道路から集落へと続く小道をガイドの後ろについて歩いて行く。途中で村人とすれ違うと、ガイドが彼らと握手をして何やら挨拶をしている。私もそれに倣い、とりあえず「ハロー」と言って彼らと握手をすることにした。間もなく、また村人とすれ違う。ガイドはまた握手して挨拶をする。私もまたそれに倣う。結局、一番奥に住む村人の畑に到着するまで、すれ違った村人全員(50人は超える)と握手の挨拶を交わすことになった。男のみならず、女も子供もすべてとだ。最初は、ガイドが親しい知り合いと会い挨拶しているのかと思っていたが、これがパプアニューギニアでの挨拶習慣のようだ。うーん、なかなか疲れる挨拶だが、人間本来の姿とはこういうものかもしれない。まあ、忙しい日本では、人と会う度にこのようにやっていたら時間がかかって仕様がないけどね。
森から出た後、案内役の男の小屋で休ませてもらった。そうしたら男が蒸したカオカオ(サツマイモ)や豆、カボチャ等の野菜をバナナの葉に乗せて、食べるようにと勧めてくれた。せっかくの彼の好意なので、それぞれ少しばかり頂くことにした。味はうすい塩味で野菜本来の味わいが口の中に広がる。素朴で少し野性味のある感じだ。お腹が空いていたこともあり、結構美味く感じられた。彼ら(*1)にお礼を言って、また来た道を道路まで引き返した。やはり、帰りも村人と会う度に握手の挨拶だった。