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2010/10/29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
eclecticという言葉を初めて聞いたのは、
10年ほど前、ハワイにドラムサークルの研修に行った時です。

辞書によるとeclecticは、


[形]

1 〈特に技術者・芸術家などが〉種々の材料を吟味[取捨選択]する
an eclectic painter 種々の技法を取り入れる画家
an eclectic reader いろいろな分野の本を読む人,雑読する人.

2 〈作品などが〉取捨選択して作られた[編集された]
an eclectic program [anthology] 選ばれた上演種目[詩選集].



4 〈趣味・意見などが〉かたよらない,多方面にわたる.

━━[名]((形式))(学問・芸術上の)折衷主義者.


その研修でメンターをつとめていた、
東海岸のケン・クランプトンというアーチストが
「ボクはeclecticなドラマーなんだ」と言いました。
「どの打楽器や文化圏にもこだわりなく、
いろいろな楽器を総合的に学ぶ・使う」という意味で、
上の1にあたります。

学生の頃、スペシャリストが大人気の風潮の中で、
「私は ジェネラリスト になりたい」と考えました。



その後、20年ほど前、ダライ・ラマの伝記を読んで、
「もう本当のリーダーは、世界に存在できない
時代に入ったのかもしれない」と思いました。
とくに先進国のリーダーたちも、世界が複雑になり、
科学技術や政治のそれぞれの分野が深堀され、

もはや誰もすべてを把握できないと考えたからです。
一方、チベットやブータン等の国では、
個々の知識や出来事を超えた精神性や人間に目を向け
また暮らしそのものもそう複雑ではなかったので、
「本当のリーダーは、もはや途上国にしか
出現できないのでは?」と思いました。

その一方で、学生時代から私が買ってくる本のリストは
一見なんの傾向もなく、仏教、言語学、社会学、
心理学、絵本、その他ありとあらゆるものが混ざり合い、
家族からは「???」と思われていました。
が、自分ではどれもまったく同じものだと捉えていました。

それから数十年たって、ふと気がついたこと。

ドラムサークル、笑いヨガ、ソース、ダイアログ、
NLP、プロセスワーク、最近ではシステム思考コーチング、
そしてダンスや音楽、ときどきアート、宗教、シャーマニズム等々、
ときどき自分でも「範囲を広げすぎ?」と思うことがあります。
ですから、自分では、どれもちゃんと勉強していないと
自分を責めることもあります。

でも、やはり私にとってはどれも同じことであり、
いろいろやっていて「俯瞰」するからこそ
見えてくることも、たくさんあります。
それがおもしろくて、しかたがない今日この頃です。

たとえばNLP一筋、コーチング一筋の人も
周りにはたくさんいて、
とてもかなわない素晴らしい活用をされています。
そうした人たちは、スペシャリストといえるでしょう。

スペシャリストタイプと、ジェネラリストタイプが
いるんですね。

19世紀のヨーロッパ、とくにイギリスでは、
「博物学」が何よりも尊敬されていたそうです。
つまりジェネラリストタイプです。

20世紀はスペシャリスト化の進んだ時代で、
科学や経済学、政治学等が、深堀りされたと思います。

また、スペシャリストが評価された時代でした。

ここにきて世界に複雑さが増すにつれて、
また少しずつジェネラリストが必要とされて
いくように思います。





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Last updated  2010/10/31 07:02:39 AM
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