MOOMIN KINGDOM 2

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第1回 情熱


1回目のテーマはタイトル通り「情熱」です。

情熱って何なんだろう??
そんなの決まってるじゃないか、情熱だよ。
そうかもしれません。
でも音楽で言う情熱って何なんでしょう。

・・・・・・・・・
よく分かりませんでしたか。
じゃあちょっと変えましょう。
情熱って誰に対するものでしょうか。
自分じゃないの?
うん、そうでしょうね。
それも正しい意見です。
間違ってない。
というより間違った答えはないでしょう。
でもいい答えっていうものはきっとあるはずです。
いい答えってどういうことでしょう。
簡単に言うと上達できる意見とそうでない意見の違いですね。

僕自身が思う情熱とは・・・
「ステージに立つものがお客さんと共に共有できるもの」
だと思うのです。
ステージに立つものだけが楽しいのではステージって成り立ちませんよね。
それがどんなジャンルであったとしても。
お客さんとプレイヤーがいるからステージは初めてステージとしての役割を果たす。
そこでお客さんとプレイヤーの間でどんな会話がされるか。
ベタな言葉で言うと「心のキャッチボール」とでも言いましょうか。
僕はその言葉は間違ってると思うんですが・・・
キャッチボールは相手の胸元を狙って相手が受け取りやすい球を投げる。
音楽はそんなものじゃないでしょ?
色んな角度から色んな手段で色んな方向へ投げるからおもしろい。
プレイヤーにしてもお客さんにしても。
目指すものはお互い同じかもしれませんけどその過程は人それぞれ必ず違ってくるはずですからね。
じゃあ何と表現すればいいんだろ・・・
まぁ「会話」でしょうね。
その会話を交わす事でステージ自体の質が上がったり、プレイヤーの成長とかお客さんに何らかの影響を与えるとかっていうことが生まれてくるわけです。
素晴らしいですよね。
だから音楽はやめられない。
それで、はじめの話題に戻りまして、情熱についてです。
情熱、ハートですね。
情熱を共有するには・・・
やっぱりプレイヤー自身の心が一番大事だと思います。
お客さんにいい音楽を届ける。
せっかく集まってもらった方にちょっとでもいい思いをして帰ってもらう。
それがプレイヤーの義務だとおもいます。
自分が楽しけりゃそれでいいわけじゃないというのはそういうことです。
そういうことを考えれる人しかステージは上っちゃいけない。
いくら完成度が低くても自分ができる最善の事をすればきっと誰か振り向いてくれる・・・
はずです。

そんなことを考えながら毎日音楽やってます。
こんな感じで第1回「情熱」でした。

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