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焔の岸辺
温暖化を察知している虫たち
長崎県田平町。二月、虫たちは枯れた野原にじっと息をひそめ春を待ちわびています。虫を探すのは四十年以上昆虫を撮影してきたKさん。
Kさんは、虫と同じ目線で撮影できる特殊なカメラを開発した昆虫映像のパイオニアです。今Kさんが気になっているのは、温暖化が及ぼす昆虫への影響。自分で体温を調節できない昆虫は、微妙な温度変化を感じて、活動します。いわば、温度変化のセンサー役なのです。
Kさんがその生態を特に注目している昆虫がいます。ナガサキアゲハです。ナガサキアゲハというのは、羽の色がもの凄く綺麗で、目を奪われるくらい、立派な蝶々です。ナガサキと付くのは、この蝶をヨーロッパに紹介した、かのシーボルトが、ナガサキでこの蝶を採集したことに由来しています。日本最大級のアゲハ蝶で、さなぎもかり大きめ。
幼虫はみかん類の葉を食べて育ち、さなぎで冬を越して五月頃羽化します。
この蝶に今、変化が起きています。ナガサキアゲハは亜熱帯に生息する南方系の蝶。その北限は、九州や四国でした。しかし、ところが最近、信じられない場所で目撃されているというのです。場所は、関東地方。こんな方で見られるようになったというのです。Kさんにとっては驚きです。Kさんいわく「びっくりしましたね。原因はなんだろうとさぐってみたくなりました。」
なぜナガサキアゲハは関東地方で見られるようになったのでしょうか?長崎からおよそ九百キロ離れた神奈川県大磯町。Kさんは湘南で蝶の観察を続ける人を訪ねました。
ナガサキアゲハを目撃した場所へ向かいます。ナガサキアゲハはここ(大磯町)で目撃されているそうです。
「ちょっと前には考えられなかったことですよね。最初にここで、飛んでいる姿を見たときには、ちょっとびっくりしましたね。まさか。こんな蝶が神奈川県にいていいのかなぁなんて思いましたね。」
最初にここで目撃したのは、4、5年前のこと。今では神奈川県で普通に見られています。ナガサキアゲハは、みかん畑を伝って北へ北へと分布を広げていきました。さなぎで越冬するナガサキアゲハにとって、冬の気温は切実な問題。冬が暖かくなれば、それだけ北の地で生き残る可能性が高くなるのです。
ナガサキアゲハの進入によって、問題も起こりつつあります。ここには、ナミアゲハなど他の蝶も生息しています。ところが、急に増えたナガサキアゲハによって、他の蝶たちが追いやられる恐れが出ています。生態系のバランスも崩れてしまうかもしれないのです。
「今ここで発生しているナガサキアゲハというのが、まさにこういう温暖化を象徴している生き物だと思うんです。すごい勢いで増えてきていましたので、どうなっちゃうのかなという恐ろしさというのを感じています。」
北上するナガサキアゲハは、私たちに何を伝えようとしているのでしょうか?
それは、南半球でも同じような現象が起きています。
ニュージーランド南島最大の都市、クライストチャーチ。Kさんはある蝶を調べるために、この地へやって来ました。
オオカバマダラ。アメリカ大陸が原産の南方系の蝶。弛張力が強く、大規模な渡りをします。太平洋の暖かい島々を経由して、ニュージーランドに渡って来たのは、十九世紀。そしてクライストチャーチまで分布を広げました。
このオオカバマダラの生息範囲も変化してきたといいます。クライストチャーチから南へ3百キロのダニーデン。日本で言うと、東京から仙台ほどの距離。南半球では南へ行くほど寒くなります。風が強くて、寒いこの街、ダニーデンでも、オオカバマダラが目撃されるようになったのです。
「確かにここで、2回ほど見たよ」
十五年ほど前から、この街に現れ始めたといいます。寒い気候を乗り越えてこのダニーデンで繁殖するようになったのです。地球温暖化がもっと進めばダニーデンよりも、さらに寒い地方へ分布は拡大するでしょう。
「日本でも、同じようなことが起こっているんですよ。なんか地球規模で、影響が起きている。なんかこれは偉いことなんじゃないかな。」
蝶たちは、温暖化を敏感に察知して、分布を広げています。
しかし、その反面絶滅の恐れのある蝶たちもいます。北海道、大雪山。標高2000メートルを越える高山帯に、遅い春がやってきました。大雪山の自然を四十年以上研究している安田さんは、高山帯にまで温暖化の影響が及んできたことを感じています。
「あそこに飛んでいますね。」
これがウスバキチョウ。日本では大雪山にしかいない蝶で、氷河期のオトシゴと呼ばれています。ウスバキチョウは、一年目は卵で二年目はさなぎで、厳しい冬を乗り越えます。そして、三年目の春にようやく成虫になるのです。花が咲き、餌となる蜜が豊富にある春に羽化するのが本来の姿。ところが、その生態に今変化が起きているといいます。
「たまにこの秋に、狂って孵化するものもいます。産卵まで至らないで消えていくのではないかなという心配もあります。」
秋に、季節外れの暖かい日があると勘違いして羽化してしまうウスバキチョウ。蜜の出る花が少ない多いうえ、交尾もできず死んでしまう恐れがあるのです。
さらに温暖化の影響は、高山植物にも及びます。気温が一度上がると、高山植物の分布が、二百メートル上がってしまうといいます。
つまり温暖化によって高山植物が減少してしまう危険性があるのです。
例えば高山植物の女王コマクサ。ウスバキチョウの幼虫は、コマクサだけを食べて育ちます。コマクサが減れば、ウスバキチョウも減ってしまうのです。
「これ以上、温暖化が進むと、まず住む環境がなくなってしまう。現に、石狩岳の方や、十勝の方は、個体数が減ってきている状態ですから。この大雪山で生き続けてきた生命が、いなくなるということは、危機感を感じてます。」
氷河期から連綿と生き延びてきた命も、ここで断ち切られてしまうかもしれないのです。
場所は変わり、底冷えする京都の二月。ススキの根元にいるのは七星テントウです。本来は成虫で越冬するこの虫が、人間が捨てたゴミによって生体を変ています。
七星テントウのさなぎ。人間が捨てた、空き缶に付いています。冬場でも、空き缶は、日が当たると温度が高くなります。冬でも金属ですから、太陽熱を吸収しやすいのです。暖かいところを選んでさなぎになる。かなり生活パターンが変わってきていると言えます。」
タイヤの裏にはたまごが生みつけられていました。空き缶の上の七星テントウ。人間が捨てたゴミのおかげで真冬でも、活動できるようになったのです。特殊な温度計で表面を測ってみると、草の表面は、十七・二度。空き缶は真夏並みの三十二・九度のまで達していました。
草むら全体から見れば、ここ(空き缶t廃タイヤ)だけ非常に高い温度になっている。ここの周りで、
ミニヒートアイランド現象
が起きているわけです。したたかですね。ミニヒートアイランドができればそれを上手く利用して生活していく。それが昆虫の特徴。自然界の温度変化のセンサー役でもある虫たちは、環境の微妙な変化をキャッチして生きているのです。ここ数年、桜の開花が早まっていますね。花だけじゃなく、虫たちの出現も早まっているそうです。その結果、命の輪で繋がった生き物にも、影響が及んでいるのです。
例えば、ヒキガエル。東京、新宿、大都会の真ん中でも生き物に変化が起きています。餌となる虫の生態が変わったことで、ヒキガエルの生態も変化してきました。
ヒキガエルは、普通は卵を産むのが3月ごろ。そして、生み終わったときに、昆虫が活動するまで、もう一度寝ます。それを、春眠といいます。ところが春眠しないで、ずっと活動を続けて、虫を食べるようになったんです。これも都市の温暖化。虫が活動することによって、ヒキガエルは活動を続けられるようになったということです。
春眠しなくなったヒキガエル。昆虫の出現が早まったことで連鎖反応的に、生態を変えてしまったのです。生き物たちの小さな変化。
それは今はまだ目立つほどではありません・・・。
地球規模で進む温暖化、この百年で世界全体の平均気温は、およそ0・七度上昇したといいます。温暖化にはさまざまな要因があります。例えばニュージーランドの場合、ちょっと特殊な事情があります。この国で盛んな牧畜業。人口の十倍以上の、約、四千五百万頭の羊。そしておよそ900万頭の牛がいます。この牛や羊などの糞や尿が、温室効果ガスを出しているというのです。家畜の糞や尿から出る亜酸化窒素やメタンガスは、強い温室効果があるのです。これがニュージーランドならではの問題となっています。
なんと、温室効果ガスのおよそ五十五%もが牛や羊によって生みだされているのです。
今、ニュージーランド政府は、温暖化の対策を模索しています。そんな中、もしかすると温室効果ガスの削減に貢献できるかもしれないという虫がいるといいます。昆虫と環境の研究を続けてきたRさんは、その虫の生態を観察しています。
「この小さな穴の中にいるのは、フンコロガシの一種です。角が特徴的です」この虫は、牧畜の糞の処理を期待されて五十年ほど前、メキシコから持ち込まれました。
地下に巣を作り、糞を丸くして運び、卵を産み付けます。
「フンコロガシの仲間は、ガスを出す糞を素早く土に返します。だからわずかながら温室効果ガスを抑える役割があるのではないでしょうか」わずかながらでも、この小さな虫に温室効果抑制の期待が高まっています。
まるで自然界のバランスを必死に取り戻そうとするかのように、けな気に生きる虫たち。
地球の温度変化のセンサー役ともいえる虫たち。わずかなメッセージに、私たちは今こそ耳を傾けなければならないのです。
まとめ
普段、生活していても都会の人は、もしかしたら、小動物などの昆虫などは気にも止めないかもしれませんね。しかし、このように、昆虫や小動物にも
温暖化の影響が既に出ているのは明らか。地球温暖化の影響で、やはり、この小動物のように、人も食料問題が出てくるのは、ほぼ確実?といっていいくらいですね。
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