嘔吐112.

November 1, 2005
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カテゴリ: 幻想即興曲

まだ云わないで、呪文めいたその言葉。

『愛なんて羽根のように軽い』

囁いて、パパより優しいテノールで。
奪う覚悟があるのならば。


百万の薔薇の寝台に埋もれ見る夢よりも
馨しく私は生きてるの、生きてるの。

如何すれば醜いものが蔓延ったこの世界
汚れずに羽摶いて行けるのか、行けるのか。

一人繭の中学び続けても水晶の星空は遠すぎるの。


触れてもいい、この深い胸の奥にまで届く自信があるのならば。


白馬の王子様なんか信じてる訳じゃない。



罅割れた硝子匣飾られた純潔は
滅び行く天使たちの心臓、心臓。

また明日も、目覚める度に百年の刻を知る。

眠れない魂の荊姫、荊姫。

くい込む冠、一雫の血に。
嗚呼、現実が真実と思い知るの。

まだ行かないで、月光の結界で過ちに気付いてしまいそう。
安らかな温もりに抱かれ壊れたい。


私は罪の子なのでしょうか。




もう云わないで、呪文めいたその言葉。

『愛なんて鎖のように重い』

囁いて、パパより優しいテノールで。
どんな覚悟も出来るのならば。

さぁ誓ってよ、その震える唇で


この深い胸の奥底を射抜く勇気があるならば。


貴方捕まえたら、けして逃がさないようにして。




ALI PROJECT 『聖少女領域』





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Last updated  November 1, 2005 05:20:45 PM コメント(1) | コメントを書く


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ふぅ……  
瀧牌  さん
やっぱ素敵(○´v`○) (November 1, 2005 07:21:22 PM)

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