・ヤマイモ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 7才8ヵ月:IgE:162、杉4(22.5)、イネ科3(7.18)、ヒノキ3(6.11)、シラカンバ3(3.90)、ブタクサ0.16、ヨモギ・ダニ・HD・猫・蛾<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 4日前から咳嗽、2日前夕37.5℃、昨日37.1℃でインフルエンザ抗原(-)、本日は39℃ありぐったりしたので受診しました。 来院時は36.2℃に解熱しておりましたが、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めたので検査しました。溶連菌迅速(-)マイコプラズマ抗原(-)。尿ケトン(3+)。 脱水が強く点滴しました。 8才11ヵ月:IgE:447、杉6(257.0)、ヒノキ4(18.5)、シラカンバ3(13.6)、イネ科3(7.70)、ハンノキ3(7.58)、カモガヤ3(7.44)、ダニ0.18、HD0.15、ソバ0.15、ブタクサ0.11、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP<0.07、WBC4220(Lym26.0、Mono4.0、Aty-Lym1.0、Neut69.0)、水痘-IgG抗体(+)7.9、水痘-IgM抗体0.53 10年前の父:IgE:1102、カモガヤ・杉≧100(+6)、ハルガヤ91.4(+5)、ブタクサ38.3(+4)、ヨモギ27.3(+4)、ヒノキ18.4(+4)、ダニ6.64(+3)、HD6.02(+3)、松0.93(+2) せっかく、10年前、父が、近所の内科で血液検査したのに、役に立たなかったね。恐い恐い。
2017年04月29日
コメント(0)

「乳製品食べて母乳あげると真っ赤になるんです」「最先端の考え方では気にせずステロイド漬けです」「血液検査してください」「最先端の考え方では血液検査は意味がないって言われてます」「検査してください」「卵白(+3)チーズ(+2)です」 生後3ヵ月から顔・腹部・背部・首・股部に発赤ブツブツガサガサのある6ヵ月の男の子。母花粉症。 ステロイド軟膏を塗布しているが、良くならない。母が甘いものと乳製品食べると症状悪化するとのことで、検査希望で亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、AD+皮膚感染症と思われましたが。 先月勉強会で「食べ物でアトピーが出ることはない」「血液検査なんかするからアトピーになる」という最先端を教わってきましたが、古臭い誤った医学から抜け出せない毒多ぁは、不要な血液検査のうえ強酸性水消毒+除去食インタールしてしまいました。 生後6ヵ月:IgE:46、卵白3(5.04)、犬2(3.40)、チーズ2(2.07)、ミルク2(1.73)、大豆2(0.75)、卵黄1(0.59)、HD0.20、米・グレ-プフル-ツ・小麦<0.10、TARC2885 鼻汁培養:PISP(2+)、Moraxella catarrhalis(2+) 悪いものをしっかり食べて、しっかりステロイド塗りまくる。最先端医学!。ボケ老人の毒多ぁには無理です。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2017年04月28日
コメント(0)

「鼻炎がひどいんです」「スギは終わりました」「なんなんでしょう」「そのうち検査させてください」「今日検査してください」「イネ科(+4)です」 2才の時に溶連菌性の紅斑で初診して以来時々鼻炎で来る女の子。両親花粉症。 2才11ヵ月:溶連菌迅速(+) 血液検査は拒否されておりましたが 鼻汁・鼻閉が続くので受診。杉は終わったと説明したら、検査させてくださいました。 11才6ヵ月:IgE:71、イネ科4(23.1)、蛾2(3.44)、杉2(2.63)、シラカンバ2(1.03)、ヒノキ2(0.91)、ブタクサ2(0.85)、ヨモギ2(0.77)、ダニ0.30、HD0.26、猫0.10、犬・カビ<0.10 杉が終わって、イネ科が続々来ます。親は絶対検査しません。無料じゃないからね。恐い恐い。
2017年04月27日
コメント(0)

「先週から口がガサガサなんです」「これはトビヒですね」「原因はなんなんでしょう?」「ブドウ球菌か溶連菌かマイコか・・・」「旦那が溶連菌でした」「検査せずに決定です」 AD+食物アレルギーで時々来るF県の女の子。 先週から口周囲ガサガサですが、原因菌の検査をしようと思ったら、父が溶連菌感染だったとのことですので、検査せずにCFPK-PI処方しました。 トビヒといえば黄色ブドウ球菌のスーパー抗原(Staphylococcal enterotoxin)が強力ですが、溶連菌(streptococcal exotoxin)やマイコプラズマ(Mycoplasma arthritidis derived mitogen)も強力です。恐い恐い。AD+皮膚感染症:溶連菌性?トビヒ
2017年04月26日
コメント(0)
「5日前から熱と腫れが」「耳下腺腫れてますね」「クラスでおたふくが流行ってるんです」「飛騨人はおたふく打たないからね」「8年前に接種してます」「片方だけ腫れたら反復性耳下腺炎かも」「検査してください」 5日前から熱・耳下部腫脹疼痛のある9才の女の子。クラスでおたふくが流行っているが、1才3ヵ月にムンプス接種済なので、抗体検査希望で受診しました。 右片側の耳下腺腫脹と鼻粘膜腫脹および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、反復性耳下腺炎を疑い、検査しました。 9才7ヵ月:ムンプス-IgG抗体(+)116.4、ムンプス-IgM抗体(-)0.66 CRP<0.05、WBC6420、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) IgE:6、ダニ・HD・犬・猫・杉・シラカンバ・イネ科・ブタクサ・カビ・黄色ブドウ球菌<0.10 ムンプス接種は有効でした。今回は反復性耳下腺炎だね。恐い恐い。
2017年04月25日
コメント(0)

「妊娠中は気を付けていたんですが」「これはトビヒですね」 兄が重症AD+食物アレルギーだった。女の子。 妊娠中気を付けていたにもかかわらず、生後1ヵ月から頬部発赤ガサガサ、生後2ヵ月から左頬発赤ジクジクがひどく、亀クリを受診しました。母カビ・ダニHD・杉、兄ジャガイモ・ダニHD 生後2ヵ月:鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+) 全く良くなりませんので、再検査しました 生後6ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+)、PSSP(1+) 生後6ヵ月:IgE:98、小麦3(12.9)、ジャガイモ3(10.9)、卵白3(5.82)、ミルク2(3.47)、HD2(3.19)、ダニ2(3.07)、大豆2(1.34)、トウモロコシ0.18、TARC1730 テラコートリル軟膏で良くなりました。AD+皮膚感染症。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2017年04月24日
コメント(3)

「昨夜から10回今朝4回下痢しました」「FOM内服してください」「検査結果は」「バイキン2つ出ました」「食中毒だったんですね」「飛騨には牛がたくさんいるからね」 2才頃から鼻炎で時々来る11才の女の子。兄鼻炎花粉症。 10才1ヵ月:IgE:72、杉0.12、ダニ・HD・ヒノキ・ブタクサ・シラカンバ・イネ科・カキ・アサリ・ホタテ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 昨夜から熱39.2℃、下痢14回あり受診しました。 11才0ヵ月:便培養:E.coli.(O-26)(2+)、Campylobacter jejuni(1+)、VT-1(-)VT-2(-) 尿糖(-)ビリルビン(1+)ケトン(-)比重1.025潜血(2+)pH5.5蛋白(1+)ウロビリ0.1亜硝酸塩(-)WBC(±) 脱水強く、濃縮尿:尿酸塩尿?でしたが、「点滴はイヤ」「頑張って飲む」とのことでした。 検査会社BMLからFAX(便培養:E.coli.(O-26)(2+)、Campylobacter jejuni(1+)、VT-1(-)VT-2(-)が来ましたが、一応保健所に電話したら「報告の義務はありますか?」「13時までに報告してください」報告書を書いていたら?「まだ書いてませんか?」「今書いてます」「ベロ毒素は」「陰性です」「報告は不要です」「・・・」。 報告義務のあるのは、病原性大腸菌(O-26)(O-111)(O-157)で、ベロ毒素が検出された場合です。 母に電話したら、FOM内服1日だけで、良くなってしまったそうです。肉食飛騨。尿酸値は次回ね。恐い恐い。濃縮尿は尿酸塩尿?飛騨は肉食文化圏!病原性大腸菌と言えば牛!カンピロといえばBBQ!
2017年04月23日
コメント(0)
「鰯の検査してください」「イイワシですか?」「イワシで胸が真っ赤になってから調子悪いんです」「ハナノド赤いのでカゼボロでしょう」「鰯の検査してください」 1才頃から、鼻炎と熱性痙攣で時々来る、9才の女の子。父杉花粉症。GR1名 3才10ヵ月:IgE:92、杉3(10.2)、HD2(3.46)、ダニ2(3.43)、ヒノキ2(2.59)、食物2(0.84)、穀物1(0.43)、イネ科1(0.41)、雑草≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 母は、アトピー体質は、あまり気にしていないようでしたので、再検査も指導もなし。 2ヵ月前、節分の給食のイワシで胸部紅斑が出現。その後、鼻汁・咳嗽・眼掻痒が続くので、受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査しましたが、溶連菌迅速(-)マイコ抗原(-)でした。 9才0ヵ月:IgE:406、杉6(197.0)、ヒノキ4(23.8)、ダニ2(1.88)、HD2(1.62)、シラカンバ2(0.70)、イネ科1(0.52)、小麦1(0.39)、犬0.27、鰯・蟹<0.10、TARC277、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) イワシよりも花粉でした。恐い恐い。
2017年04月22日
コメント(0)

「ハナと咳と39.2℃あるんです」「溶連菌迅速(+)です」「あ、これ飲んじゃったと思います」「ここれですか?飲めないでしょう」「絶対に飲んでます!」 生後2ヵ月からのAD+皮膚感染症が、除去食+インタール+強酸性水+ラベンダーで良くなったことのある、1才10ヵ月の男の子。両親ダニHDスギ花粉症。G1名Dx1名、虎1名ラパージュ1名。 生後7ヵ月:IgE:336、猫4(38.7)、ダニ4(32.0)、卵白3(16.1)、小麦3(13.0)、ミルク3(11.0)、犬2(0.92)、大豆1(0.60)、ピーナッツ・胡麻・サバ<0.10、TARC:3071 生後10ヵ月:IgE:206、ダニ4(32.6)、HD4(29.2)、猫4(22.7)、卵白3(16.6)、オボムコイド3(12.7)、チーズ3(10.7)、ミルク3(9.93)、小麦3(9.20)、犬3(5.53)、卵黄2(2.69)、大豆2(0.93)、ジャガイモ・バナナ<0.10、TARC2751 1才7ヵ月:IgE:144、ダニ4(35.1)、HD4(28.8)、猫3(12.5)、小麦3(9.16)、卵白3(5.89)、ミルク3(5.26)、オボムコイド3(5.06)、チーズ3(4.54)、犬2(1.87)、卵黄2(1.24)、大豆0.14、杉・イネ科<0.10、TARC:1368、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 2日前から鼻汁、昨夜から咳嗽、今朝39.2℃あったので受診しましたが、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 1才10ヵ月:溶連菌迅速(+)インフルエンザ抗原(ー) 抗生剤内服の説明をしようと思ったら、異物(黒色碁石様の玩具17mm×15mm)を誤飲したので、それが原因と思うとのこと。 そんな大きなもの1才10ヵ月児が飲めるはずがないのですが、念のために検査しました。 異物は認めませんでした。恐い恐い。こんなもの飲めるはずがありません17mm✖15mmありませんでした
2017年04月21日
コメント(0)

「2・3週間前から背中が痛痒いんです」「鼻粘膜真っ赤ですね」「鼻と眼も痒いんです」「背中ヘルペスっぽいですね」「なんとかしてください」「内服と軟膏で」 毎年春頃になると、鼻炎皮膚掻痒のある42才の男性。 35才2ヵ月:IgE:44、杉・カビ・黄色ブドウ球菌・ダニ≦0.34 2・3週間前から背部の発赤ブツブツ疼痛掻痒が治らないので受診しました。 水痘帯状ヘルペスは、幼児期に罹患した水痘帯状ヘルペスウィルスが神経根に潜んで、免疫力が弱ると吹き出します。 バラシクロビル錠+ビダラビン軟膏で、何とか乗り切りました。 飛騨の春は、祭りの連続です。 4月14/15日:高山祭:春・山王神社、4月19/20日:古川祭り:気多若宮神社・起し太鼓、4月29/30日:55年ぶり高山祭り総曳き揃え(春:山王神社12台+秋:八幡神社11台=計23台)、5月3~6日:57年ぶり式年大祭(飛騨一宮水無神社に飛騨中の300神社集合)。その他に部落ごとの祭り多数(毒多ぁは富士神社:11年前は強制参加)。 祭り!祭り!祭り!命よりも祭り!恐い恐い。1周すると死ぬという都市伝説もある帯状疱疹><もしかしたらカポジかも?
2017年04月20日
コメント(0)
「頭痛と熱があってだるいんです」「検査してもいいですか?」「またマイコですか?」「インフルエンザA(+)です」「イインフルエンザですか?」「飛騨はまだ冬です」 昨年マイコプラズマ気管支炎で?受診したことのある49才の男性。 48才9ヵ月:IgE:38、ダニ・杉<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP2.63、WBC4990 2日前から熱38.0℃と鼻汁・咳嗽・倦怠が良くならないので、亀クリを受診しました。37.6℃、SpO2:98% 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、インフルエンザ抗原(+)でした。 49才7ヵ月:インフルエンザ抗原A(+) 飛騨地区の今週のインフルエンザ発生は1.5件/週。小流行です。 飛騨は亜寒帯。年中冬。今月までは雪の降る冬。来月からは雪の降らない冬です。恐い恐い。
2017年04月19日
コメント(2)
「TELLL手がピクピクしてるんです」「意識はありますか?」「あります。アニメ見てます」「意識がなければ痙攣あればふるえ振戦です」「抗生剤とアニメは関係ありますか?」「関係ないと思いますが家族親戚に熱性けいれんありますか?」「叔父さんが熱性けいれんでした」「意識がなければ熱性痙攣です」「治療は?」「意識がなければ痙攣・脳みそ1個蕁麻疹です」 年始から臀部発赤ガサガサの1才の女の子。38.0℃、両親花粉症。 3日前夜から発熱・食欲不振あり昨日受診しましたが、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので検査したら、溶連菌迅速(±)インフルエンザ抗原(-)でした。 1才10ヵ月:溶連菌迅速(±)インフルエンザ抗原(-) 抗生剤CFPN-PIを処方しましたが、内服したら?手がピクピクするとの電話です。 母は抗生剤とアニメを懸念しておりますが、熱があってピクピクする場合、意識がなければ痙攣、意識があればふるえ・振戦です。 熱性けいれんは、脳細胞の活動電位がショートしたもので、脳みそ1個蕁麻疹状態です。 6才過ぎると脳のバリアー(血液脳関門BBB:Blood-brain barrier)が丈夫になりますので、悪いものが脳に行きにくくなり、痙攣が起きにくくなります。 生後6ヵ月~6才までは、蕁麻疹に悪いもの(アレルゲン・汚染物質・炎症性物質)を減らすことが必要です。 溶連菌のスーパー抗原(streptococcal pyrogenic exotoxin)。恐い恐い。
2017年04月18日
コメント(0)
「ハナと咳があるんです」「鼻炎鼻カゼですね」「予防接種は?」「母の不安がなければします」「してください」「TELLLL腕が腫れて熱が出ました」「カゼなのに打ってイヂメたからでしょう」 2日前から鼻汁、昨日から咳嗽のある生後2ヵ月の男の子。37.5℃ 膿性鼻閉を認めましたが、予防接種の予約が入ってましたので、やってしまいました。 鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+) 右上腕に接種した「肺炎球菌」の接種部位が赤く腫れて、39.1℃熱が出てしまいました。 翌日再診したら、鼻粘膜が真っ赤にはれておりました。 鼻粘膜:インフルエンザ抗原(-)RSV(-)溶連菌迅速(-)マイコプラズマ抗原(-) CFPN-PI+ムコダイン内服で、改善しました。 以前、牛アレルギーの児がアクトヒブ(製造の過程で牛の成分使用)で腕が腫れたことがありましたが、プレベナー(小児肺炎球菌ワクチン)は、動物成分が入っていないので、体調が悪い時に接種した毒多ぁの責任でした。 4週間後は、風邪引いていない状態で打ったら、大丈夫でした。恐い恐い。プレベナー13水性懸濁注:製法の概要 13種類の血清型の肺炎球菌を型別に培養して増殖させ、殺菌後に各々の型から肺炎球菌莢膜ポリサッカライドを抽出し、精製する。これらの肺炎球菌莢膜ポリサッカライドを型別に、ジフテリア菌の変異株(Corynebacterium diphtheriae C7(β197)/pPX3520)より産生させ、回収・精製した無毒性変異ジフテリア毒素(CRM197)と、還元的アミノ化反応により結合させ、混合する。 本剤は免疫原性を高めるために、肺炎球菌莢膜ポリサッカライド-CRM197結合体をアジュバントであるリン酸アルミニウムに吸着させて不溶性とした不活化ワクチンである。 なお、CRM197の製造工程において、カザミノ酸(ウシ乳由来成分)を使用している。 添加物:1シリンジ中:塩化ナトリウム 4.25mg、ポリソルベート80 0.1mg、コハク酸0.295mg、リン酸アルミニウム 0.125mg(アルミニウム換算)、pH調節剤(適量)
2017年04月17日
コメント(0)

「妊娠中は?」「卵も牛乳もまったく食べられませんでした」「なら大丈夫でしょう」「つわり酷くてアイスだけ食べられました」「・・・」 妊娠中つわりで全く食べられなかったが(アイスのみ)、1才半から顔に湿疹、1才8ヵ月腕内側、2才から首下肢に、今は前額臀部全身↑、1ヵ月前~鼻汁~拭いたら手に湿疹がでたG市の2才4ヵ月の女の子。便1回/3日、父花粉症小児喘息、母AD 2才2ヵ月:IgE:98、牛乳9.50、牛肉3.61、卵白1.98、バナナ0.20、ダニ・HD・大豆・小麦・米・鶏肉<0.10 血液検査の説明がないので、亀クリを受診しました。診るからにAD+皮膚感染症。鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので検査したら、溶連菌迅速(+)マイコ抗原(-)でした。鼻汁培養:Branhamella catarrhalis(1+) 2才4ヵ月:IgE:190、マラセチア2(0.96)、胡麻0.22、オレンジ・ピティロスポリウム・カビ・リンゴ・鮭・黄色ブドウ球菌・ジャガイモ・エビ<0.10、TARC:1233、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) AD+皮膚感染症でしたので、遅ればせながら、ジルテック+インタール+桃核承気湯+黄耆建中湯内服+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏+テラコートリル軟膏を開始しました。 妊娠中、食べられないのも困るけど、アイスだけ食べられるのも困るよね。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2017年04月16日
コメント(0)

「フキノトウとイタリアンで痒くなりました」「離乳食に天麩羅とイタ飯ですか」「検査してください」「全部ゼロです」 妊娠中悪阻で4kg減、ナッツとエビオス錠にハマったら、生後1ヵ月から顔・全身発赤ブツブツにキンダベート塗布していた1才半の女の子。 生後7ヵ月に亀クリを受診しましたが鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので検査しました。 生後7ヵ月:鼻汁培養:H.influenzae(3+), Moraxella catarrhalis(2+) 生後7ヵ月:IgE:12、ピーナッツ2(3.27)、大豆2(1.31)、ビール酵母・チーズ・米・バナナ・卵白・サバ・小麦・ミルク<0.10、TARC:2153 除去食(玄米中止)+インタール+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏でかなりきれいになってしまいました。 時々、ティラミス食後、焼きそば食後、皮膚感染症を起こすと来ておりましたが、今回は、2週間前にふきのとう天麩羅で口周囲ブツブツ+耳切れ、2日後にイタリアンでさらに悪化したので、検査希望で来ました。 1才6ヵ月:IgE:20、大豆0.12、キウイ0.10、ソバ・卵白・トマト・ミルク・小麦・ジャガイモ・胡麻・エビ<0.10、TARC399 全然OKでした。1才半で、天麩羅負荷、イタ飯負荷。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2017年04月15日
コメント(0)

「3ヵ月からガサガサが治らないんです」「ハナノド赤いですね」「カシューナッツがだめなんです」「溶連菌迅速(+)です」 5才から喘息、6才にカシューナッツでアナフィラキシーを起こしたことのある11才の男の子。3年前気管支炎、2年前鼻炎中耳炎、両親アレルギー性鼻炎、姉花粉症。 5才4ヵ月:IgE:1249、HD42.84、ダニ60.09、杉34.06、ヒノキ3.31、ハルガヤ0.10、カモガヤ0.05 10才1ヵ月:IgE?、クルミ38.8、シラカンバ38.7、モモ15.1、カシューナッツ9.37、リンゴ5.39、イクラ3.12、アーモンド3.01、ピーナッツ1.70 2/7から頭・四肢・腹部ガサガサにタリオン内服+リンデロン塗布しても治らないので、亀クリに来ました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)マイコ抗原(-)でした。 11才3ヵ月:IgE:1779、ダニ6(497.0)、HD6(422.0)、杉6(240.0)、黄色ブドウ球菌2(2.55)、マラセチア2(1.03)、カビ0.11、ピティロスポリウム・イネ科・ブタクサ・蛾<0.10、TARC495、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) AD+皮膚感染症と思われましたが、症状は、CFPN-PI内服+強酸性水消毒+テラ・コートリル軟膏+保湿で良くなってますが、次は、インタール?or IPD?内服を画策中です。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2017年04月14日
コメント(0)
「ハナと咳がひどいんです」「ハナノド赤いですね」「耳鼻科でハンノキって」「?検査値は?」「なくした>
2017年04月13日
コメント(0)
「だいぶきれいになりましたね」「検査してください」「IgE:8687⇒IgE:3718下がってますね◎」 1才頃から喘息にキプレス、全身ガサガサにステロイド(リンデロン・アルメタ・キンダベート)を塗っていたが、2才に脱ステして悪化したことのある5才の女の子。母AD。 3才7ヵ月:IgE:1710、MAST:オボムコイド200、ランパク179(6)、ソバ65.1(4)、HD1:40.6、コナヒョウヒダニ40.4、ピーナッツ37.2、スギ15.6、ゴマ13.7(3)、サケ15.1、コメ13.0、ヒノキ9.24、カンジダ4.80(2)、牛肉1.94、エビ1.65、マグロ1.64、鶏肉1.41(1)、キウイ1.14、小麦1.12、大豆1.04、カニ0.96、カモガヤ0.91、オオアワガエリ0.86、ミルク0.73、アルテルナリア0.73、ヨモギ0.69、バナナ0.62、ラテックス0.53、イヌ0.35、豚肉0.34、シラカンバ0.32、ブタクサ0.10、ハンノキ0.03、ネコ0.00(0) 4才0ヵ月:亀クリを受診しましたので、「すでに成人型AD+皮膚感染症である」ことを説明し、遅ればせながら除去食+インタールをお勧めしましたが、半年考えて、再検査に来ました。 4才7ヵ月:IgE:8687、ダニ6(1686.0)、HD6(1492.0)、卵白6(246.0)、オボムコイド6(175.0)、杉4(47.6)、胡麻4(45.5)、カンジダ3(13.2)、ソバ3(8.46)、ピーナッツ3(7.73)、ピティロスポリウム3(5.77)、マラセチア2(3.20)、サバ2(1.33)、黄色ブドウ球菌1(0.51)、TARC1574 インタール+エピナスチン+メキタジン+アイピーディ内服、アルメタ+デルマクリン塗布で経過観察としました。 4才7ヵ月で治療開始。スタートラインがIgE:8687。 本日再検査しました。 5才0ヵ月:IgE:3718、ダニ6(687.0)、HD6(686.0)、卵白6(202.0)、杉5(81.5)、オボムコイド5(75.5)、卵黄4(28.3)、カンジダ3(11.5)、タケノコ2(3.28)、犬2(2.48)、大豆2(2.05)、エビ2(2.05)、猫1(0.39)、黄色ブドウ球菌0.23、TARC640 改善してました◎IgE:8687 ⇒ IgE:3718。 IgEが5000より上か下では気分的に大違いです! インタールとIPD?どちらが効いたのか不明です?。恐い恐い。
2017年04月12日
コメント(0)
「入浴後体がガサガサするんです」 「顔はきれいですね」「検査してください」「鼻粘膜腫れてますね」「検査してください」「家族に花粉症がいないので大丈夫でしょう」 生後1ヵ月から顔の発赤ガサガサのあった2才の女の子。家族にアレルギーなし。 1時間食事指導のうえ、除去食+インタール+強酸性水消毒+NSAIDs+保湿で、どんどん良くなってしまいました。 生後11ヵ月:IgE:3、卵白1(0.52)、桃・オボムコイド・バナナ・サバ・大豆・HD・ミルク・小麦・エビ<0.10、TARC589 顔はほとんどきれいになり、鼻粘膜腫脹充血と体部ガサガサが残ってます。 1才11ヵ月:IgE:18、ダニ3(4.71)、卵白0.17、アジ・キウイ・オボムコイド・卵黄・サバ・杉・大豆・ミルク・小麦・ジャガイモ・胡麻<0.10、TARC:645 2才で数値と症状が下がってますので、乳児型アトピー+食物アレルギーは治癒◎。今後は、環境整備と鼻炎対策だね。恐い恐い。
2017年04月11日
コメント(0)

「顔・首・腕・赤いんです」「感染性の紅斑ですね」「検査してください」「溶連菌迅速(+)黄色ブドウ球菌(++)です」「アトピーなんでしょうか?」「隠れメタボです」 生後から全身カサカサのあるO温泉郷の1才の女の子。1才半に1回熱性痙攣、蕎麦ニンニク好き、父実家に黒犬ミニチュアブルドッグ1名。 1ヵ月前から首・体部・右腕の発赤掻痒がるので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)、マイコプラズマ抗原(-)でした。 1才9ヵ月:IgE:4、卵白・ミルク・小麦・大豆・ソバ・ピーナッツ・エビ・ダニ・HD・犬<0.10、TARC808、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、鼻汁培養:MSSA(2+)、CRP
2017年04月10日
コメント(0)

「首と胸が悪化したんです」「下に下がったんですね」ほし「血液検査してください」「数値も下がってます◎」 生後~頭顔ガサガサ、プレドニン眼軟膏、ロコイド、ヒルドイド塗布していたG市の9ヵ月の男の子。両親春花粉症。父実家柴?1名。 生後7ヵ月:IgE:177、卵白62.6、オボムコイド12.5、ミルク10.3、卵黄3.27、大豆2.18、カゼイン1.77、小麦0.17、バナナ<0.10 G市から転居したら、先週から耳切れ、首部発赤が悪化したので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、感染症を疑い、検査しました。 生後9ヵ月:鼻汁培養:PSSP(1+)、Branhamella catarrhalis(1+) 生後9ヵ月:IgE:154、卵白4(47.2)、ミルク3(12.9)、大豆2(1.04)、犬1(0.40)、小麦0.23、HD0.14、オレンジ・ジャガイモ・胡麻・ピーナッツ<0.10、TARC:2689 鼻汁吸引するとともに、除去食+インタール開始しました。+強酸性水消毒+保湿。 皮膚症状は、悪化したのではなく、首から下に下がり始めたのでOKです。恐い恐い。首から胸に下がりました◎
2017年04月09日
コメント(0)

「検査してください」「顔にボロボロ出たんです」「花粉が怪しいですね」「検査してください」 3年前に39℃で受診した時に「鼻粘膜の強い腫脹充血を認めるのでアレルギー体質が強そう」「いずれIgE検査を」とお願いした12才の女の子。家族にアレルギーがいないので断られてしまいました。 1ヵ月前から鼻汁鼻閉、顔に座瘡様発赤ブツブツがあるので、3年ぶりに受診しました。 鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので検査しましたが、溶連菌迅速(-)マイコ抗原(-)でした。 12才3ヵ月:IgE:5282、HD6(1705.0)、ダニ6(1584.0)、杉3(5.18)、ヨモギ2(1.42)、蛾2(1.35)、イネ科2(1.33)、シラカンバ2(1.03)、カビ2(0.94)、ブタクサ0.25、黄色ブドウ球菌 0.21、TARC:220 AZM+タリオン+カルボシステイン+ヒルドイドソフト軟膏・ローション+ベピオゲルで調子が良いようです。 12才で重症アトピー体質発覚ですが、今のところ血液検査は聞きに来ておりません。恐い恐い。ニキビ様AD
2017年04月08日
コメント(0)

「頬が赤いんです」「ハナノド赤いですね」「なんなんでしょう?」「溶連菌(+)です」 2才5ヵ月に喘息発作で受診したことのある4才9ヵ月のG市の男の子・父AD実家にTP1名。 生後1才0ヵ月:IgE:215、ダニ3.77、HD3.75 2才5ヵ月:IgE:878、HD6(328.0)、ダニ6(307.0)、大豆2(2.81)、ソバ2(2.24)、卵白2(1.94)、小麦1(0.69)、ミルク1(0.59)、エビ1(0.40)、犬0.33、猫<0.10 シングレアに加え、除去食+インタールで、その後ほとんど良くなってしまいました。 3才9ヵ月:IgE:1506、ダニ6(668.0)、HD6(633.0)、杉4(21.0)、イネ科3(7.22)、ブタクサ3(4.37)、大豆2(2.39)、卵白2(1.63)、小麦2(0.86)、蛾2(0.84)、ミルク1(0.61)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 本日は、38℃の発熱後、頬が赤くなったので、半年ぶりに受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 4才9ヵ月:溶連菌迅速(+) 症状は、セチリジン塩酸塩+フロモックスで良くなってしまいました。 以前は、感染を起こすとAD+喘息。今は、だいぶ丈夫になったので感染症で蕁麻疹(紅斑)+鼻炎だね。恐い恐い。溶連菌性の紅斑
2017年04月07日
コメント(0)

「年始から背中がガサガサなんです」「冷え症のアトピーですね」「父がアトピーなので検査してください」「HD(+3)卵白(+3)ミルク(+2)小麦(+2)です」 父がアトピー、母が花粉症の1才の男の子。 年始から体部の発赤ガサガサ掻痒がひどく、市販の保湿剤が無効なので、亀クリを受診しました。 体部の皮膚の発赤ガサガサと鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので検査しました。 1才5ヵ月:IgE:105、HD3(12.8)、卵白3(4.49)、ミルク2(1.09)、小麦2(0.95)、キウイ・イチゴ・豚肉・大豆・トマト・ジャガイモ<0.10、TARC1344、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 夏悪化するアトピーは「汚染便秘タイプ」「豚の丸焼きタイプ」です。 ローストポークを焙るとじくじくしてきますが、アレルゲン・汚染物質・炎症性物質がたくさんたまって、便秘で行き場所がない児が日に当たるとジクジクしてきます。中からキレイにしてから火に焼くと剥けて治ります。 冬カサカサ乾燥肌は、冷え症です。 冷えて循環不全で、皮脂の分泌が減少すると、カサカサします。乾燥は原因ではなく結果です。血の巡りをよくする油脂が必要です。 昔の爺医者はVE(ユベラ)、今どきの若手医師はヘパリノイド(ヒルドイド)です。 冷え症の乾燥肌に隠れているのが、穀物アレルギーです。 年末のクリスマスケーキ、餅、あんこ、おせち、豆、飛騨は極寒餅地獄です。恐い恐い。
2017年04月06日
コメント(0)

「ベビーダノンで真っ赤になって吐いたんです」「ダメダノンですね」「粉ミルクでも吐いたんです」「ミルクアレルギーですね」「アトピーなんでしょうか?」「そうでしょうね」「皮膚科では食べられるはずだと言われました」「最先端医学ですね」「検査してください」「意味無いことになってますが、検査します」 生後2ヵ月から顔の発赤ガサガサに皮膚科で軟膏を塗っていた7ヵ月の女の子。両親花粉症・MDX1名。 粉ミルクで嘔吐があったが「乳児湿疹」「食べ物は関係ない」と言われて「ベビーダノン」を食べさせたら、蕁麻疹で真っ赤になり激しく嘔吐したので、亀クリを受診しました。 どう診ても重症AD+皮膚感染症(トビヒ)と思われましたが、最先端医学(食べ物は関係ない)ができない毒多ぁは「意味のない血液検査」をやってしまいました。 生後7ヵ月:IgE:781、ミルク6(351.0)、卵白5(59.7)、大豆4(22.7)、小麦4(20.0)、犬2(3.07)、ピーナッツ0.20、胡麻0.19、ジャガイモ0.18、ダニ0.18、鱈<0.10、TARC4105 鼻汁培養:MSSA(1+)、Moraxella catarrhalis(1+) 簡単に説明し(悪いものは減らしてね)、除去食+インタール+ケトチフェン内服+強酸性水消毒+テラコートリル軟膏+フシジンレオ軟膏を処方しました。 検査結果だけ取りに来たけど、その後来ません。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2017年04月05日
コメント(0)

「検査してください!」「また真っ赤になりましたね」「田に撒いた米ぬかと油かすで!」「卵白(+3)小麦(+2)です」 生後2ヵ月から頬部の発赤ガサガサジクジク、眼脂のあった生後7ヵ月の男の子。家族にアレルギーなし。 どう診てもAD+皮膚感染症でしたので、鼻汁培養したらブ菌でした。 生後3ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+)、Moraxella catarrhalis(1+) 除去食+インタール+強酸性水消毒+保湿+フシジンレオ+非ステNSAIDsですっかりきれいになりましたが、 田んぼに撒いた、米ぬか、油かす、を被ったら、またまた真っ赤になりました。 生後7ヵ月:IgE:57、卵白3(12.6)、小麦2(2.28)、大豆0.25、ミルク0.18、オレンジ・米・サバ・HD・ジャガイモ・エビ<0.10、TARC:1285 2週間前に勉強会で「アトピーは皮膚が弱いだけだ」「アトピーと食べ物は関係ない」「血液検査なんかするからアトピーが増えたんだ」「ミックスパウダーで積極的に食べて馴らす」とご指導を賜ったばかりでしたが、頭の固い毒多ぁは、「卵とパン減らしてね」「インタール継続してね」という、誤った指導をしてしまいました。恐い恐い。 最先端医学「卵とパンをどんどん食べさせて」「しっかりステロイドを塗ってね」という最先端は、毒多ぁには無理です。ミックスパウダーも言い出せませんでした。恐い恐い。AD+皮膚感染症は強酸性水消毒+インタールで改善米ぬかと油かす被ったらまたまた真っ赤
2017年04月04日
コメント(0)

「急にガサガサしたんです」「ハナノド赤いですね」「なんなんでしょう?」「溶連菌(+)です」 生後2ヵ月から頭部・顔発赤ガサガサジクジクだった5才6ヵ月の男の子。父花粉症・喘息、母花粉症 AD+皮膚感染症として、ほほえみ⇒MA-1+除去食+インタール+強酸性水消毒+保湿、で良くなってしまいました。 生後7ヵ月:IgE:105、卵白3(8.71)、オレンジ2(1.08)、ミルク・小麦・大豆・エビ・トマト・サバ・バナナ・桃≦0.34 その後1回だけ喘息で受診しましたが 2才3ヵ月:IgE:209、ダニ2(2.12)、HD2(1.79)、卵白2(1.00)、ミルク1(0.41)、卵黄0.14、胡麻0.11、小麦・ピーナッツ・大豆・ジャガイモ・オボムコイド<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 本日は久しぶりにガサガサしたので来ました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めたので、検査したら溶連菌迅速(+)マイコ抗原(-)でした。 春は花粉+溶連菌の季節だね。次回は杉花粉の検査です。恐い恐い。花粉?溶連菌?
2017年04月03日
コメント(0)

「頭にブツブツが」「毛孔炎ですね」「花粉症でしょうか?」「マラセチア(+3)杉花粉(+2)マイコ(+)です」「ニキビみたいなものなんですね」「ニキビみたいなものです」 頭皮にブツブツ・掻痒のある18才の女の子。中2のとき喘息、母兄花粉症。 今春からA県の看護学校に行くので、その前に検査してほしいとのことです。 毛穴にブツブツ・毛孔炎と鼻粘膜の強い腫脹充血を認めたので検査しました。 18才0ヵ月:IgE:208、ダニ4(29.3)、HD4(23.9)、マラセチア3(4.52)、杉2(1.01)、黄色ブドウ球菌・シラカンバ・カビ・イネ科・ブタクサ・蛾<0.10、TARC399、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、マイコ抗原(-)、溶連菌迅速(-) 花粉+カビ?と思われましたが、とりあえず、強酸性水消毒+ダラシンローション+クラリチン+タリオン+桂枝茯苓丸で経過観察です。 あとはA県に転居しますので、大都会の名医にお任せです。恐い恐い。毛孔炎?
2017年04月02日
コメント(0)

「顔が真っ赤なんです」「花粉でしょうね」 生後から重症AD・重症食物アレルギー(乳児期にIgE:2万、卵白・牛乳(+6)だった27才の女性。母・姉・花粉症。 春になると、花粉症で、時々受診しておりました。 20才1ヵ月:IgE:3605、ダニ6(715.0)、杉4(45.9)、チーズ4(45.7)、ミルク4(35.5)、犬4(30.8)、卵白4(23.0)、卵黄4(22.5)、サバ2(2.80)、大豆 2(1.80)、ソバ1(0.39)、小麦≦0.34クラス 今春も、2日前から顔の発赤ガサガサジクジクがひどくなり受診しました36.8℃。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、MINO+タチオン+デカドロン点滴のうえ、検査しました 27才1ヵ月:IgE:5112、HD6(435.0)、ダニ6(412.0)、杉4(41.3)、黄色ブドウ球菌2(1.08)、TARC:1379、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、マイコ抗原(-)、溶連菌迅速(-) 一応、MINO+クラリチン錠+ロコイドorリンデロン軟膏処方しました。 今年の花粉症は、皮膚炎がひどいです。恐い恐い。AD+杉花粉+皮膚感染症
2017年04月01日
コメント(0)
全30件 (30件中 1-30件目)
1
![]()

![]()