嘔吐112.

July 26, 2005
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カテゴリ: Lily


約三十の嘘が必要なのだと言う。

僕の並べてきた虚実の中に、
一つの真実を浮かばせるのなら。

其れはこの醜い風体のことだけだろう。

惜しくも蒼し、何処までも。
君を想い、君を想い、彼を想い、彼女を想い。

今日も僕は廃れたままのこの表情の奥に、
君の泪と君の微笑みを浮かばせている。




僕は憎むことさえ赦されないんだよ、きっとね。




伊咲夜。





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Last updated  July 26, 2005 11:01:54 PM コメントを書く
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