わんこの栄養学

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穀類
玄米
炭水化物、ビタミン、ミネラルが
バランスよく含まれる。
ビタミンB1、B2、ナイアシン
ビタミンD(血管を強化)
ビタミンE(老化、ガン予防)
犬にとって穀類は消化しにくい食材だが
栄養素は豊富。与える場合は、肉類や卵などの
高タンパク質の食材と一緒にしない。
分解するための酵素が違うため,すい臓に
負担がかかってしまう。
ハトムギ
消炎、利尿、鎮痛、排膿作用
いも類
じゃがいも
水分とデンプンから成る。
エネルギー源。
ビタミンCが豊富。加熱しても減少しにくい。
じゃがいもの芽はソラニンという毒が
含まれているので取り除く。
ナス科のじゃがいもは必ず加熱して与える。
さつまいも
じゃがいもに比べて糖質が多い。
食物繊維も多く、コレステロールや
塩分の吸収を抑える。
動脈硬化や高血圧予防。
ビタミンCは皮の下に多いので
皮はむかずに与える。
豆類
大豆
タンパク質、脂質が多い。
タンパク質の供給源になるが、動物性のものより
その質は劣る。
消化が悪いので、納豆、豆腐などの加工品を
与えるのがよい。
小豆
タンパク質、糖質が多い。 
どろどろ血液をきれいにする。
水分代謝を高め、むくみをとる。
納豆
分解酵素が他の食材の消化を助ける
種実類 ごま ゴマリグナン(抗酸化物質)が
活性酸素を退治。
セサミンは発ガンを抑制する。
粒のままでは消化しにくいので食べる
直前にすって、すりごまにして与える。
野菜類
大根
でんぷん分解酵素ジアスターゼが
炭水化物を、プロアテーゼが過剰な
タンパク質を分解、消化する。
リグニンがガンを抑制。
だいこんをすりおろして与える場合は
鉄や銅などの金属に触れると酸化するので
金属製のすりおろし器を使わないこと。
すったら早めに与える。
にんじん
ベータカロチンが目によい。
胃腸機能を高める。
貧血の改善予防にも。
生のにんじんはビタミンC分解酵素を含むが
phが酸性になると作用しないので
にんじんのすりおろしを与える時はレモン汁
またはお酢を少々かけるとよい。
かぼちゃ
ベータカロチンとビタミンCが多い。
血行促進、皮膚や粘膜を丈夫
にする。強肝作用。
キャベツ
生で与えると便通を促すだけでなく
胃腸の働きをよくする。
キャベツに含まれるカルシウムは
他の野菜より吸収率が良い。
過食させると甲状腺が腫れるので
海藻やサプリメントでミネラルの補給をすること。
ブロッコリー
抗ガン物質の含有率が高い。
加熱して与えるが加熱しすぎると
栄養素が壊れるので、5分以内にする。
キャベツと同じで過食すると甲状腺が腫れる。
ごぼう
食物繊維とミネラルが豊富。
腸内の老廃物を排泄し便秘解消。
コレステロールや食塩を吸着
排泄する。
糖分の吸収抑制作用がある。
繊維が多い。細かくしてよく煮て与える。
かぶ
かぶの葉はカルシウムが豊富。
パセリ
カルシウム、ビタミンが豊富、鉄分。
しょうが
解熱作用、抗炎症作用、鎮痛作用
鎮咳作用、強心作用抗酸化作用
でんぷん質消化促進。
動物性タンパク質の毒を消す作用。
肝機能の改善、殺菌作用。
とまと
ビタミンCが豊富で、加熱しても
壊れにくい。老化防止、ガンの予防
解毒、血液浄化、脂肪消化
とまと、ピーマン、なすなどのナス科の野菜や
ほうれん草はシュウ酸を多く含むので
必ず加熱して与える。
ピーマン
ベータカロチンはとまとの3倍以上
ビタミンCは13倍含まれる。
ガン抑制物質も含む。
果物 りんご 食物繊維が豊富。
腸内で善玉菌を増やす。
りんご、アボカドは食事に混ぜて与えてよい。
それ以外の果物はおやつとして与える。
きのこ類
しいたけ
血糖値やコレステロールを下げる。
がんの予防治療。特に干ししいたけの
ほうが効果が大きい。
ノンカロリーに近い食品。食物繊維も多く
余分なものを吸着排出する作用がある。
舞茸
抗ガン作用、高血圧、糖尿病に効果
あり。体内脂肪の代謝を促進する。
肉類 鶏肉
牛肉
羊肉
馬肉
脂質、タンパク質、水分、エネルギー
ビタミン、ミネラルを含む。
肝臓、心臓、腎臓はビタミンAミネラルが
豊富☆
鶏の骨は加熱しなければ与えても問題ない。
臓器類は週に一回程度与えるとよい。
鶏肉は必須脂肪酸オメガ6を含む。
馬肉は鉄分豊富で低脂肪なのでダイエット向き☆
乳製品 牛乳
ヨーグルト
カッテージチーズ
良質なタンパク質の供給源。
ヨーグルトは牛乳よりも
カルシウムが多く、消化を助ける。
カッテージチーズは低脂肪なので
普通のチーズを与えるより良い。
下痢をするコもいるので最初は注意する。
ヨーグルトは下痢を起こす原因の
乳糖を含まないので牛乳のかわりに与える。
卵類 卵黄 最も消化しやすく、質の高いタンパク質
を含む。卵の殻をいっしょに与えると
カルシウムの供給源になる。
ただし、カルシウムは吸収しにくいので
クエン酸の豊富なレモン汁や
酢を加える。
卵白はあげないほうが良いという説と
(アビジンを含むため)
あげても良いという説がある。
卵黄は生で与えてよい。卵白を与える場合は
加熱してから与える。
魚類 サケ
いわし
にしん
マグロ
動物性タンパク質の供給源。
必須脂肪酸のオメガ3を豊富に含む。
オメガ3は炎症を抑え、血液の流れを
スムーズにして中性脂肪を低下させる
養殖ものより天然のほうがよい。
内臓は除く。魚に火を通すときは
オメガ3が流れてしまわないように
油でいためるならその油を一緒に
与えるなど、工夫する。
海藻類
昆布
ミネラル、食物繊維、ビタミンB郡や
ヨウ素を大量に含む。免疫系を増加し
細菌を殺す。
ナトリウムやコレステロールを排出。
血球の活性を高めガンを抑制する。
海藻類は消化しづらいので細かくして与える。
少々のぬかづけや味噌を加えると
消化を促す。塩分はナトリウムであり
これも必要なミネラル。
少量ならだいじょうぶ。
わかめ
ミネラル、食物繊維が多く
昆布以上にヨウ素を含む。
ひじき
鉄分、カルシウムが多い。
脂肪と油 菜種油
亜麻仁油
魚油
必須脂肪酸のオメガ6は鶏肉から
摂取できるが、オメガ3は
これらの油から摂る事ができる。
その他
リンゴ酢
ペクチン、ビタミン、ミネラルが豊富で
酵素を含む。
消化を助け、スタミナを改善する。
にんにく
細菌、寄生虫、ウイルスに対して
抗生物質として働く。
抗酸化物質と抗ガン物質を含む。
タマネギと同じで、多量に与えると貧血を
おこすので、少量与える。
サプリメント
ビタミンC
免疫力の増加
ビタミンE
抗酸化物質
カルシウム
生の骨を与えている場合は必要ない
消化酵素
ドッグフードを混ぜている場合や
皮膚に問題がある場合はこれを
与えることで改善されることもある。


あたえてはいけない食品 ……… ねぎ類、たこ、いか、チョコレート


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